テラーノベル
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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※「はじめに」を読んでいただくことをおすすめします。
※センシティブ表現?あり(軽いものだと思います。念の為センシティブ設定にしてます)
🦍→「」
🍆→『』
帰りの電車に揺られ、俺は何故か少し緊張していた。
これから、ドズルさんの家に泊まる、から。
泊まったことはある。
でも、それは俺が倒れてしまった時、緊急的に泊まることになっただけで、ちゃんと意識を持って泊まるということに少し緊張してしまう俺がいた。
「どうしたんですか?」
『あっ…ううん…何も…』
「ずっと考え事をしてますよね?」
『えっ…あっ…いや…』
俺の小さな変化にも気づくドズルさん。
全て見透かされてるのではないかと、ドキドキしてしまう。
「緊張…してますか?」
『えっ…うん…なんでか分からないけど…』
もう素直になるしかなかった。
「大丈夫です…僕も、ですから…」
『…そっか』
緊張をお互いに共有するように、ぎゅっと手を握る。
少し緊張が解れる気がした。
マンション近くの駅に着いた。
長いようで短かった移動も、あっという間に終わってしまった。
帰り道は、何故か2人共無言だった。
握った手の温もりだけを感じて、帰路についた。
『俺、服とか…取ってくるね…』
「はい…じゃあ、また後で…」
ぎこちないやり取り。
この後の事を考えてしまうは、俺だけだろうか。
きっと、ドズルさんも…と思いながら、準備をした。
インターホンを鳴らす。
ガチャリと開くドア。
「どうぞ^ ^」
『うん』
ドズルさんが笑顔で迎えてくれた。
安心感と少しの期待。
入ったことがないわけではないのに、初めて部屋に入るような感覚が不思議だった。
「少し遠出だったから疲れましたね。飲み物用意するので、くつろいでてください^ ^」
『うん、ありがとう^ ^』
ソファーに座りくつろぐ。
うーん、と伸びをして、ボーっとする。
「おまたせしました^ ^どうぞ」
『ありがとう^ ^』
まったりとした雰囲気の中、ドズルさんもソファーに座り、話しをする。
「楽しかったですね^ ^」
『うん、久しぶりにはしゃいじゃった』
「ぼんさん、本当に楽しそうでしたね。もちろん、僕も楽しかったですよ^ ^」
あの水槽が綺麗だったとか、小さな魚達が可愛かったとか…、帰ってきた時のぎこちなさなんてなかったみたいに、2人でたくさん話した。
俺は、お揃いで買ったキーホルダーを出した。
『プレゼント嬉しかった…中身知ってるのに、嬉しいことってあるんだな…』
自分の目の前にキーホルダーを掲げて眺める。
紫の石がキラキラしてて、綺麗。
「….」
俺がキーホルダーを眺めていたら、
ドズルさんは黙ったまま、持っていた飲み物を一気に流し込み、コップをテーブルに置いた。
『….?』
そして、ひと呼吸置き、
俺をぎゅっと抱きしめた。
『….///』
「はぁ…ずっとこうしたかった…」
『ドズルさん…』
俺も、抱きしめ返す。
「ぼんさんが、水槽やライトを見て綺麗と言ってた時…、正直僕は、貴方の方が綺麗だとしか思っていませんでした…」
『そうだったの…?///』
そんなこと思っていたなんて知らなかったし、急に恥ずかしくなった。
『もう…ドズルさんはなんでそんなにストレートに言えるのかな…』
「僕は、思った事をそのままを伝えているだけです」
『…そっか』
嬉しい…その、ひと言では片付けられないくらい気持ちが高揚していた。
抱きしめる力を強くして、ドズルさんの温もりを感じる。
すると、
ぐぅ、とドズルさんのお腹が鳴った。
「あっ…ご飯まだでしたね(^^;)」
『そうだねw』
ははは、と顔を見合わせて笑う。
「今から食べに行くのもなんですし、コンビニで適当に買って来ますね」
『…あっ、俺も行くよ』
なんだか1人になりたくなかった。
1秒でも長く一緒にいたかった。
「じゃあ、一緒に行きましょう^ ^」
近くのコンビニで晩飯を買う。
お腹が空いていたドズルさんは、案の定たくさん商品を抱えて、俺が持ってるカゴにガサガサと入れて来た。
『よくもこんなにww』
「お腹空いてるんですw」
『仕方ないな〜w』
子供みたいで可愛いだなんて思ったことは、俺だけだろうな。
買い物を済ませ、部屋に帰ってきた。
晩飯を2人で食べながら、楽しく話しをした。
なんでこんなに話題が尽きないだろう?
