-rd視点-
気がついたらpnのことが好きだった。
撮影中のノリや、歌っている時の良い声、会った時の仕草にさえ目がいってしまう。
それを自分のものに、俺だけのモノにしたくて。
やってしまった…
でも後悔はしていない。
すぐに他の人と遊ぶし、どこかに話に行ってしまう。
ならもう動かぬように、離れられないようにしてしまえば良いと思った。
窓や時計を無くし、ここがどこか分からないようにした。
代わりに、不自由はしないように娯楽の物も、衣、住も揃えている。食は…俺がつくる。
───部屋から物音がした。
起きたかな?と思い、1つしかないドアの前に立つ。
これからのことを想像して気分が上がる。
これからはもう俺の、俺だけのものなんだ。
誰にも渡さない───
「…ぺんちゃん?起きたかな?」
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