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その後那木さんは本当に車を直ぐに用意をして私達を車に乗せてくれた
魅津希)あ、あのぉ…(なんで私……雅魅さんと龍城さんに挟まれてるの…?)
龍城)ん?どうした?
魅津希)な、なんで挟まれてるんですか……私…
雅魅)まぁ、荷物を運ぶ為にな
確かに一理ある…これ以上追求したら面倒臭いだけだしやめよ…
しばらく車に揺られたあと何時も見慣れた家に着いた
龍城)着いたな、行くぞ
魅津希)あの……気になったんですけど…なんで私の家が分かったんですか?
龍城)調べた
聞かないでおこ……
雅魅)こいつは調べ方が凄いからな……勝手にスマホを触ったり勝手に市役所行ったり……
魅津希)確定じゃん……
そう呟くと先を歩いていた龍城さんが私の方を見て「?」とハテナを浮かべていた
雅魅)まぁ、いつも通りだ……こういう仕事してなきゃ出来ねぇってもあるし行くぞ
背中をポンポンと叩かれてからいそいそと玄関に向かう
\ピンポーン/
父)!!魅津希!
魅津希)へ?ちょっうわぁ!?
両親が半泣きでわたしに抱きつき思わず後ろによろめくと後ろに居た龍城さんが優しく支えてくれた
魅津希)ご、ごめんなさいごめんなさい!
龍城)いーよ
龍城さんは切り替えて「荷物の回収に来た、邪魔するぞ」と言って家の中に入った
魅津希部屋
魅津希)えっと……基本的に私のものはここにありますので
龍城)よーし、じゃあ運ぶぞ〜
雅魅)うっす!
私達がきた少し後に色んな人がゾロゾロと来て荷物を運び出した
父)……
母)あ、あらあら…
ものの数時間で私の荷物は殆ど運び出され時刻は5時を指していた
魅津希)あら…凄い外暗い…
龍城)お前は俺達の車に乗せるから安心しろ
魅津希)そ、そうですか……?
龍城)安心しろ、別に平気だ
小物類を丁寧にダンボールに詰めてどんどん車の中に積み込んで行く
魅津希)そうだ……時間も時間だし食べて行きません?
雅魅)いいのか?
魅津希)はい!私のせいであなた達のところに来た訳ですしご飯ぐらい私だって作れますし
全て荷物を詰め込んだあとお母さんと一緒に皆さんのごはんを作り始める
魅津希)って、食材なんにもないじゃん!
母)あなたが居なくなるって突然言われて気が気じゃなくて……買い物に行けてなかったの…
魅津希)ご、ごめんね…直ぐに帰ってくるから
財布とエコバッグを手に持って買い物に行こうと外に出たら外でタバコを吸ってる那木さんが居た
魅津希)あら…?
那木)あれ、魅津希さん?制服姿でどこに行くんです?
魅津希)お、お買い物です!直ぐに帰ってきますから待ってて下さい
ひとりで買い物に行こうとしたら腕を捕まれ車に乗せさせられた
魅津希)??あにゃ?
那木)何処のスーパーです?送って行きます
魅津希)あ、えっと……来る途中にも見えた〇〇ってスーパーです
那木)あ〜、あそこか
那木さんはエンジンを掛けたあと車でスーパーまで送って下さった
その後、スーパーについたあとは私ひとりで買い物を済ませ那木さんが待ってる車にいそいそと向かって助手席に座った
那木)買えました?忘れ物ありません?
魅津希)はい!ありがとうございます!
那木)それじゃ、ご実家に向かいますね
魅津希)お願いします!
那木さんはまたエンジンをかけて私の家に向かった