「うううう~、世界がガタンガタンなってる、世界がああ……!」
「しっかりしろって、もう着いたから! ん? なんか車止まってる」
倉庫の前に停まっていた車を見て、バイク酔いは吹っ飛んだ。パステルピンクのミニクーパー。
間違いない、朱虎だ。
「ありがと、ミカ。ここまででいいよ。あとはあたし一人で行くから」
「行くって、何なんだよ。オレついてくぜ、中に誰かいんのか?」
「朱虎がいるはずなの」
ミカがぎょっとした顔になった。
「げ、あのターミネーターみてーな人? お、オレ、外で待ってる」
「うん、じゃあ……」
その時、倉庫のなかからタンッ、と乾いた音が小さく聞こえた。
全身がざわっ、と震える。
「ん? なんか中で音したな。何の音だ、今****************
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