中島敦。今年から高校1年生。
入学式も終わり、生徒達が帰り始めている昼過ぎのこと。敦は校舎裏で、ある人を待っていた。
「すまぬ。待たせたか?」
「!ううん、全然!」
ある人とは、芥川龍之介。────敦の初恋の人。
芥川との出会いは驚くべき事に、今日の朝のことであった。
「わあ……!ここがあの「ヨコハマ文豪学園」かあ……!!…夢みたいだ」
ずっと憧れていた、「私立ヨコハマ文豪学園」。偏差値も高く、入学するのが困難だと言われている学校である。
敦はそこに無事入学することができた。勉強よりも運動する方が好きな敦だが、この1年間、誰よりも努力を重ねてきたのだ。
実は敦が尊敬している先輩もこの学校に通っていたりするのだが、それについては後の機会に。
やっと入学できた、憧れの学校。敦には全てがきらきら輝いているように見えた。
────今日から、僕も、この学校に通うのか。
敦は逸る呼吸を抑えながら、校門をくぐろうとした、が。
「そこの白髪。先刻から何をうじうじしている。通行の邪魔だ」
「へ?」
振り向くと、不機嫌そうに眉に皺を寄せている男子生徒がいた。黒髪の先だけ色が抜けたように白い。
「あ、、ご、ごめんっ!」
「ふん。判れば善い」
そう言って、スタスタと去っていった。
随分古風な話し方をする。変な奴だなと思うのに、何故か目が離せなかった。
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二話以降は時間空くと思います!

完全にやらかしました………笑 今日はチートデイ(?)だから書くだけ書いて下書きで保存しようと思ってたんですけどミスって投稿しちゃいました………