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物語に事実関係はございません。ご本人様には一切関係のないものですのでご本人様にご迷惑がかかるような発言はお控えください。
個人の範囲で楽しんで頂ければ幸いです。
💙❤️になります、地雷さんは🔙お願い致します。
あらすじ
かわいい顔とは裏腹に実はしっかり筋肉がついている太智に憧れる舜太。自分自身はあまり食べることが得意ではなく細身だ。もっとかっこよくなりたい! そう思った舜太は太智にあるお願いをする。そんな中起きたプチハプニングとは…?
【舜太side】
鏡の前に立つといつも思う。細すぎる、と。細さこそが正義みたいになりつつある今の御時世で女性ファンが多い自分たちは安易に細いことが悩みだと口にすれば反感を買いかねないことは分かっている。それでもコンプレックスは人それぞれだ。
自分は食べることがあまり得意ではない。もちろんおいしいご飯を食べることに幸せは感じるしメンバーや家族など大好きな人と食べるご飯は何倍も美味しく感じるものだ。
それでもお腹にたまるのが早く、量をあまり食べられないため太るのが非常に難しい。増量企画もやってみたが気づいたら元の体重まで落ちていた。
そんな俺には憧れるメンバーがいる。塩崎太智だ。彼はかわいい顔をしておりメンバー内では身長もそこまで高くない。加えていつもとにかく明るく元気で動きが大きくてうるさくてはしゃいでるワンコみたいな人物だ。
それなのに実はしっかり筋肉がついているという一面も持ち合わせており、実際にそのギャップに惚れるファンも少なくない。
そこで思い切って筋肉をつけることに協力してほしいと直接頼んでみることにした。
よし、そうと決まったら早速今日のダンス練終わりにでも声をかけてみよう。
ダンス練終わり。次の仕事があって慌てて準備をするメンバー、これからご飯に行くというメンバ一、皆それぞれが準備を始める。
いつ声をかけようかと様子を伺うが、タイミングが難しい。
🩷「ごめん、俺撮影あるから行くわ! お疲れ!」
❤️「大変やなぁ、頑張ってな~!」
💛「おー、おつかれ。がんばれよ」
🤍「あ、やばい俺もだ。このあと飯の約束あんだよね。あとよろしく!」
💙「おー、お疲れー」
挨拶を交わすと勇ちゃんと柔は早々にスタジオを後にした。今のところいい感じ。どうか太ちゃん、まだ帰らないでくれと願う。
💛「あ、やべ俺今日レコメンだわ。忘れてた。打ち合わせあるから行くわ。お前ら電気消せよ」
❤️「はーい」
スタジオに残っているのは俺と太ちゃんだけ。なんて完璧な状況なのだろうか。
今しかない、と思って思い切って声をかける。
「太ちゃん…! お願いがあるんやけどこのあと時間大丈夫?」
「ん?ええよー」
「よかった、ありがとう!」
「あのな、その… 筋肉つけるの手伝ってほしいねん」
「?」
そりゃいきなりこんなこと言われたらそんな顔にもなる。首を傾げてまだピンときていないようだ。
「ごめん、急に言われてもびっくりするよな。経緯を説明すると……俺太ちゃんに憧れてんねん。かわいい顔して元気いっぱいで犬みたいなんに実はしっかり筋肉ついとるのめっちゃかっこええやん?」
「なんや、めっちゃ褒めてくれるやん(笑) 犬は舜太の方やけどな」
「でもそんなん言ってくれるん嬉しいわ! よっしゃ俺が特訓したる!」
「えほんまに?! やっぱり太ちゃん優しいなぁ! 頼んでよかったわ」
「かわいい弟の頼みは聞いてやらんとな」
「このままスタジオ残ってやるか? まだ時間あるで」
「ええの?! お願いしたい!」
「うし! そうと決まったらやろ!」
勇気を出して頼んでみてよかった。太ちゃんは早く帰りたがるからもしかしたら嫌な顔されるかも、と思っていたが想像以上に快く頼みを聞いてくれて安心した。
_ _ _ _ _
正しいやり方、おすすめの動画、普段の食事運動… いろいろ相談に乗ってもらって気がついたら2時間が経過していた。
