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生まれ変わって孤児院で育てられた日帝さんが、🇺🇸(48)率いる枢軸、連合、同盟、協商国達に愛されて育てられる話
旧国しか出てこない、他人の地雷に配慮してない。
読み直して変な言い回しの所があったので加筆修正しました。
戦争表現出てきますが、戦争賛美、政治的意図等ございません。
以上、スクロールどうぞ
私は死んだ。
大切な者の為に戦って、死に物狂いで戦場を駆け抜け最後は灼熱の炎に身を焼かれ短い生涯を終えた。
そう、何十年も前のあの日に確かに死んだはずなのだ。
はずなのに
日帝「………ここは何処だ!?!?!?」
何故か突如として前世の記憶が蘇った、2024年の今日
今更生まれ変わった大日本帝国の新しい人生が幕を開けた。
冷静になった日帝は、自分の置かれている状況すらも理解出来て居ない。
なので、孤児院の先生や周りの友人達から情報収集をする事にした。
今は、集めた情報を整理している所である。
名前は、大日本帝国
性別は女の子
年齢は15歳
幼い頃、両親に捨てられ孤児院に引き取られた。
優しい先生達に見守れながら、すくすく成長し今年の4月から晴れて女子高生になる。
ついでに、日帝の事を引き取りたいと申し出があったらしく。
今日で、この孤児院とはお別れで新しい家族の元へ旅立つのよと院長に涙ながらに語りかけられた。
抱きしめながら、別れの言葉を述べる院長先生。
日帝も不覚にも涙腺が緩んでしまう。
幼い頃から、自分を実の子供の様に扱い可愛がってくれたその手は昔と変わらずとても優しく温かい。
前世の記憶に上塗りされてしまっても、身体はきちんとそれを覚えている。
十分別れを惜しんだ後、院長先生はそっと手を離した。
暖かい温もりが離れた事に、少し寂しさを覚えながらも日帝はふと疑問に思った事を尋ねた。
日「院長先生、私を引き取りたいって言った人はどんな人なんだ?」
院「あら、前説明したの忘れちゃった??世界的にも有名な大企業の社長さんよ」
院「この国の代名詞と言っても過言では無いくらい凄い方よ」
日「なんで、そんな人が孤児院から子供を引き取るんだ…?」
そんなに世界的にも凄い人なら、結婚相手なんて引く手数多だろうにわざわざ孤児院から子供を引き取る理由が分からない。
院「さぁ…?なんでかしらね…?孤児院に来た時、貴方を一目見て里親希望して来たのよ。」
院「相性もあるだろうし、トライアルしますか?って聞いたんだけど必要無いって…準備して直ぐ迎えに来ますってそのままその日は帰って行ったわ」
日「やっぱり、凄い人ってどっか変わってるんだな…」
院「そうねぇ…それに、本当に1週間で何もかも済ませて来るとは思って無かったわ…」
院「とりあえず来たら呼ぶから、それまでお部屋で待っててくれる?」
日「分かった」
上記が、情報収集をしてる時に分かった事である。
なんとまぁ、特殊な人生を過ごしているなとどこか他人事の様に思う。
新しい住居に持って行く荷物の確認をしながら、呼びに来るのを待っているとドアがノックされ院長先生が顔を出した。
院「日帝、お迎えが来たわよ。ご挨拶しなさい。」
荷物を持って、手を引かれながらその人物が待っているという所に向かう。
ある部屋の前で止まると、ノックをして到着した事を中にいる人物達に知らせる。
中から「どうぞ」という声が聞こえ、そのまま部屋の中に院長が入りその後に日帝も続く。
驚きのあまり、言葉を失い呆然と立ち尽くしてしまった。
それも、仕方がない事だろう。
中で待っていたのは第二次世界大戦中、己の尊厳をかけて全力で殺し合いをしたかつての宿敵達だったのだから。
🇺🇸「やぁ、大日本帝国。今日から君の家族になるアメリカ合衆国だ。」
🇺🇸「これから、よろしく頼むよ?」
院「ほら、日帝も。ちゃんとご挨拶なさい!」
