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ATTENTION
物語に事実関係はございません。ご本人様には一切関係のないものですのでご本人様にご迷惑がかかるような発言はお控えください。
個人の範囲で楽しんで頂ければ幸いです。
今回あらすじありません。
❤️様愛されのような物語になります。地雷さんは🔙お願い致します。
【舜太side】
…遠くで笑い声が聞こえる。みんなの声だ。大好きなM!LKのみんなの声。
あ、今喋ってるのは太ちゃん。たぶんそれにツッコんでるのは勇ちゃん。手を叩いて笑ってるのが柔。呆れながら止めに入るのが仁ちゃん。
楽しそう。みんな笑ってる。俺もそっちに行きたい。
なんで待ってくれへんの。なんで俺の名前呼んでくれへんの。なんでそんな目で見るん?俺何かした…?
くそっ、なんで追いつけへんのや…
足が重い。みんながどんどん遠ざかる。自分だけ取り残される。
太ちゃん、勇ちゃん、仁ちゃん、柔…….
「置いていかんで……」
ガバっと起き上がり荒い呼吸をする。時計を確認するとまだ3時半。
まただ…。ここ最近よく見る”夢”。みんなは俺を軽蔑したような冷たい目で一瞥してから明るい方へと歩いていってしまう。俺は暗闇から必死に追いかけるけど足が鉛のように重くて追いつけない。
そこまでくると目の前が真っ暗になって今日のように目覚める。もちろん気分は最悪だし時間も起きるには早すぎる。冷房をつけていても汗はぐっしょりだし頬は涙がつたっていた。
そのせいで最近寝不足だった。寝たいのに寝るとかえって疲れが溜まるしまたこの悪夢を見ると思うと寝るのは怖かった。
…3時半。明日… いや今日はM!LKの新曲のMV撮影がある。絶対に迷惑をかけるわけにはいかないし寝不足のビジュを写すわけにもいかない。少しでも寝たい。
目を瞑るだけでも違うだろう、と布団に入りなおし目を瞑ってひたすら無になることに決めた。
_ _ _ _ _
あのあとは結局あんまり寝れなかった。それでも悪夢を見るよりも疲れは少し取れた気がする。 少々隈が目立つがメイクさんに消してもらおう。 朝食は食べる気になれなかった。
いつも遅刻ギリギリだが寝れなかったせいでいつもよりも早く家を出られた。皮肉だ。
「おはようございまーす」
なるべく明るいトーンで現場の方々に挨拶をする。
スタッフ「おはようございます。一番乗りですよ、珍しいですね! 朝食はとられました?もうメイクされますか?」
❤️「…たまたま早く起きれたんですよ! 朝食は食べてきたんでメイクお願いしてもええですか?」
一番乗り。好都合だ。メンバーにバレる前にメイクでクマを消してもらおう。
メイクが一通り終わったところで仁ちゃんが来る。
💛「おはようございます。あれ、舜太はやいな。 珍しい。えらいじゃん」
❤️「仁ちゃんおはよう! ふふーん♪たまには早くてもええやろ~!」
💛「いつも早いほうがいい」
❤️「それとこれとは話が別やん!」
仁ちゃんに褒められるとやっぱり嬉しい。最近変な夢ばっかり見ていたからメンバーと会うのが少し怖かったが通常運転の仁ちゃんを見て安心した。
その後も勇ちゃん、柔、太ちゃんの順でやってくる。みんな口をそろえて舜太が早いと驚くがいつもそんなに遅刻していただろうか…
それでもいつも通り接してくれるメンバーにホッとしていた。やっぱりあれはあくまでも夢でしかないのだ。とそう思っていた。この時までは。
_ _ _ _ _
【柔太朗side】
新しいMV撮影の裏で密かに動いている計画があった。別に大したものではないが、これも動画にするらしいということでどこまでも仕事のことしか頭にねぇな…と感心する。
まぁいわゆるドッキリ、というやつだ。ターゲットは舜。
MV撮影は全員で撮るものと1人ずつ撮るものがある。その1人ずつの撮影は後ろでメンバーは見ていて、終わったらたくさん声を掛け合うのが通常。 それをフル無視するというのがドッキリ内容らしい。