今日方法を教えてもらったから自分でできることは家でやって、これからも空いてる日は頼んでみよう。
「太ちゃん、今日はほんまにありがとう! めっちや有益な情報ばっかりで助かったわぁ~! 自分でもできることやってみるな!」
「役に立てたならよかったわ! 応援してるでー」
本当にありがたいことだ。ぶっちゃけ活動には直接関係のない個人のことを相談しても丁寧に対応してくれる面倒見の良さは太ちゃんの素敵なところだと思う。
「あ、舜太こっちおいで」
「ん?うん…?」
もう終わったと思っていたがまだ何かあったのだろうか。よく分からないまま手招きされた方へ向かう。
「そのタオル床にひいてうつ伏せになり。いきなり筋肉動かしたら痛めるからマッサージしたる。 普段も自分でできる範囲でやったほうがええで!」
どこまで気が利くのだろうか。アフターケアまでしっかりしてくれる太ちゃんの優しさに頭が上がらない。
「何から何まで申し訳ないな… 今度なにかお礼させて! ご飯奢るわ!」
「ほんまー?! 楽しみにしとる!!」
タダ飯となるとテンションがあがる太ちゃんがおもしろい。ちょっと(だいぶ?) ケチいところも太ちゃんらしくて嫌いではない。
「んあー… きもちぃ~… 寝そうやな」
「寝たら水かけるで」
「うわ最悪や笑笑」
「だって舜太1回寝たら起きんやん!」
「でも水はかけんでもええやん!」
そんなしょうもない話をしながら太ちゃんのマッサージを受けてると本当に寝そうになる。
リラックスして完全に気を抜いていたのが良くなかった。肩から順にほぐしてくれる太ちゃんの手が腰に差し掛かったとき
「んふぁ゙ッ/…」
「…へ、?」
…やってしまった。油断していた。腰を触られると同時に変な声が漏れて身体がびくんと跳ねたのが自分でもわかる。
太ちゃんは間抜けな声を出して思わず手が止まっている。困らせてしまったという罪悪感と恥ずかしさに襲われて顔が熱い。
「……」
「だ、太ちゃんほんまにごめん……。その、腰触られるとくすぐったくて…」
太ちゃんが何も言わない。そんなに驚かせてしまっただろうか…。うつ伏せのため顔が見えないのが余計に怖い。もう一度声を掛けようとしたとき
「んぅッ…..?!」
「へ、ちょっ… 太ちゃん?!」
無言でもう一度腰を撫でられる。状況が理解できず混乱して頭ははてなでいっぱいだ。
「…ふーん、舜太腰弱いんや笑」
顔は見えないがいたずらに歪む太ちゃんの顔が見えた… 気がする。やばい、非常にやばい。今すぐ止めなければ太ちゃんは暴走列車と化する。
たまーにあるのだ、面白いことに目がなくなり暴走することが。その時の声色を感じて全身がこわばる。
「ちょっ、太ちゃん落ち着いて! ほんまに色々ありがとう、もう大丈夫やから退いてくれへん…?」
必死に説得するが動く気がなさそうで更に焦る。 もちろん上に跨る太ちゃんを自力でどかすことはできない。
「ねぇ太ちゃん? 聞いと… るぅッん?!」
その無言で触るのやめてくれ頼むから、と心の中で呟いても意味がない。話してくれないからいつ何をされるか分からないのが怖すぎる。
「ちょっほんまに! 恥ずいって…、!」
「…舜太反応ええなぁ?笑」
まずい、これやめる気ないな…。どうしたものかと頭を悩ませるがその間にも太ちゃんのたちの悪いいたずらは止まることを知らない。
「んッ..ね”えッ、!、あ… ふぅ゙、」
「ただの”マッサージ”やで?何変な声出してんの? 笑」
… そういう感じでくるか。
なるべく声を抑えようとするが太ちゃんの手つきに身体は従順に反応してしまう。
「…別、にっ、!」
「…強がるんや?」
あ…。選択をミスったと直感で思った。思わず反抗した数秒前の自分を恨む。いたずら心にさらに火をつけてしまった。
「んんッ…… ぅあ、… うぅ゙あ?!」
「あは、笑 いわゆるせーかんたいってやつ?」
誰かこの暴走列車を止めてくれ…….
