Nakamu視点
nk?「俺は”この世界のNakamu”だ」
nk「この世界の…?」
まるで色んな世界に”Nakamu”がいるような言い回し…
でも実際、ここと向こうの世界にはいるし…
kr「…で、研究室で何してたの?」
nk?「…”蘇生薬” 」
「要らないかもだけど、もっとちゃんとやりたいからね」
nk「蘇生…?」
「目的は何?」
nk?「…こうなった全ての元凶の…あいつを」
「あいつを、早く殺す為に」
kr「…反対では無い、けど」
「あんま無理すんな」
元凶?あいつ?反対ではない?
何の話をしてるのか…
nk「何の話してるの?俺には何も…」
nk?「知りたい?…元凶のあいつは─」
kr「待て」
「このNakamuの前であまり出すな」
nk?「…わかったよ…とりあえず残りを完成させてくる」
「ただ、1つ言っておく」
「くれぐれも、お前もきりやんも気を付けろよ」
そう言って戻って行った
なんだったんだ…?
kr「あんまり気にしないで」
nk「…うん…」
kr「さて、仕事に戻るよ」
「Nakamuもね」
nk「…うん」
「じゃあ行くね」
kr「はいよー」
一体なんなのか、どうせきりやんに聞いても教えて貰えはしないだろう
…気になるけど、これ以上模索してもどうせなー…
きりやん視点
あのNakamuが去ったことを確認してから、研究室に入る
nk?「んだよ…ノックぐらいしろよ」
kr「いや、それは悪いけどちょっとね…」
「…本当にやるの?」
nk?「やるよ」
kr「じゃあ、1つ言っておく」
「あいつは今別の人に憑依してる」
「つまり本体を蘇生しても、意識はその人の中だ」
nk?「…てことは、最終的には1人何も関係ない人が犠牲になる、と?」
kr「……」
その返しに対して返事はしなかった
だって、それはそうだから
それでも俺はこのNakamuを尊重することしか出来ない
nk?「わかってるだろうけど、それでも俺はやる」
「憑依されてる人まで殺せばしてる奴も死ぬ」
kr「…そうだな」
「まぁ、やるときには教えろよ」
そう言い残して、研究室を背に医務室へ戻る。
???視点
もう、俺のことは”バレてる”って言っても間違いはなさそうだ
…いつ戦うことになるか
この体だとちゃんと動くことは難しそうだ
さて、どうなるのか
???「今から楽しみだ…」
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
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