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「いつまでも」
チャットノベルが消えてしまったので、こっちで書きます💦短編です!ノベルは不慣れですが大目に見てやってください( ߹ᯅ߹ )
𝕊𝕖𝕥𝕥𝕚𝕟𝕘
Name:青葉 蓮《あおば れん》
Original:呪術廻戦(作者|芥見下々)
Quick:水操
Birthday:9月9日
Height:163cm
Feature:結構乙女。理解力高いようで低い
Illustration: Picrew「おさむメーカー」様
Cover: かんたん表紙メーカー様
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ℙ𝕣𝕠𝕝𝕠𝕘
カーテンの隙間から薄い明かりが零れる部屋に、甲高い機械音が響く。
意識が未だ朦朧とする中、音源を手繰り寄せて無機質な液晶画面に触れる。
一晩かけて作り上げた温もりを恋しく思いながらも体を起こし、時計を見やると6時を指していた。
「……第1ノルマ達成…」
カーテンを開けて冷たいベランダに置かれた様々な植物に水をやる。
何も無い空間から水の塊が生まれ、雨のような小さい粒となって植物達に降りかかる。
生き生きとした植物達は、過酷な毎日を生きる中でのTOP5には入る癒しだ。
しばらくニマニマとしながら植物達を見つめて冷たい空気ですっかり目も冷めた頃、部屋に入って朝食の支度に取り掛かった。
__チーズを乗せて焼いた食パンにインスタントのオニオンスープという質素な朝食を済ませ、歯も磨き、時刻はすでに6時30分を回っていた。
高校は寮制で8時には教室にいれば良いが、いそいそと身支度を進める。
制服を来て、髪もばっちり整え、忘れ物はない。
6時45分、靴を履いて外へ出た。
角にある部屋のインターフォンを押して、じっと待つ。
1分ほど経った後に、部屋の主がとても眠そうな顔を出した。
「おはようございます」
「…しゃけ」
フラフラとした足つきで奥へ進む部屋の主を、スタスタとついて行く。
カーテンを勢いよく開け、ご飯を作り制服を椅子にかけ、部屋の主がご飯に手をつけだしたところで
「じゃあ、お先に行ってますね」
と、7時25分に万円の笑みで部屋を出て、軽い足取りで学校へ向かった。
これは
そんな朝を迎える
どこにでもいる女の子の
_小さな恋の物語。