「イリミヤと決闘!?」
昼休み、中庭へ続く廊下で、俺の話を聞いたアリスは素っ頓狂な声をあげた。
本当は1時間目の前に伝えようと思ったけど、昼休みになってから言って良かったと思う。
教室でこんな声を上げたら、悪目立ちしてアリスは恥をかいただろう。
「え? え? あの、でも確かあのイリミヤって人、今回のドラフトオークション最高落札価格で、魔力強度が7900って……」
「ああ、ウィナーの4000より高いな」
混乱するアリスは、ますます放心状態になる。転びかけた彼女を、良歌と立花が支えた。
「でも良治君、実際のところどうなの? ウィナー君と違って入宮君も同じ地球人で魔力強度は向こうが2倍近くも高いんでしょ?」
「何を言っているんですか立花さん? 兄さんの爆裂魔法を見たでしょう? あの変態ストーカー野郎だってイチコロですよ」**************************
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