💙「…みんなわかっとるよな? 無視するんやで!」
💛「おまえ性格悪いよなやっぱり」
💙「実はノリノリのくせにぃ~!」
🩷「舜太ごめんな~… まぁ1番反応分かりやすそうだよな笑」
💛「明らかに落ち込むのが目に見える」
🤍「… ネタバラシはいつすんの」
🩷「まぁ… 適当なタイミングでいいんじゃね?ずっと無視はよくねえし俺が無理」
こういう時の太ちゃんは性格の悪さがずば抜けている。それに乗っちゃう吉田さんも大概だ。勇ちゃんはストッパーではあるが悪ノリは大好きな側である。はぁ… 気は乗らないな。
無視って結構きつくないか?と思いつつ、まぁあ動画になるわけだし… と割り切るしかなかった。
_ _ _ _ _
【舜太side】
何事もなくMV撮影が進む。全員でのダンスを撮り終え、個人撮影に切り替わった。俺の順番は最後。みんなのを見て学んでから撮影に望めるからありがたい。
仁ちゃんのあの身体の動かし方、うまいなぁ
太ちゃんのダンスはお手本みたいで綺麗…
勇ちゃんのダイナミックさも見習いたい
柔の表現力はピカイチやな… 引き込まれる
1人終わるごとにお疲れ、ここがよかった、などと口々に労い合う。
ついに来た俺の番。変な顔してへんかな。
あ… なんか頭重いかも。寝不足やからな… 途中で倒れたりしませんように。
体調に若干の異変を感じながらも悟られないように笑顔を貼り付けて撮影に向かった。
順番が最後の俺の撮影が終わり、今日はこれでおしまい。特に倒れるなどということはなく、無事に終えられて安堵のため息を漏らしてみんなのいる方へ、自分の席へと向かう。
❤️「みんなお疲れ、待たせてごめんな〜! 終わったで!」
「……」
え、?俺… なんかしたっけ… 無視、されとるよな。 なん、で… あれは夢じゃない、?正夢になった…?
さっきまで普通に話していてくれていたメンバーが俺が帰ってくるなりまるで俺はいないかのように振る舞い始めた。メンバー同士は話しているしスタッフさんとも。なのに俺だけが存在していないような感じ…
❤️「ねッねぇ… じゅうっ……..!」
🤍「… 勇ちゃーん!! ちょっと手伝って!」
縋るように柔に声をかけてみたが被せるように勇ちゃんに声をかけてそっちに行ってしまった。
頭を殴られたようなショックが襲いかかり、目の前が真っ暗になる。唇が細く痙攣して浅い呼吸が漏れる。手足が震えてうまく力がはいらない。
あれ、息ってどうやって吸うんやっけ……涙で視界もぼやけ始めて何も見えない。
苦しい… やだ…誰、か…
_ _ _ _ _
【柔太朗side】
舜の撮影が終わるとみんなは計画通りに各々舜太を無視し始めた。動画はこっそりスタッフさんが撮ってくれている。頃合いを見てネタバラシをする予定だ。
無視するのは心が痛かったけどまぁすぐにネタバラシすればいいだろう。
❤️「ねッねぇ… じゅうっ……!」
🤍「… 勇ちゃーん!! ちょっと手伝って!」
…あ一舜太不安そうな顔してる。せっかく話しかけてくれたのにとっさに勇ちゃんに逃げてしまった。ごめん、舜…
罪悪感が膨れ上がってきて居た堪れなくなる。太ちゃんにそろそろネタバラシしてもいいのではないか、と声をかけようとしたそのとき
バタッ
何かが倒れる音がする。音がするほうを見ると青い顔をした舜太が床に倒れ込んでいた。
🤍「…っ?! しゅっ…舜!!?」
慌てて舜太に駆け寄る。自分でも聞いたことないくらいの大きな声が出た。その声に驚いた他のメンバーやスタッフさんが一斉にこちらを見る。と同時にメンバーも焦ったように駆け寄ってきた。
🤍「舜…! 舜っ!!」
🩷「おい舜太!! 目ぇ開けろ!!」
💛「今すぐ医務室に運ぶぞ、!太智いけるか?」
💙「ッうん、!舜太ごめんな、持ち上げるで」
なんでいきなり…… ドッキリのショックで…? そんなことあるか…? でも舜太ならありえるかもしれない
手際よく太ちゃんの背中に載せられた舜太は医務室へと運ばれていく。
カメラは止めて後片付けはスタッフさんに任せてみんなで医務室のベッドに横たわる舜太の周りに座る。
