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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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こんりぅ!!!

今回は特にこれといった設定はないんですけど、

『』このカッコはメール上でで話していることなので注意してくださいっ

今回はちぐちゃん視点だけです!

んじゃ、スタート!!


「ふぁ…」

暇である。とても、暇である。

朝の5時20分。とても早い。

持て余した暇をどうにかするために、スマホで何かゲームでもしようと、

電源をつける。

「あ、」

なんか、メールきてる。

「ぷりちゃんからか、」

『体調大丈夫そうかー?』

そっか、昨日は体調悪くて撮影休んじゃったんだった。

でも、心配してくれてるって嬉しいな、

「これってもしかして脈アリ…」

いいかけて、思わず首を振る。

ぷりちゃんは誰にでも優しいからみんなにこうゆうこと送ってるんだ。

きっと、多分そう。気を取り直してメッセージを打とうとスマホを持つ。

「えと、だい、じょうぶだよ、っと」

『大丈夫だよ〜』

『元気すぎて、今目が覚めちゃった笑』

『ぷりちゃんはもう起きた?』

『って、起きてるわけないか笑』

「…」

『好き』

『大好き』

『愛してる』

だめって思ったんだ、でも、心の中にずっとあった想いは隠しきれなくて、

指が勝手に動いた。

こんなこと、同じグループのメンバーに、しかも男に送られたって、

困るはずなのに。

「…ッ」

やっぱり勇気が出なくて、メッセージを送信取り消しする。

ちぐさがメッセージの送信を取り消しました

という文章は俺の想いは届くことはないって言われているようで

悲しくなり、スマホの電源を落とす。

「なんで俺、あんなこと送っちゃったんだろ、」

後悔の声は、一人だけの部屋に虚しく響いた。


「はぁ…」

「今日は行かないと、」

すでに1日撮影を休んでしまった身として、今日は行かなければいけない。

それは俺だって分かっている。

でも、たとえぷりちゃんがあのメールを見ていないとしても、気まずいのだ

「どーしよぉ、」

「…行くっきゃないかぁ」





外が寒くても大丈夫なように、防寒対策バッチリで外への扉へ手を掛ける。

重たい扉をゆっくりと開けると、背の高い人影が見えた。

驚いて伏せていた目を上げると、

そこには、俺が痛いほど焦がれている人がいた。

「ぷり、ちゃん?」

少しかすれた声でその名前を呼ぶと、ぷりちゃんはふふっと小さく笑った。

「ちぐ、おはよ」

「お、おはよ、」

「急に体調悪くなって倒れられたら困るから、迎えに来たで」

ぷりちゃんは、そう言っていたずらっぽく笑う。

「ほら、一緒に行くで」

「うん、」

急かされて歩き始めると、ぷりちゃんが口を開いた。

「ちぐ、こないだ俺に送ってきてたのって何?」

「ぅえッ?!見てたの…?」

あのメールが見られていたことを知り、恥ずかしくなってくる。

「まぁな、で?」

その先に続くであろう言葉が怖くてギュッと目を瞑る。

「あれは、脈アリだって考えていいん?」

「ふぇ…?」

予想外の言葉に困惑し、呆けた声が出る。

ぷりちゃんはそんな俺の様子を見て少し笑い、俺の手を取る。

「俺にもチャンスあるんかもって、勘違いしていいん?」

優しく囁かれ、顔が熱くなっていくのが自分でもわかった。

その瞬間、今まで散々考えてきていた、想いを伝える言葉なんて

全部吹っ飛んで、口が勝手に動いていた。

「勘違いして、いいよ」

そんな俺の言葉を聞くと、ぷりちゃんはふっと笑って俺に顔を近づける。


気づいたら、俺と、ぷりちゃんの距離はゼロキョリになっていて、

俺の初めてのキスは奪われていた。

「ちぐ、好きです。俺と、付き合ってください」

初めての告白は、初めて恋をした人から。

「はい、喜んで!」

いつの間にか俺の目からは涙がでていたみたいで、

ぷりちゃんがぬぐってくれた。

2人で目を合わせて、ふふっと小さく笑いあう。

俺の初めては今も、これからも、君のものだよ。


終わりですっ

上手く書けた気がする…✨️

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そんじゃ、おつりぅ!

ノベルれんしゅ~部屋!!

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126

コメント

8

ユーザー

最高すぎる…♡ マジで、どれも長編化して欲しいくらい最高♡

ユーザー

最高過ぎるぅぅ〜!!

ユーザー

めっちゃいい!! 面白かったです!! 次回もたのしみにしてます!

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