と懇願したらその願いが届いたのか… がちゃ、とドアが開く音が聞こえた。
仁ちゃんだ。こちらを見て固まっている。そりゃそうだよな…と思う。メンバーの上にメンバーが跨っている状況はどこからどう見てもおかしい。
💛「… お前ら… 何してんの……..」
やべぇもんを見たというようなドン引きした声で問いかけられる。
💙「吉田さんこそ何で戻ってきたんよ。レコメンは?」
💛「俺は忘れもんして戻ってきたんだよ。打ち合わせの合間に」
💛「まぁ…その程々にしろよ。俺は見なかったことにするから」
絶対に何か勘違いをされている。いや、勘違いではないかもしれないが…。とにかく誤解を解かなくては気まずい。口を開きかけたが先に話し出したのは太ちゃんだった。
💙「程々って… 別に何もしてへんよ笑」
💛「… は? いや… 何かはしてただろ…」
💙「舜太が筋トレ手伝ってほしいって言うからあのまま残って手伝ってたんよ! それでさっきはマッサージしとっただけ。いきなりやると痛めやすいからな」
💙「な?舜太!」
❤️「え?あ、ああうん! そうやねん!」
💛「あぁそういう…」
💙「俺らももう帰るとこやねん」
手のひら返しがえげつなくてよく分からないが太ちゃんが上手く仁ちゃんを納得させてくれたようでほっとする。
💛「じゃあまぁ気をつけて帰れよ」
そう言うと仁ちゃんは忘れ物をとって戻っていった。
「はぁ〜あぶねー!! めっちゃ焦ったわ笑」
あ、一応焦ってたんや。サイコパス並みの切り替えに驚いていたが内心はちゃんと焦っていたようだ。
「…太ちゃんがあんなことするからやん! やめてって言ったんに!」
「いやだっておもろいやん! いいこと知ったわ〜」
「…多用せんとってよ。秘密やからな! 誰にも言ったらあかんからな!」
念を押すと
「ん? 言うわけないやん」
安心したのも束の間
「これで俺だけ舜太脅せるしな」
サラッとえぐいこと言ったよな、?
「… いややめてな? お願いやから」
「それはどうやろなぁ?笑」
寝たら忘れてくれますようにと願うしかない。何だか筋トレの倍疲れたような気がする。しばらくは気をつけよ…
こうして俺の太ちゃんとの特訓は不思議な感じで幕を閉じた。
__秘密の特訓 完
*おまけ*
あの一件から皆で集まるのは初めてだ。太ちゃんと会うのも。あれからちょっぴり背後を警戒するようになってしまった。
今日は特に太ちゃんに背を向けないように動いていたらその動きが変だったのか勇ちゃんに不審がられてしまった。
🩷「…舜太どうした? 今日何か変じゃね?」
❤️「え?!そんなことあらへんよ!」
🩷「そうか、? ならいいんだけど。何か庇ってるような感じしてさ」
…バレてる。さすが勇ちゃん。鋭い。何とか誤魔化したけどまだ疑いの目を向けられている気がする。
自然に、自然にを意識していたら何が自然かわからなくなってしまった。それが良くなかった。考え込んでいたため、背後から伸びてくる手に気づけない。
🤍「……」
その手が腰に触れて初めて存在に気づいたが時すでに遅し。
さわっ
❤️「んあっ?!」
皆「………は?」
太ちゃんは目の前にいるのになぜ… 理解が追いつかなかったがどうやら伸びてきた手は柔のものだったようだ。完全に守備範囲外すぎて心構えをしておらず、メンバー全員の前で変な声を披露してしまい何とも気まずい。
🤍「… なんか、ごめん。その… 動き変だったから背中に何か付いてるのかと思って」
❤️「いや… 俺の方こそごめん。みんな今のは忘れてください…/」
本当にどうしてくれるんだ…….. 空気が重すぎる!!
❤️「ほんまに… もう、太ちゃんのせいやん! どうしてくれるんよ俺の尊厳!!」
気まずい空気に耐えられず、事の発端である太ちゃんに文句を言ってしまった。
💙「はぁ?!俺のせいちゃうやろ!」
💛「え… いやお前らそういう… そういえばこの前… やっぱり… ああ…」
🩷「…がち?」
やばい。仁ちゃんの思考がやばい方向に突き進んでる。もうカオスも良いところだ。
…ほんまにどないしよ泣
案の定このあと収拾がつかずに苦労した舜太くんでした。
おわり
今回は💙❤️でした!💙さんの恋愛のイメージが本当につかなくて難しかったのでこういう形にしてみました。個人的には楽しかったです♪解釈不一致でしたら申し訳ないです💦
もう移行作業めんどくさすぎて過去の自分を殴りたいです🥲
次のお話でもお会いできたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🎶
はえさん
534
わらびもち
4,795
#BL
mo-
1,077
#YJ
結@た に ぎ し 。
13,213
コメント
3件

これマジで何回呼んでも好き
読了しました!太ちゃんに特訓をお願いするシーンのドキドキ感と、実際にマッサージで腰が弱点だとバレてしまう流れがめちゃくちゃ面白かったです😂 仁ちゃんに「程々にしろよ」って言われてる場面、絶対勘違いされてるのに「ただのマッサージ」って涼しい顔する太ちゃんの切り返しが最高でした。最後のオチで柔くんにやられて全員の前で声が出ちゃう舜太くん、可哀想すぎるけど笑ってしまった……。尊厳破壊エピソードとして心に残ります🤍