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「……」
彼女が死んだ
「ゲホ、…ゲホッ……おえ“っ…」
ジサツらしい
「……はあ、」
葬儀は済ませた
そのとき、彼女の親にきいたんだ
「あの子はね、よく、茶の間で貴方の話をしていたのよ…」
って
なのに、死んでしまったの?
ボクがいた世界でも、つまらなくて、色褪せて見えたの…?
ごめん
「…色褪せているのはボクもだ」
きっとボクが
キレイでは無く、色褪せたドライフラワーのようになってしまったんだろう。……ごめんなさい
「…花、花で死のう」
よく、鼻高々に花の豆知識を披露してわらっていたから…
「花、買ってこなくちゃ」
ゆらり、と立ち上がって、階段を降りて近くの花屋へ向かう
「…!何してるの、」
母さんにそういわれた
「…花を買ってくる…あの子に渡すんだ……もう、渡したけど」
「…そう」
「…!」
よく豆知識で話していた白のゼラニウムがあった。
「…贈り物には不向き、?」
何故だろう?
でも___彼女は好きだったみたいだから…コレにしよう、!
買い、家へ帰る
白のゼラニウム
白のゼラニウム 花言葉
白のゼラニウム 育て方
白のゼラニウム におい
「…?花言葉、?いや、致死量は」
わからない
「っ,,,,,!!」
ちび、と食べる。っ不味い…!!
「くさい、?!」
独特な香り
「お““え“ッ“…ア““.」
倒れた拍子に、花言葉の検索マークを押してしまった
ちょろり、とみてみるとそこには
私はあなたの愛を信じない
ああ、
元から信用されてなかったんだね
意識を手放した
『….当たり前じゃん。てめえは気付いてなかったみたいだけどさ…』