怜夜「記念すべき第一話!」
メイン、zm,rd,syp,(cn)
サブ、wrwrdの皆様(他の実況者様も)
〜アテンション〜
人外設定あり
軍パロ
バリ捏造
キャラ崩壊がきっとある
ご本人様と関係ありません
『』視点主のセリフ
「」その他方のセリフ
《》機会を通しての声
基本↑の書き方やと思う。違ったら…まぁノリで(((
大丈夫ですか?それでは
怜夜「覚めない夢の中へ行ってらっしゃい」
__________________________________________
syp side
『んんっ』
うっすらと目を開く。
何かの気配を感じたから、だ。
…せっかく、気持ちよく寝ていたとこやったのに。
これでもこの国の幹部だ。
我が総統に近づく奴らは消さないといけない。
『…はぁ、だる』
まだ重い体を動かし気配を感じた方へと向かう。
そこに、いたのは
『子供…?』
え、なんでおるん?
んん……ダメや分からん。
《ショッピィ〜!」
…うるさ
《なんすか?』
《なんかな、敷地内に子供が倒れとるんやけど
どうしたらええん!?」
《ショッピやったら分かるかなぁって!」
《…いや、俺も知らないっすよ
なんなら聴きたいぐらいですし…』
《とりあえず、縛ってトントンさんのところ連れて行ったら良いんとちゃいます?』
《おぉ!トントンさんのとこ連れてくわ!」
《そうしたらええと思います〜』
チーノ、自分で解決せぇ…
それにしても今日だけで二人も侵入者が?
ロボロさんと兄さんのセキュリティはどこの国よりも強いんに……
とりあえず連れて行こう
そう思い、倒れている子供に近づく。
よく見てみると体は傷だらけ、服もビリビリ、
そして_________
周りに散らばった純白の羽
『ッ、天使、か…』
そうか、他の人間に狙われてきたんや。
天使の住む天界とは交わっては行けないから討伐対象に、さらに天使は容姿が整っていることもあり高く売れる。
『せめて、治療だけでもしてやらんと…!』
天使の子供を抱え上げる。予想以上に軽くて驚いた。
走るには好都合やけど……
ここから医務室までは少し回り道をしなければいけない。どうする?
『飛んでいくか』
携帯しているポーションの中から”跳躍のポーションⅢ”を取り出す。
ごくり。
『…よし』
足に力を入れて思い切り跳ぶ。
そして___
ガシャンッッ!!
医務室の窓を突き破った
「うわぁ!?…って、ショッピくんか。だめだよ〜?壊しちゃ」
『すみません、緊急なんです』
「…その子?」
『はい』
「こっちに寝かせて」
『わかりました』
しんぺいさんも分かってくれたようだ。
あまり怒られはしなかった。…あとで添い寝とか言われないといいけど。
ガチャ!
『?』
「医務室では静かにー…って怪我人?」
「せ、せやねん!!」
「トントンのとこ持って行ったら医務室連れてけって言われたんで!」
「…わかった、そっちのベットに寝かせて」
この声は…
『チーノ』
「え、ショッピやん!?どうしたん?」
『お前と同じだよ』
「二人とも〜?ちょっと外行ってくれる?」
『あ、わかりました』
「はーい」
______________
「…まさか、二人も侵入者が?」
『あのロボロさんと兄さんのセキュリティ、
“普通の人間”なら突破出来ないやろうな』
「…つまり?」
『あの子ら、人間やないで。
チーノが拾った子もそうやろ?』
「…せやね」
『あの本みたいなこと、起きるんかなあ?』
「天界も魔界も地上も交わった、からなぁ」
『でも、天界とはもう交わっとるで?』
「え、?」
『しんぺいさん』
「え、あの人本当の神なん!?」
『せやで?』
しんぺいさんは本当の神だ。
…なんでこの世にいるのかは知らんけど。
チーノと話していると医務室からしんぺいさんが出てきた。
「とりあえず治療、終わったよ〜」
『ありがとうございます』
「ありがとうございます!!」
「……ねぇ、あの子たち」
『…はい、分かってます』
「悪魔、ですよね」
『俺が拾ったのは天使』
「そう3つの世が交わった、つまり何かが起こる可能性がある」
カツ…コツ……
「その話、聞かせてもらったんだゾ!!」
『!…グルッペンさん』
「天使と悪魔それに神が揃う面白いじゃないか!」
「うわぁ…お薬出しときますねぇ」
「トン氏じゃないか!!」
トントンさんもいたようだ。
「て〜か、なんであなたはここにいるんですかねぇ?」
「ゔっ…そ、それはだな……」
「ん?なんです?サボりですか?」
「い、いや、そんなわけ無いゾ!?わ、私はちょっと用事があるので失礼するんだゾ!!」
光の如く俺らの前からいなくなったグルッペンさん。
…よほど書類が嫌なのだろう。
いや、トントンさんが怖いのだろう。
「追いかけっこか?ええなぁ」
グルッペンさんも早かったがトントンさんもそれに負けない、いやそれよりも早い速度で走っていった。
片手には粛清剣、極め付けはその笑顔。
当事者じゃ無い俺でも固まってしまうほどこれは怖い。
そりゃ、逃げるか。…悪化しそうだが。
「…なぁ、ショッピ」
『ん?なんやチーノ?』
「部屋で話そうや」
『ええで、俺の部屋行こか』
__________________________________________
『…で?話って何すか』
「あの子らのことやねんけどさ…」
まぁ、何となく分かってはいた。あの子らと話したいんやろなぁって。
でも話すことなくないか?分かってることも少ないんだし…
『あの子らがどうしたん?』
「…お、俺らであの子ら育てへん!?」
『は、?』
いや、何言っとるんチーノは。
あまり信じてへんけどもしかしたらあの本の通りに”この世が終わる”かもしれんのに……
でも…面白そうなんよなぁ
「だ、ダメやんな…やっぱ……」
ッ、ずるい。
その顔をすれば断れないこと、分かってるくせに。
さすが詐欺師
『はぁ…』
『まぁええよ。グルッペンさんも良いって言いそうやしね。その代わり、ちゃんと世話するんやで?』
「分かっとるよ!」
《ショッピく〜ん、チーノ〜」
しんぺいさんから…?
