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うおおおおおおおおおあああ新作!!!!!! …遅れましたすみません……(((((((((((( くろがなくとき…悪魔が誰かは分からないけど…何かをなかした時に使える能力があるのか…? 何かが”無く”なる…誰かが”亡く”なる…ゴリ押しでもいいなら、めっちゃあるな… rdさん…何を知ってるんだ…( 加護者と見習い…分からんなぁ……
【ひのりside】
『ッはぁ…ッはぁ…!』
ra「ひのりッ!大丈夫!?」
『なっ、なんとか…ッ…ありがとう…』
私は楽山ひのり。ついさっき、私は死にかけた。
『らっだぁ!おはよ!』
ra「ひのりじゃん!珍しいね、この時間に登校するの」
『ちょっと寝坊しちゃって〜…』
ra「ほんとに珍しいね」
こいつは猿山らだお。私の幼なじみで、同じ高校に通ってる。いつも私の傍にいて、友達いないんじゃないかって私がちょっと心配してるやつ。
ra「うげっ、今日テストあるよね…?」
『あるある!その言い方、勉強してないの?』
ra「まぁ、そうだけど…大丈夫でしょ!」
『まじでそう言えるの羨ましいわぁ…』
こいつ、勉強出来るし運動出来るし顔も良いしで結構モテそうなんだけどなぁ…ぼっt…友達いないからなぁ…謎なんだよなぁ…。
「にゃぁ〜ん」
『あっ!黒猫!かわいい〜!らっだぁ!もっと近くで見よ!!』
ra「ッひのり!!危ないッ!!」
『ッえ…?』
車が突っ込んできて、らっだぁが引っ張ってくれなかったら、危うく死ぬところだった…。
『らっだぁ…運転手さんは…』
ra「…わかんない…けど、多分…見ない方がいい…と、思う…」
『ッ、そんな…』
目の前で人が死んだなんて…信じたくない…。
「お嬢さん、大丈夫?立てる?」
…誰だろう…けど、手を差し伸べてくれてる…。優しい人だな…。
『大丈夫です…ありがとう、ございます…』
「事故、見てたよ。危ないところだったね…今、警察と救急車呼んだから。」
ra「ありがとうございます…、お兄さん、お名前は…?」
ne「俺は猫宮、2人は?」
『ひのりです…』
ra「…らだおです」
猫宮さんか…、猫宮さんは巻き込まれてなさそうでよかった…。
警察「警察の者です!通報を受けたのは、ここで間違えないですね!お話、伺えますか!」
ne「合ってます。俺、話しますよ。ひのりちゃん、一応病院行って、見てもらいな。」
『わかりました…ありがとうございます…』
ra「俺、着いてきます」
救急隊「救急です!怪我人はどちらに!」
ne「事故を起こしてる車の運転席です。多分、もう…」
救急隊「そうですか…了解しました…!」
ne「状況を説明しますね」
警察「協力、感謝します!」
ra「ひのり、行こう」
『うん…』
ra「なんともなくて良かったね…あ、学校に連絡してない…」
『あぁ…明日、電話しよ』
ra「わかった」
けど、あんなことがあったのに、お母さん学校行かせてくれるかな…しっかり話さないと…
『もう夕方だ…付き合ってくれてありがとう』
ra「俺も心配だったから」
ほんとになんでこいつぼっちなんだろ
「カァ〜、カァ〜」
『もうカラスも鳴く時間だね』
ra「そうだn
『ッらっだぁ!!』
真横のビルが爆発するなんてッ!!なんで今日はこんなに事故に遭うの!!??
ra「大丈夫!!早く離れないとッ!!」
そうだッ、瓦礫が降ってきてるから、離れ…!
『ッうわっ!!』
ra「ッひのり!!」
目の前に瓦礫がッ!!あっぶない!!