💙「… ごめん、俺があんなこと、しようって言ったから… ごめんな舜太…」
💛「別におまえだけのせいじゃねぇよ。… もっとよく見てやれなかった俺に責任はある」
🩷「…舜太…ッ」
太ちゃんはドッキリをやろうと言い出した自分のせいだって落ち込んでるし仁ちゃんはリーダーとして責任を感じてる。勇ちゃんは誰よりもM!LKが大好きだから心配で仕方ないだろう。でも…
🤍「俺のせいだ…… さっき、舜が話しかけてくれたのに無視した。あれがSOSだったかもしれないのに」
「ごめん舜… ごめん…」
悪いのは俺だ。あのときちゃんと返事をすればもっと早く異変に気づけたかもしれない。
舜の顔色が悪い。いつから無理してたのだろうか。ぐるぐると嫌な思考が頭を巡る。
すると舜から小さなうめき声が漏れた。
❤️「………ぁ゙………」
「いや… おいていかんで………」
みんなが言葉を失う。舜… どうか目を覚ましてくれと願って舜の手を強く握った。
_ _ _ _ _
【舜太side】
まだ視界がぼやけて焦点が合わない。何度か小さくまばたきをして目を開けると見慣れない天井が目に入った。
❤️「ん… ここ… は、…」
🩷「舜太?!起きたか… よかった……..」
💙「舜ちゃんほんまにごめん! 俺のせいで嫌な思いさせてもうて… ほんまにごめんな」
💛「舜太体調は…?」
❤️「ん、だいじょぶやけど… みんなおる…ん、」
頭も呂律も回らない。みんなが心配そうに自分をのぞき込んでいる。
そうか、自分は倒れたのか。原因は寝不足による疲れやストレスだろう。心配をかけてしまって申し訳ない。
❤️「ごめんなぁ…心配かけて… もう大丈夫やから」
💙「舜ちゃんほんまにごめん、ごめんな」
💛「舜太まだ無理すんな。ごめんな」
🩷「舜太ぁ… よかった… ごめっ… ぅ」
🤍「舜……ごめん」
なんでそんなにみんなが謝るのだろうか…
何があったのかまだ回らない頭で必死に思い出す。
あ、… そうだ。寝不足はもちろんだがあのときは最近よく見る夢が現実になったように感じて苦しくなってそのまま……
❤️「なぁ…俺… なんかしてもうた、? 謝るから許して欲しい…」
現実でもみんなに嫌われてしまったら生きていけない。そう思って問いかけると
🩷「いや舜太は何も悪くない! 俺らが…」
💙「俺がドッキリしようって言ったんよ、」
💛「戻ってきた舜太にみんな反応しなかったら舜太はどうするかっていう動画撮ってて」
🤍「あのとき… 声かけてくれたのにごめん」
みんな口々に説明して謝ってくれた。そういうことだったのか。嫌われたわけではないと分かり、 安心して涙が出てきた。
❤️ 「ッ… よかったぁ… 俺… みんなに捨てられたら生きていけへん…」
柔と勇ちゃんが抱きしめてくれる。あったかい。 太ちゃんも仁ちゃんも捨てるわけないって言ってくれる。……信じていいんよな
💛「…舜太、最近寝れてる?」
❤️「ッ…え…っと、」
ふと仁ちゃんに問いかけられて言葉に詰まってしまう。
🩷「寝れてないのか…、?」
💛「やっぱりな… ドッキリは確かに俺らがやりすぎたしそれは申し訳ないと思ってるけど。正直それだけが倒れた原因じゃない気がして」
図星だった。あのドッキリを普段の状態でされても倒れるなんてことはないだろう。
結局こういうときの仁ちゃんには敵わない。
🤍「舜、話してほしい。力になれるなら何でもするから」
柔の言い方は優しかったけど真剣な眼差しは逃さないという意思を感じた。観念して口を開く。
❤️「… 仁ちゃんが言った通り最近寝れてへんくて」
「夢を見るんよ。毎回同じ夢。みんなは俺がいなくても楽しそうに笑ってて俺はいつまでもそっち側に行けんくて… みんなは明るい方に歩いていくんに俺だけ足が重くて暗闇に取り残される」
「そこで起きるんやけど時間もめっちゃ早いし汗めっちゃかいとるし絶対泣いてて… 笑」
「もう… 寝るの怖いんよ」
最近ずっと見る悪夢の内容を全て話しきった。話すだけでも手が震えるのが分かる。