《なんすか?』
《あの子ら、起きたから教えとこうって思って」
《え、今すぐ行きます!」
「しょ、ショッピ!!行くで!」
『おう!』
__________________________________________
コンコンッ、と静か目にノックする。
またうるさくしたらきっと速攻で添い寝、と言われるだろう。
「しんぺいさ〜ん」
『来ましたよ』
ガチャ
「あ、きたね。ほら入って」
『失礼しまーす』
「ほら、あそこに二人とも起きてるよ」
『あ、ほんまや』
「話しかけに行こうや…!」
『は、ちょ、チーノ待てよ…!』
「なぁなぁ、君ら名前なんて言うん?」
「……」
「ッ……」
『…チーノ、急に行ってもこわいだけやろ?』
「あ、そか…ごめんなぁ?」
「いえ…だ、大丈夫…です」
「……ぁ…」
『なぁ、君ら行く当てはあるん?』
「ない、です」
「…」フルフル
『…そか、ならせめて治るまでここにいてな』
「ここの幹部棟は君ら攻撃する人いないんやで!」
「…そう、ですか。助けてもらいましたし少しだけ信用しときます。」
「…え、らっだぁええの?」
「ちょ、名前言うなよ!」
「あ、ごめんなぁ?」
どうやら天使と悪魔の子は知り合いのようだ。
そして天使の子の名前は”らっだぁ”らしい。
「…あ、お見苦しいとこ見せました」
「ごめんなさい…」
『いえ、平気っすよ。俺らも騒いでしまいましたし』
「せ、せやで!あと敬語とってええんよ…?」
「そうなん?やったら取るわ!」
「え、ゾムさん…??…まぁゾムがとるならいいか」
「らっだぁも僕の名前言うやんけ!!」
「お前がいったからですが!?」
「患者だとしても騒がないでねぇ?添い寝する?」
「「ビクッ ご、ごめんなさい……」」
「うんうん、気をつけてね〜」
…やっぱり、初めてでも添い寝の異様な雰囲気は感じ取るんや…w
『……で、チーノ。どうするん?』
「んー、どうしよっか?」
『知らんわアホ』
「え、ショッピひど……」
『…あ、俺はショッピです』
「お、俺はチーノって言うねん…!」
「えっ、と…改めてらっだぁです」
「…………ぞむ」
天使の子はらっだぁさん、悪魔の子はゾムさんと言うらしい。
『ゾムさん、らっだぁさん』
「なんです…?」
「……?」
「俺とショッピくん、どっちについて行きたいん?」
二人とも戸惑っている。そりゃそうだろう。
まだろくに信用もできていない相手に、ついていくことは何をされるか分からないのだ。
でも________
『…いややったらこの軍から出てもいいんですよ?ただ、外に行くと狙われるやろなぁ』
「ッ!」
「…しょーがないなぁ。どっちがいい?」
「え、らっだぁ……??」
「ここだったらまだ痛くない、ここもダメだったらまた逃げればいいだけでしょ」
「………分かったわ。俺、紫の人間がええ」
『え、俺っすか?』
てっきり、チーノを選ぶものだと思っていた。人見知りそうだったし、するりと懐に入るタイプのチーノの方がいいと思っていたから驚いた。
「…オレンジの人間胡散臭い」
「えッ!?ちょ、え、しょ、ショッピぃ……」
『泣いても知らん』
「じゃあ俺はオレンジの人やね」
「じゃあ!?じゃあってなんやねん……」
『…ゾムさんいきましょ』
「え、あ………らっだぁ、ええの?」
「ん?いいよ、珍しくゾムが決めた事だしね」
「……ありがとな。紫さん、連れてって」
『!はい、こっちです』
悪魔の子…ゾムさんの手を引いて医務室をでる。
とてとてと、置いていかれないように歩いてくる姿に和む。
っあ、そうだ。名前で呼んでもらおう。
『俺の名前、ショッピです』
「………しょ、っぴさん」
『ふふ、さん付けじゃなくていいっすよ』
「えぇ……ん、と…ショッピ、くん」
『それでいいです。ほら、いきましょ』
「…!うん!」
________________________
一話はここまでです。
何気に5000字近く書いとるんでね…w
さて、次回も頑張りますよ〜〜
それでは、!おつよる!
コメント
2件
好きすぎますってぇーい←? 天使と悪魔姿のお二人を想像するとほわわわってなります(?) 私、何気にwrwrd様の小説見るの久しぶりです…← 次回も楽しみにしてますッ!✨