Nakamu視点
さて、医務室に着いたけど…
きりやん、いるかな?
*コンコン
kr『ん、誰?』
nk「俺、なかむ」
kr『…え?Nakamu?』
nk「……?うん」
kr『ちょっと…待ってて』
そう言ってどこか行ってしまった
何かあったのか…?
きりやん視点
kr「ちょっと…待ってて」
Nakamuは”さっき来て、研究室に戻って行った”はず
でもなんで?
研究室のドア前から話しかけてみる
kr「Nakamuー?」
nk?『ん…なに?』
kr「その…今医務室にNakamuって名乗る人が…」
「でも声も話し方も違和感ないし…兄弟か何か?」
nk?『俺に兄弟は居ないけど 』
kr「…だよね」
だとしたら、”あれ”はなにか
もしくは、”このNakamu”はなにか
そう考えるうちに1つ思い出す
今のNakamuは、優しい話し方だ
じゃあこのNakamuは…?
kr「……お前、誰だ」
nk?『ん?Nakamuだけど』
『もう少しだから待ってて』
kr「いや…違う」
「Nakamuの今の話し方はそんなんじゃない」
nk?『………』
『あーあ、せっかくここまで入れたのに…』
研究室から出てくる”それ”はやっぱりNakamuにそっくりそのものだった
nk?「ドア前の、呼できて」
kr「……」
とりあえず、従って呼できてみる
何があるか分からないから
kr「Nakamuー?」
nk『ん?終わった?』
kr「まぁ…とりあえず入っていいよ」
*ガチャ
nk「ん…何かあった─」
Nakamu視点
nk「ん…何かあった─」
目の前には信じ難い光景があった
さっき見た、”俺”がいた
なんでここに?まずどうやって?
そんな疑問が浮かぶ
nk?「あー…さっきぶり?」
nk「なん、で…?」
nk?「なんでも何も…」
「俺は帰ってきただけ」
nk「帰ってきた…?」
nk?「…きりやんは知ってるよね?」
「”この世界に1人、能力者がいる”」
能力者
信じ難い話だけど、ここは転生後の世界だからか違和感もない
でもこの世界に1人?
nk?「俺はその能力者だ」
「それからこの能力でこっちまで帰ってきたと思ったら…」
kr「お前…帰ってきてやることかよ」
nk?「まぁいいでしょ」
「向こうも悪くはなかったけどね、こっちはやっぱ居心地がいいね」
nk「お前は…」
nk?「あぁ…申し遅れたな」
「俺は”この世界のNakamu”だ 」
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
3件
ドアの前何が書いてあったんだ??…🤔 nk?さんの目的も謎だ...