もう最近は寝るのですら嫌になっていた。
🤍「… 気づかずにあんなことしてごめん…」
🩷「ありがとな、話してくれて」
太ちゃんが頭を撫でてくれて仁ちゃんは背中をさすってくれる。柔は手を握ってくれて勇ちゃんはそんなみんなを丸ごと抱きしめてくれた。
🩷「舜太、俺たちが舜太を見放すなんてことは絶対にねぇから」
💛「1人で抱え込みすぎなんだよ」
💙「もっと頼ってええんやで!」
💛「お前には頼れねぇだろ」
💙「そんなことないやろ!! なぁ?!」
「……」
💙「誰か何とか言ってや!!!」
❤️「ふふっ… 笑」
そうよな、みんなは仲間を簡単に見放すような人やない。
久しぶりに心から笑えた気がする。今日はよく寝れるだろうか。
🤍「…舜、今日このあと予定ある?」
❤️「、? 特になんもないで…?」
🤍「よかった、なら俺ん家来ない?」
❤️「へ、?」
いきなり柔に今日の予定を聞かれて困惑する。柔の家?誘うなんて珍しい… 意図が読めずに返答に困っていると
🤍「いや最近寝れてないんでしょ。誰かと一緒なら寝れるかなって。嫌ならいいけど」
❤️「いいん…? 行きたい….」
正直まだ不安が拭えなかったからこのお誘いは非常に嬉しかったし安心した。たぶん柔はそこらへんも全部察してくれたんやろな。
🩷「えっなんだよそれ!! 俺も行きたい!」
🤍「えー… 佐野さんはなぁ…」
🩷「なんでだよ!!」
🤍「うそうそ、いいよおいで。2人はどうする?」
💛「… まぁたまにはいいか」
💙「吉田さんまじい? じゃあ俺も行こかな」
結局みんな来てくれることになった。仁ちゃんも太ちゃんもこういうのあんまり得意やないはずなんに…… きっと俺のためだろう
❤️「仁ちゃんも太ちゃんも無理せんでええんよ、?」
💛「太智も俺も別に無理はしてねぇよ。それとも俺が行っちゃ悪いかよ」
❤️「そんなことあらへんよ! むしろ嬉しいけど…」
💙「どうせなら柔太朗の家荒らそかなって思っただけやで!人ん家やしな! 何しても大丈夫やん」
🤍「… やっぱ太ちゃん来ないで」
💙「嘘やって!! ごめんて!!」
みんな優しいなぁ…… 夜が楽しみになったのはいつぶりかな。
各々準備をして柔の家に再集合。
ご飯を食べたりテレビを見たりカードゲームをしたり卒アルを見たり…… なんか男子高校生の修学旅行みたいで楽しい。
時計の針が11時を回った頃。
そろそろ寝るか、と勇ちゃんが声をかけた。
💙「はやっ! こんな時間に寝るのいつぶりやろ…」
💛「俺はもう寝たい……」
🩷「はいはいおじいちゃーんこっちで寝ましょうねー」
💛「ジジイじゃねぇ」
🩷「ジジイとは言ってねぇよ…」
🤍「舜、大丈夫…?」
❤️「うん、大丈夫やで。ありがとうな! めっちゃ楽しかったし何か寝れそうやわ」
正直まだ不安はある。でも今日はみんながいるから何だか大丈夫な気がした。
🩷「柔太朗と舜太もこっちこい! 早くしねぇと仁人が寝る」
💛「… まだ寝てねぇ…」
💙「吉田さんほぼ目空いてないやん!笑」
💛「うるせぇ…」
💙 「ツッコミにキレがないですなぁ?」
通常運転の仁ちゃんと太ちゃんがおもしろくて柔と顔を見合わせて笑う。
🤍「俺らもいこうか」
❤️「うん」
布団が引いてある部屋に移動する。仁ちゃんはもう端っこを陣取っているがどういう並び順で寝るかが問題だ。
🩷「まぁまず舜太は真ん中だろ」
🤍「俺その隣ね」
💙「俺どこでも」
🩷「じゃあじゃんけんで」
左から勇ちゃん、太ちゃん、俺、柔、仁ちゃんという並びになった。… あっという間に決まってしまった。俺は問答無用で真ん中らしい。
みんなで布団に入って電気を消す。寝られるかが心配で内心ドキドキしていたがそんな俺の心を見透かしたように柔が布団の中で手を握ってくれた。
大きな柔の手。温かさが全身を包みこんでくれるような感覚になり自然と眠気が襲ってくる。
🤍「舜、大丈夫だから。そのまま寝な」
まぶたの重さに抵抗していたが柔のその一声で俺は完全に意識を手放した。
【柔太朗side】
…寝た、かな?
