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原作とは異なります
本人様とは一切関係ありません
夜透「にしても遠いな…この前地震があったからか…また変わってる」
雪夏「…?ねぇ、夜透さん」
夜透「ん?どうした?」
雪夏「こっち…道があるんだけど」
夜透「うん?見たことない道だな」
夜透『あなた 見た? ここ』
フード『私 見た ない 』
夜透「それならこっち行ってみるか」
雪夏「出口かもしれないし!」
夜透「…嫌な雰囲気だな…出口には見えないが」
雪夏「…ここ…すごく深い地下室だよ」
夜透「何があるんだ…?」
目の前には扉があり、深い深い下へ続く階段があった
雪夏「くっっらい…」
夜透「怪異じゃなかったら見えなかったな」
ゆっくりと階段を降り続け、また扉が見えた
夜透「…開けるぞ」
雪夏「うん…」
ガチャッ
???「とおりゃんせとおりゃんせ」
??「ここはどこの細道じゃ」
???「天神様の細道じゃ」
雪夏「童謡…?しかも…子供の声?にしては大人っぽいような…」
夜透「日本語…人間か?」
??「ちょっと通してくだしゃんせ」
???「御用の無い者通しゃせぬ」
??「この子の七つのお祝いに」
??「御札を納めに参ります」
???「行きは良い良い」
???「帰りは怖い」
??「怖いながらも通りゃんせ」
???「通りゃんせ…」
雪夏「あ、あの、そこにいるのは誰ですか?」
???「…」
暗い牢屋の部屋の奥から歌声が聞こえたので聞いてみる
カキーンッギリギリッ
雪夏「ヒュッ」
夜透「ふーくん!」
??「チッ…」
フード『彼女 危険 怪異 殺す』
カキンッギリギリッ…ガン!
??「ここに何の用だ」
雪夏「あっ、え?女の子…?」
さっきの子と違う声…
??「お前…人間か」
雪夏「う、うん…」
??「なんでここに来た?ここは立ち入り禁止だぞ」
雪夏「そ、そうなの!?ごめんね!知らなくて…」
夜透「ちなみに奥にいる子は…」
夜透「…ごめんごめん笑」
雪夏「…」
今の声…何?近付いてたら絶対殺された…
??「さっさと帰った方がいい」
雪夏「そ、そうだね、ありがとう」
そう忠告してくれたのは黒髪ボブヘアの赤い目の女の子だった
??「…姉さんに会う前に」
雪夏「?何か…」
??「なんでもない」
雪夏「そっか!ありがとう」
夜透「まるで牢獄みたいな部屋だったな」
雪夏「あの子は何してたんだろう…」
夜透「触らぬ神に祟りなしだよ」
雪夏「…そうだね」
雪夏「…」
あの黒い子の名前…聞けばよかったなぁ
…あの子が言ってた「姉さん」は誰の事なんだろう