不思議だなと思った。
晩飯を食べ終わり片付けを済ませた。
俺は、ソファーに座りスマホを見ていた。
「ぼんさん、先にお風呂どうぞ^ ^」
『先にいいの?』
「はい^ ^僕は後で大丈夫なので」
『じゃあ、お言葉に甘えて先に入るね』
着替えをもって風呂場に向かう。
髪と身体を洗い、湯船に浸かる。
『はぁ…気持ちいいな〜^ ^』
今日の思い出が頭に浮かんでくる。
少しニヤニヤしてしまう自分がいた。
こんな顔誰にも見せられないな…俺は、湯船から上がり、冷たい水で顔を洗って気持ちを切り替えた。
『ドズルさん、上がったよ〜^ ^』
「じゃあ、僕も入ってきますね^ ^」
『うん』
お風呂で温まりぽかぽかしている。
ソファーの上で膝を抱えて、ふわふわとした思考の中、ドズルさんが上がってくるのを待った。
「ぼんさーん、上がりました^ ^」
『あっ…ドズルさん…おかえ…り…』
いつも前髪をきっちりと上げている髪型のドズルさんが、お風呂上がりで前髪が下りている。
見たことなかった姿に、ドキッとした。
いつもより幼く見える。
「…?どうしました?」
『ううん…なんでもない///』
俺は、視線を逸らした。
「ぼんさん、髪まだ乾いてないじゃないですか〜」
『えっ…あぁ、俺いつもこうだから』
頭からタオルを被ったままでいる俺に、
ドズルさんは、
「風邪引きますよ?ちゃんと乾かしましょ^ ^」
ドライヤーを持ってきて、俺の髪を乾かそうとした。
『じ、自分でできるって///』
「僕が、ちゃんと乾かしてあげます^ ^ぼんさん、中途半端に乾かしそうだからww」
『ぅーん…分かった…お願いします』
中途半端に乾かしそうだから…というのは、的を得ていた。
それくらい自分に対して無頓着なのが、バレているんだな…。
本当に人の事をよく見ている。
髪をわしゃわしゃと掻き、乾かしていく。
心地良くて寝てしまいそうだった。
「はい、終わりましたよ^ ^」
『ありがとう…///』
「どういたしまして^ ^」
心地良い時間が終わり、ドズルさんも髪を乾かす。
まったりとした時間が訪れる。
「ぼんさん、もっと、こっちに来てください」
『あっ…うん』
俺は、ソファーの端の方に座り、無意識に距離をあけてしまっていた。
呼ばれて、ドズルさんに近づき身体を寄せる。
「ぼんさん…好きです…」
優しい声で言われ、ドキドキする。
『俺も…ドズルさんが好き…』
「こっち向いて..?」
ドズルさんの方を向くと、キスをされた。
『んッ…』
長めのキスに蕩けてしまいそうだった。
名残惜しいまま、唇を離す。
「…ベッド行きましょうか」
と、耳元で囁かれる。
『うん…』
俺は、頷いた。
これから起こる事の期待と、
自分がどうなってしまうか分からない不安。
2つの感情が混ざったまま、ドズルさんに手を引かれ、寝室へ向かった…。
コメント
4件
キタキタキターーー‼️ もう顔がニヤけっぱなしです😍