『ッはぁ…ッなんでこんなに…ッ』
ra「ッついてないなぁ…ッ」
「ッきゃああぁぁぁッ!!」
「あなたあぁぁっ…!」
「母さんッ!母さんッ!!」
「だ、、だ、れ、、か、ぁ、、、」
「うわあああぁぁぁッ!!」
「ッうぅぅ…ッ、ヒック…ッ…ままぁ…ッ」
さっきより、都会の場所だから、被害が…ッ、…なんか…苦しい…?
『ッねぇ、らっだ ra「口抑えてッ、息しないでッ!!」 ッ!』
ra「事故の影響で、変なガス出てる…!!」
『コクコク)』
ッ、たくさんの人が倒れてる…ッなんで…ッ!どうしてこんなことに…ッ
ra「(離れよう)」
『(うん…)』
『ッはぁ……ッはあ……』
ra「っ、ごホッけホッ…」
『大丈夫…ッ?』
ra「何とか…ッ」
ちょっと息苦しいけど、我慢できるほどだ。それより…。
『ッねぇ、なんかおかしくないッ?』
ra「だよね、俺も思った…ッ」
『なんか、全部、「鳴き声」の後に人が亡くなってる気がするんだけど…しかも私の近く…』
ra「っ確かに…?車の時は黒猫、爆発の時はカラス、…ガスは?」
『男の子が「泣いてた」』
ra「そっちの「なく」か……もしかして、ひのりが狙われてる…?ッちょっとじっとしてて」
『?うん』
らっだぁ、私をじっと見て…何してるんだろ…
ra「ッやっぱり…「マーク」されてる…」
『?まーく?』
ra「いや、こっちの話…でも、なんでひのりが…?ボソッ))」
「いや〜、悩んでるね〜!調子はどうだい?見習い、加護持ち」
ra「ッ、誰…ッ?」
見習い…?加護持ち…?私達のこと…?見習いってなんの?加護ってなんの?てか、どっちがどっち?
「ん?俺かい?そうだな〜…俺は…」
「ねぇ、何勝手なことやってるの?」
もう1人…ッ?
「っげ…ご主人…」
「あのさ、俺言ったよね、姿を見せるつもりは無いって」
「あ〜…すいません…見せた方が面白いかなって…俺の独断です…」
「反省してよ?…ってことで、どうも、お二人さん」
『ッ…なんなんですか、あなた達…』
ra「…そっちの方、人じゃないですよね」
「お〜さすが見習い!よくわかったね!そうだ、俺は人間じゃない、…言ってもいいっすか?」
らっだぁが見習い…なら、加護持ちって私の事…?一体何の…?
「もうここまで来たら、好きにしな」
「あざっす、…俺は人間じゃない、俺は【悪魔】だ」
『悪魔…じゃあ、そっちの人は…?』
「俺はこいつと契約してるだけの、ただの人間だよ」
『…私達に何の用ですか』
悪魔「な〜に、簡単な事だ、俺たちは「人間の魂」を集めてる」
ra「ッどうして、そんなこと…」
「俺の目的を果たすために、必要なんだよ。その目的が何なのかは、言う訳には行かないけどね」
ra「…それは、悪魔の力を借りないと叶わないことなの」
「そうだよ」
ra「ッだからと言って、人の魂を集めることは、許させることじゃないッ!!ッ、人の魂を集めるってことは…ッつまり…」
『…人を、殺してるってこと…?』
悪魔「その通り。最初、君たちが事故に遭いかけたのも、その後のことも、俺達のせいってわけ」
ra「マークまでして、なんでそんなにひのりを狙うんだよッ!」
悪魔「それは、君もよく知ってるんじゃないかな、見習い」
ra「ッ!」
『っ、さっきから言ってる見習いとか、加護持ちって、何のことなんですか』
「それは、俺たちより、らだおくんから聞いた方がいいよ」
悪魔「じゃあね〜これからも、頑張ってね〜!」
ra「ッ、まて!!」