激しくノックされる扉から距離をとり、アッシュの背中に隠れているとゆっくりと扉が開く。
これから私達はどうなってしまうのか、ウィリアムは救えるのか、色々な不安が一気に押し寄せ、ぎゅっと目を閉じて身構えていると、アッシュが声を上げる。
「リオネル」
「え?」
顔を上げると、アッシュの言う通りこの場所に似つかわしくない煌びやかな服を纏ったリオネルが扉の前に立っていた。
後ろにいる兵は見張り役だろうか。突然現れたリオネルに戸惑っているようだ。
「リオネル様、どうしてこの場所へ?」
「この者たちと話がしたい」
「しかしこの者たちは……」
「少しの間でいい。全員下がっていてくれ」
兵士たちはリオネルの言葉に慌てだした。
「危険です!せめ*********
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