警察の人達が見えた。刑事さん達2人に、採取する人や、
お母さんを運ぶ人々、
近所の人達が野次馬みたいに来てた。
隣の早川さんのおばさんが見えた。
万梨子ちゃんに話があるって
刑事に呼び止められた。
「今日の午前中に男性が訪ねてきたことを話された」
「名前聞いてませんか?」
「わからないけどイケメンでしたよ、それに品のある顔に、口調が学校の車を話されたのよね…」
「学校って私の学校ですか?…」
「そうだ目元の横にホクロがあったって美登里が」
「美登里ちゃんが…」
今呼んできます!
「男の人を見たっていうから」
「小学6年生の工藤美登里ちゃんが友達と勉強するのかって」
「今日午前中で学校が終わって、玄関先で大きな声を出してたおばさんを見たよ、それにおばさんのことに和歌子さん俺と別れないからだとか聴こえてきました」
朋美も聞いてましたよ。
「そうなの」
「本宮朋美ちゃんどこに住んでる?…」
「私達に関係ないよ!」
美登里~!
「お婆ちゃん…あのおじさんに睨まれた。万梨子お姉ちゃんに言わないでよ…グスッ」
刑事さんに言われた。
君が親のこと、
知りませんでした。お父さん、お母さんにこんなことになるなんて、
姉の摩沙美が泣いてた。
木崎さんに話があるって問い詰められた。
「和歌子さんと何時くらいに話されたのか?」
「朝の8時過ぎでしたよ…」
「いつもなら俺が中学の時から送迎してましたから。お義母さんがこんな事になるなんて思ってませんので…」
お義兄さん…
万梨子…
「私しっかりするよ!」
お父さんも仕事に専念してるから。
隣の早川さんのおばさんが
「美登里が似顔絵を書いてくれました!」
「刑事さんがこの人が見えたってことですねぇ」
私はチラッ手渡された時に見えた
誰かに似てる…
あ!小暮先生!!
「万梨子?…」
刑事さんに聞かれた
「今小暮とかって…」
桜井万梨子ちゃん教えて欲しい。
「この人が小暮先生っていうのか?…」
「私が入学する時お母さんが付いてきた。教育方針の先生だと言われて」
「住所、名前聞いてました。母の携帯電話を聞かれてた。先生だからこそ私が低血圧だったから。薬を飲んでるので…」
「見せて欲しい」
鞄の中から処方箋の電話番号を記録してた刑事さん、
「如月?…」
「了解しました!」
小暮祐也、
ちょっと待ってください奥さまの携帯をお借りします。
「記録されてますよ!」
「あなた達…和歌子の事を調べるのか!」
「お父さん~!やめてよ警察に任せるしかないでしょ!」
綺麗な奥さまでしたね。
「娘達が自慢してたよ…」
「ご主人、警察にご同行お願いいたします」
行きます。
「如月刑事?病院の方が桜井万梨子さんの処方箋の確認取れました」
「そうかあとは小暮祐也の調査、逮捕本部に連絡して捜査令状取ります」
「頼むよ」
摩沙美さん、木崎さんもご同行お願いいたします
まったく…万梨子のお陰で
姉に睨まれた。
孤独感はあった私
お姉ちゃんあずみは?
「向こうのお義母さんに預けてたわよ!生意気な口を開かないでよ!」
姉が言うか?…
本当の姉妹か?…
高校生なのに落ち着いてるな…
木崎が口を出した。
「お義母さんに似てきてますよ…」
「あなた…よけいな事言わないでよ!」
摩沙美…
姉夫婦も拗れてた。
お父さんしっかりしてって祈りたい…
万梨子おいでー
お父さん~!待って
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