コメント
1件
庇うって隈ちゃんらしい気がしたので入れました☆次は、おかめだよ~
隈取ver
ではGO
((ギュイィィィィィン))
ドリルの音が響き渡る中、後輩達が行ったり来たりするように
働いている。
俺はハシゴに登って釘を打っていた。
((コンッコンッコンッコンッ))
この音も金槌も慣れている。毎日暑い日の中仕事をする。
三年前から下っ端だった俺は昇り詰めてきた。
もちろん、継続力や体力は必要だ。休日筋トレをして、心を
鍛え上げる。まぁ、今もちゃんと鍛えてるけどな。
翌日、、
俺は別の仕事をしていた。昨日の仕事は後輩がしてるが、
ちゃんと見張らないといけねぇ。油断禁物だ。
後輩は金槌を打ちながらも緊張で手が震えている。
「おーい!後輩!ちゃんと握れよ!」
<(は、はい!すみませんっ!)
すると俺の近くからスーツ姿の若い女が歩いてきた。
全然気にもならなかったが、その後、、
ヒュゴォォ🍃強風が吹いた。
<(うわっ!)
後輩は手を滑らせ、金槌を落としてしまった。
真下には彼女が居て、頭に金槌が向かったところだった。
「!危ねぇ!!」
『えっ、、?!いやっ、、、』
ガバッ
危機一髪。俺は彼女を急いで庇った。
「ハァッハァッ、、大丈夫か、、?」
『は、はい!助けてくれてありがとうございます』
(せ、先輩!本当すみませんでした!そして貴方
にも、俺の不適切で、、)
『いえ!大丈夫です!強風もありましたし、』
「あぁ。気を付けろよ、仕事に戻れ」
(は、はい!)
彼女は、後輩が去った後俺を見て、
『あの、お名前は、、?』
「、、隈取だ。」
『隈取さんですね、、。っと!本当ありがとうございました』ペコッ
彼女はもう一度お辞儀をした後、微笑んだ。
何故かその笑顔で心が揺らいだ。、、礼を言われただけなんだが、、。
「お礼なんていいぜ。これからは気を付けろ。」
『はい!ではまた!』タッタッタッ
彼女は手を振った後、会社へと向かった。
俺も振り返した。
そして、俺は彼女に会うようになった。
翌日も、そのまた翌日も、 会社帰りの時に
話したりした。
俺、、彼女に一目惚れしたかもな。