翔太 side
今俺は、激しく後悔している。
1時間程前に軽々しく自分の気持ちを、蓮に告げたもんだから・・・とんでもない状況に陥っている。
別に俺は、蓮とどうこうなりたい訳じゃない。
と言うより、〝好き〟を伝えて、その後の事なんて想像すらできていないし、何の心づもりもできていなかった。
ただ〝好き〟だと言う事だけで、蓮の答えを聞きたかった訳でもない。
ましてや〝両想いなんです〟なんて言われても・・・
蓮 🖤 『しょっぴー今日泊まっていい?』
はっ?意味わからん
・・暫くフリーズしてると
手首を掴まれて
蓮 🖤 『じゃっ行こうか?』
翔太💙 『いやいや、何でそうなるんだよ!』
蓮 🖤 『あー、すっごく痛いんだよね、足。送ってもらうには俺の家遠いし、しょっぴーの家ここからすぐじゃん』
という訳で〝何この状況?〟無理なんだが・・・
とりあえずコーヒーとか出した方がいいのか?
今まで、どうしてたっけ?
おい心臓うるさいぞ!
蓮 🖤 『ねぇどうしたの?しょっぴー?ここ座りなよ♡』
なんでこいつこんなに落ち着いていられるんだよ。
翔太💙 『蓮、先にお風呂入ってこいよ』
蓮 🖤 『えっ一緒に入ろうよ?』
慣れてる‥絶対慣れてるだろっ!もう経験済みなのか?俺で何人目の〝男〟なんだ⁉︎
翔太💙 『はっ?無理無理、絶対無理』
蓮 🖤 『俺足痛いんだけど?ねぇ一人じゃ無理』
翔太💙 『普通に歩けてるだろ!早く入ってこいよ』
蓮 side
緊張しているのか、終始ソワソワして、ぎこちない翔太くんが、とてつもなく可愛い。
明日はお互い個人仕事はなく、午後からメンバーとの打ち合わせのみだから、二人ゆっくりできる。
男性とって初めてだから、、、まぁ楽しみしかないけど・・・
お風呂からあがると、翔太くんがまた保冷剤と湿布をだしてきた。
翔太💙 『おれ風呂入ってくるから、ちゃんと足冷やすんだぞ』
こういう時、年上感を出してきて世話を焼く翔太くんは、
やっぱり可愛い。
〝だぞ〟とか・・・
蓮 🖤 『クスッ』
翔太💙 『何?』
蓮 🖤 『いや何でもないよ♡可愛いなぁと思って』
翔太💙 『はっ?意味わかんない////』
顔を赤らめた翔太君が、小さな歩幅で、小走りでお風呂へ向かう、可愛い後ろ姿を見送った。
蓮 🖤 『可愛いすぎる』
呟いたつもりの一言が聞こえたのか、脱衣場で物を落として慌てふためく翔太君の声が聞こえた。
コメント
3件
慌てるしょっぴー💙好き
しょっぴー可愛い😍
良・す・ぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!