あのときは舜太のことが心配すぎて思わず家に誘ってしまったが結局全員集まって楽しい夜になった。
11時なんて俺からすればだいぶ早いが今日は舜太を寝かせることが目的のため早めに就寝しようと4 人で決めていた。
いざ寝るとなるとほんの少しだけ舜太の顔が曇った。やっぱり怖いのか…。今日のしょうもないドッキリのせいで余計にトラウマを植え付けてしまった罪悪感に押し潰されそうになる。
いや、切り替えて今日は舜太を安眠させなければ。
手を握って優しく声をかければ舜太は相当寝不足だったのかあっという間に眠りについた。
舜太が寝たことを確認しようとゆっくり体を起こし、顔を覗き込む。暗い中で目を凝らすと穏やかな顔で寝ている舜太が見えた。
ひとまず安心する。すると
💛「…舜太、寝たか?」
隣の仁ちゃんが小声で聞いてきた。とっくに寝たと思っていたが舜太が心配だったのか起きていたようだ。
🤍「… うん。とりあえずは」
💛「そうか…」
よく見ると反対側の太ちゃんも勇ちゃんも起きている。
… 親バカならぬ兄バカしかいないようだ。
舜太が寝たことを確認して各々も眠りについた。
舜太が無事に朝を迎えられますように。
【舜太side】
窓から差し込む微かな光を感じてうっすら目を開ける。
体を起こすとまだ寝ているみんなの姿が目に入った。昨日は柔が心配してくれてみんなで一緒に柔の家で寝たのだ。
時間を確認すると6時半。久しぶりにこんなに長く寝られた。嫌な夢を見た感じもしない。
柔は俺の手をずっと握ってくれていたようだ。太ちゃんの手は俺に巻き付くように置いてある。仁ちゃんと勇ちゃんは少し離れているが内側を向いて寝ているところを見ればおそらくみんなが見守っていてくれたのだろう。
みんなの優しさに胸が熱くなる。そっと起きようとすると腕をガシッとつかまれた。
🤍「ん… しゅん… どこいくの…」
❤️「あ、柔起こしてしもた、?ごめんな」
🤍「ん~…ねれた?」
❤️「めちゃくちゃ寝れたで!ありがとうな」
🤍「ん、そっか… よかった…」
みんなにはお世話になったし昨日の遊んだままの色々を片付けようと思ったけれど、柔の手が緩む気配がないのを感じて布団に戻る。
さすがに二度寝はできないと思っていたが不思議とまた眠気が襲ってきた。
…心地良い。もう少し、もう少しだけこのままでいたい。そう思いながら俺はもう一度意識を手放した。
__悪夢の正夢 完
今回は少しシリアスな場面もありましたがメンバーみんなに大事にされているさんが書きたかったので欲望のままに書かせていただきました笑
最近メンバーの皆さんの口調がどういうふうだったか分からなくなってきてしまって… 違和感があったら申し訳ないです
🤍さんが1番掴みにくい……。動画を見て学び直してきます。
次のお話でもお会いできたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🎶
#BL
格安生姜
511
コメント
1件
第10話、読ませていただきました……! 悪夢の正夢というタイトルが、まさに今回のエピソードで現実になってしまって、読んでいるこちらも息を呑みました。舜太くんが追いかけても追いつけない夢の感覚と、ドッキリで無視されたときの恐怖がリンクする描き方がとても丁寧で、胸がぎゅっとなりました。特に柔くんが「ごめん」と繰り返すシーンは、彼の優しさと罪悪感が伝わってきて……。 でも最後にみんなでお泊まりして、手を握って「そのまま寝な」って言ってくれる柔くんの存在が、本当に温かかったです。5人それぞれの愛情の形がしっかり見えて、読後感がとても優しい作品でした。違和感、私は全然感じませんでしたよ🌷