警察で尋問された桜井一家、城山先生、
家族の確認取れました。帰っても良いと言われた。
担当の警察さん、
如月刑事、
この人、
木戸さん~
「何だよ。如月の担当だろ笑っ」
「お願いいたしますよ、木戸さん…」
「わかった!」
城山仁、摩沙美姉さんが帰るって言うから。
葬儀の日時決めないとね。
お父さん、自宅で良いの?…
「寺院で頼むか…」
お父さんが私を見て
万梨子の世話を頼むか、
私出来るよ。お母さんのやること見てたから。
「来る」
「でも仁さん、私あずみがいるのよ」
四十九日過ぎるまで居たら、
父と私を見た。
お前城山の嫁だ。お母さんに迷惑かけるな。母さんの法事に呼ぶからな。
「お父さん…ありがとう」
「城山?摩沙美の事、おふくろさんが住むなら嫁姑になるから頼むよな」
「お義父さん…ありがとうございます…」
「万梨子?困ったら連絡してよね」
「はい、お姉ちゃんたまに顔出してね」
「うん笑っ」
お姉ちゃんー!!
「万梨子、寂しくなったらお父さんを頼むね…」
「はい!」
7歳違う姉妹か…
「何言ってるんだ仁笑っ」
数日後に通夜、葬儀、
「お父さんの会社の人来るんでしょ?…」
母さんの弟、料理教室の村上さん、
私は仏壇、お母さんの顔見たい、
本当に小暮先生と会ってたの?…
「なんとかいってよ!」
万梨子ー!!
「お父さん~!ごめんね…私どうかしてたね…強がりしてた…」
「泣け、万梨子…」
思い切り泣いたお父さんに抱きついてた。
「お前和歌子に似てきたよ…強がりしてた和歌子も摩沙美の気性、母さんに似てきたよ」
顔を見上げて、
「ごめんくださいー桜井さんいますか?」
「誰か来たね」
私はハンカチで拭き、
バタバタ、
どちら様ですか?…
「こちらに田村和歌子の家ですよね?」
「はい!ちょっと待ってくださいお父さん、お客様」
父も顔を拭いて出てきた。
入ってきた。
もう一人の男性、
いくつ位だろ…和歌子に似てる…
「田村真哉と言います。姉に会えると心から期待して来ましたよ笑っ」
こちらにどうぞ…
床の間に通された。
座布団を出された。
この子が娘?…姉に似てる…
布団に寝かされ白い布が被された。
「お母さん…ですが」
え?…姉さん…
「私の母さんですよ…」
姉貴ー!!
2人姉弟で出てきたっていう事から聞かされた
「誰に殺されました?…」
「まだ捕まってませんが…」
父と田村真哉さんにお茶を出した。
珈琲を淹れた。
母の手作りのカステラにクリームが挟まった冷蔵庫に保管してあった。
「万梨子おいで、この人が母さんの弟だよ。結婚式の時、弟がいるが離ればなれになったって聞かされた」
挨拶した私、
「可愛いお嬢さんになったねぇ」
姉さんが嫁いでます、
「姉もいるんだ笑っ」!
「どちらに行ってた?」
愛知県、大阪支店の銀行員ですよ…
姉の過去、苦労してた。
「親父が酒乱で母親と妹に暴力振るい。出たが。居どころをつかみお金をせびって、子供たちに手を出すなって父にナイフ向けたが、反対に刺され。失くなりました。俺がまだ小学生でしたので」
「父が母さんを殺したから」
「警察を呼んでくれた姉が同行して話された時を思い出します」
「頭が良くて気さくに話す顔がおふくろに似てましたね」
「料理教室内で講師してましたよ」
「生きてる顔を見たかったな」
「今どこに住まいを?」
アパートにいますよ。
近いうちに姉の傍に移りたいと思ってましたが。
「向かいのコーポどうだ?」
道路向かいに見えるから。
「でも桜井さんに御迷惑かけますよ」
「この娘が寂しがるだろ笑っ」
「伯父様私の近くにいてくれますか?」
顔をあげた時、姉に似てる姪が素敵な笑顔を見せた。
「いつの通夜します?」
週末に入れる皆が土曜日曜休みだろ。
ここ?
そうだよ!2年ぶりだなー
万梨子さんいるか!
「誰か来たね?お父さん」
はーい、ドア空いてますよ!
万梨子さん~!
2人の青年、大人びた、
「万梨子変わらないな!」
「龍之介?…」
「万梨ちゃんしばらくだね笑っ」
神野慎之助さん…
お父さん真山さんの龍之介が来たよ!
お邪魔します!…
おばさんは?…
「龍之介お母さん亡くなったよ!」
え?…
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