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わぁ
新しいイメージ思い付いた!
好評なら続き出すと思う!
どぞ!
「…よしっ!少し探検しよ!」
沢山の生き物がいる森を進んで行く、綺麗な所があると信じて
急に、風が吹いた
「ぅわっ!?風!?こっちから…かな」
風がした方向へ進んで行くと、1面のお花畑が広がってた、
「わあっ!」
少し歩いてみる、小さな建物がある。
「…?なにこれ、ツタ?」
触ってみる、
「いっ……!」
どうやら、棘があったようだ、血はギリギリ出ていない。
「いったぁっ…血は出てないけど…」
「というか…この建物なに、?」
とりあえず小さな建物に入ってみる。
「!?青い…薔薇、?」
1輪の薔薇だ。綺麗に咲いている。
「持ち帰れないかな、綺麗に咲いてるし、雨とか降らなかったら枯れちゃう…」
残念だが、今はハサミなどの切れるものを持ち合わせていない。
「明日、ハサミ持ってこよう、」
「えへへ、今日はいいことがあったな、」
来た道を辿る。
「あ、あれ、どっちだったっけ?」
元来た道を忘れてしまった。どうしよう。
「え、このツタ?みたいなのあったっけ、」
さっきの小さな建物にあったツタとほぼ同じだ、僕を囲むように木に巻き付いている。
ツタがあるから、木に登ると怪我をしてしまう。木に登れない…だから、上から見ることすら出来ない…
ぐぅぅぅぅう…
「ぁ……お腹、空いたな」
食べ物はどこかにないだろうか、この際、果物でもなんでもいい、水は確か…少し進んだら川があったはず、あそこの川の水は綺麗だから飲んでも大丈夫なはずだ、
「あッ!」
僕の命は繋がった。果物の木があったのだ。
「林檎だぁっ!」
嗚呼、本当に良かった。
このままこの木が見つからなければ、僕は飢えて死ぬところだった。
「……」シャクシャク
「美味しい…」シャクシャク
腹の虫は収まったようだ。
さて、これからどうしようか……
「暗くなってきたな……」
暗くなってきてしまった。帰る方法を考えるのは明日にしよう。
とりあえず、あの1輪の薔薇があった小さな建物に入ろう、屋根があるし、雨風が凌げる。
「はあ…運がいいのか悪いのか…」
不幸中の幸いと言えるが、そんなこと考えてる暇はない、早くあの建物に行かなければ、日が暮れてしまう。
「ふぅ…」
…疲れた、早く寝て明日に備えよう。
「え」
『誰だ?お前』
「え、え、?」
『誰かと聞いているんだ、さっさと答えろ。』
「あっと…僕はアレクシス・ネス、君は?」
『俺はミヒャエル・カイザー』
「へえ、いい名前だね、」
僕とほぼ同じ年格好をしているが、僕より遥かに大人っぽい。
「えぇっと、君はどうしてここに?」
『俺は…』
どうやら、言いたく無さそうだ、仕方がない、
「…僕はね、ここを見つけて、あと少しで日が暮れそうだったから家に帰ろうとしたんだけど、迷っちゃった…」
『!?…聞かないのか?』
「うん、僕ね、昔、しつこく聞きすぎて、ひとりぼっちになってたから、後悔しないように、その時からしつこく聞かないようにしてるんだ、」
『…そうか、お前、面白い、気に入った』
「え」
『泊めてやるよ』
「!ありがとう!」
…聞きたいことが出来た、カイザーは、どうしてこの1輪の薔薇を育てているんだろうか、聞いてみよう
「ねえカイザー」
『なんだ?』
「この1輪の薔薇、なんで育ててるの?」
『あ?あー…これか?これは…俺がここに来た時からあったんだ。』
「ふぅん、そうなんだ」
仕方なく育ててるようだ、でも、めんどくさがってやらないことがないのが凄い、
『…さっさと寝るぞ』
「はぁい」
まあ、いいか、眠たいし…
…眩しい…朝になったようだ。
「…ん…おはよ…」
朝ご飯は…林檎でいいや
『起きたか、』
「あ、カイザー」
「僕林檎とってくる」
『そうか、分かった、面倒だから俺のもとってきてくれ』
「わかったー、行ってくるね!」
『ああ』
着いた、朝ご飯食べ終わったら出る方法を考えよう。
「ふんふふんふふーん♪」
ガサガサガサッ
「ぅわぁっ!?何!?」
[子供の声がするぞ!行方不明の子供はあと少しだ!]
「っ!ぼ、僕のこと、?」
どうやら両親が捜索願を出していたようだ。
「帰れるっ!」
「はーいっ!ここでーすっ!」
[居たぞ!子供だ!]
[よく頑張ったな、もう大丈夫だ、帰ろう]
「うん!」
あれ、なんだかツタがこっちに伸びてきてっ…?
[ギャアッ!!!!!!!!!!]
「え、?」