こんりぅ!
ぷりちぐの学パロですっ
先に言っておきますが、初めて書くのでド下手です!
それじゃ、すたぁーとっ
⚠️よく視点が入れ替わります⚠️
「俺、ちぐのこと好きみたいや」
そう言って笑う君の顔は、儚くて、すぐに消えてしまいそうで、
とても綺麗だった
ぷりちゃんに告白されて数日がたった。俺はまだ返事をできていない
だって、ぷりちゃんのことは好きだけど、ぷりちゃんの言う「好き」じゃない
「友達」としての「好き」
あんな真っ直ぐな目で告白されて友愛だと思うほど残念ながら俺は鈍くない
「はぁ⋯」
「そんなため息ついてどうしたんや?」
「!?ぷりちゃん、」
「おはよーさんっ」
「おはよ⋯」
「なんか悩んどる?」
君が告白してきたことで悩んでるんですなんて言えるはずもなく、
なんでもないよと笑顔で返す
そっちから告白してきた割には翌日からも今まで通り普通に接してきて、
もしかしてあの告白は夢だったんじゃないかとときどき思うが、
そうではないことは俺の身体が証明している
ぷりちゃんと話すたびに心臓がどくんどくん高鳴り始めて体温が上がる
俺の身体はあの日からおかしくなってしまったみたいだ
「ホームルーム始めるぞー」
はぁ、だりぃ⋯こういうときはと、教室の中に好きな人の姿を探す
友達と談笑しているところを自分の席から眺めていると不意に目があった
ニコッと笑って小さく手を振ると顔を真っ赤にして、
すごい勢いで顔の向きを変えた
「なんやあれ、可愛すぎやろ⋯」
「ほんと、お前まじですごいよなー⋯
告白して返事も返ってきてないんだろ?」
心の中で呟いたはずの言葉が声に出ていたようで、
隣にいた親友に話しかけられる
「まぁ確かに返事は返ってきてないけど、
告白したことで俺のことを意識させるのには成功したからな」
「ポジティブすぎてちょっと憧れるわw」
「ありがとー」
棒読みで返すと、こらー棒読みするなーw、と頭を軽く叩かれた
そのまま他愛のない話で盛り上が合っていると
クラスでも可愛いと男子に人気な女子が近づいてきた
「あの、ぷりっつくん、言いたいことがあるから放課後屋上に来てくれない?」
「え、まあええけど」
「ありがと!」
それだけ言うと、もとの女子グループに戻っていった
「なんやったんやろ?」
「さあ?」
俺もこいつも女子には疎いため、彼女の目的が分からず二人して首を傾げる
まあ後で考えればいいと思い、先ほどの話を再開した
帰りのホームルームが終わり、みんなが帰る準備を始めているなか、
俺は一人帰る準備をせずに彼を探していた
「あれ?ぷりちゃんは?」
今日こそは告白の返事をしようと覚悟をきめていたのに、
教室に彼の姿が見えない
「ねーねー、ぷりちゃんってどこに行ったか知ってる?」
とりあえず近くにいたクラスメートに聞いてみると、
屋上に行っているのを見たと言われた
ありがと~、と笑顔でお礼をし屋上に向かう
屋上に入る扉の前まで着き、ドアノブに手をかけると中から声が聞こえた
「ずっと前からぷりっつくんのことが好きでしたっ、
私と付き合ってください!」
あ、思わず声が出る
あの子は可愛いとうちのクラスで人気な女の子だ
彼からの告白を今から断るところだったくせに、
その様子をみていると心が苦しくなってきた
彼が返事をしているところを見たくなくて、その場から走って逃げる
走ってもう誰もいなくなった教室に逃げ込むと涙があふれてきた
「はは、」
乾いた笑いが口からもれる
告白されてるのを見てから気づくなんて、鈍感な自分を殴りたくなってくる
きっと彼は彼女からの告白をOKするだろう、だってそれくらい可愛いんだから
俺のことなんか忘れて、二人でデートに行ったり、キスしたりするんだろう
それを嫌だと思ってしまう自分の身勝手さが嫌になってくる
俺の目からは涙が溢れ出してとまらない
「もう、やだなぁ⋯」
「なにが?」
座り込んで泣いていると、上から声がした
ずっと聞きたかった、愛しい人の声
「すき」
「俺も」
「え?」
思わず想いを伝えると予想外の言葉が返ってきて驚く
顔を上げて彼の顔を見つめると、彼は優しく微笑んだ
「あの子からの告白なら断ったで」
「うそ」
「嘘やない、ほんとや」
「じゃあ、」
「ちぐ、好きや。俺と付き合ってください」
俺の言葉を遮って君はもう一度、俺にチャンスをくれた
もう、失敗しない
「はい、よろこんで」
西陽のさす教室で、俺たちの運命は重なり合った
はい、終わりですっ
むずかったぁ(´;ω;`)
また更新するかも!
そんじゃ、おつりぅ!
コメント
2件
今回も神作品でした。今回のがノベル初めてって思うほど上手かったです。私もりぅりぅさん見習って頑張ります!