驚きのあまり、話す事も出来ない日帝を院長が咎めるがアメリカは余所行きの顔を作ってなんでもない風に流している。
🇺🇸「良いんですよ、院長先生!いきなり知らない人にそんな事言われてこの子も混乱してるんでしょうし!」
そのまま、アメリカは院長と今後について話し始めてしまった。
まだ、頭が追いついていない日帝にイギリスが声をかけてきた。
🇬🇧「初めまして…でいいんですかね?私は、大英帝国と申します。以後、お見知り置きを日帝さん」
大英帝国の自己紹介が終わった後、手を取られたかと思うとそのまま手の甲にキスを落とされにこっと微笑まれる。
その事に、ハッと我に帰った日帝はじわじわと顔が赤くなるのを止めることが出来ない。
日「貴様っ、何してっ…!!って、うわ!!」
イギリスとやり取りしている間に院長との話もついたようで、アメリカに突然抱き上げられた。
出口に向かって歩き出し、荷物はイギリスが持ってくれている。
院長「じゃあね、日帝!貴方の幸せを心から願っているわ。」
黒塗りの高級車に運転席にイギリスが後部座席にアメリカと日帝が乗り込む。
暫く無言で車を進めていた3人だったが、沈黙に耐えられなくなった日帝はアメリカに問いかけた。
日「貴様、どういうつもりだ?アメリカ」
🇺🇸「あ、やっぱり記憶戻った?前会った時と態度が全然違うから、もしやとは思ってたんだ。」
日「今日、突然記憶が戻った。それよりも、なんでお前達がここにいる?」
日「私を引き取るとはどういうことだ?」
🇺🇸「詳しい話は、帰ってからにしよう。」
🇺🇸「あいつらも、積もる話もあるだろうしな。」
日「あいつら?」
🇺🇸「着けば分かるよ」
暫く走った後、目的地に到着したのか車が停止した。
そして、着いてすぐまたアメリカに抱き上げられると、前世の記憶含めても見た事のない西洋風の大豪邸に足を踏み入れた。
日「アメリカ…わざわざ抱き上げなくても私は自分で歩ける。」
🇺🇸「俺がそうしたいの、良いじゃん。今だけ!」
日「はぁ…意味分からん」
玄関に到着すると、イギリスが扉を開けそのまま横に立った。
胸に手を当て軽くお辞儀をする。
🇬🇧「日帝さん、ようこそお越しくださいました。私達は、貴方を歓迎致します。」
流石、英国紳士と言う言葉が知られているだけの事はある。
その仕草は、とても優雅で気品があり思わず見惚れてしまう程だ。
紳士の名に恥じない完璧な立ち振る舞いだった。
🇺🇸「イギリス…」
🇬🇧「嫉妬深いですね…私は、当然の事をしたまでですが?」
そんな日帝の様子を見ていたアメリカが、嫉みを含んだ声で彼の名を呼ぶ。
アメリカの分かりやすい態度に、さも当然と言わんばかりの態度で返すイギリス
2人の間に冷たい空気が流れ始める。
日「………入らないのか??」
🇺🇸「…そうだな、日帝もこう言ってる事だし今日の所は許すとするか」
🇬🇧「こんな些細な事で、身の危険感じるなんて私は嫌なのでもう少し寛容になってください。」
刺々しい雰囲気を醸し出しつつ、屋敷の中に入り赤いレッドカーペットの敷かれた煌びやかな装飾の施された廊下を抜ける。
そして、とある部屋の前で足を止めた。
🇺🇸「日帝を連れて来た。入るぞ」
そう言い放ったと同時に、扉を開けると目の前に広がった光景に日帝は再度言葉を失う事になる。
そこには第一・第二次世界大戦の際、味方としてまたは敵として血を流し刃を交えた国々が勢揃いしていたからだ。
日「ど、どうなってるんだ…?」
すっかり頭の中がこんがらがってしまった日帝は、やっとの思いで絞り出した言葉を口にするのであった。
終わり
あとがき
最近規制入る小説しか書いてなくて、普通の小説書きたくなった。
息抜きに書いただけなので、多分続かないです。需要ありそう&続き思い浮かんだら書く
日帝さん受け良き良き😇
以下、出演キャラ(続いた場合)
枢軸国
ナチス・ドイツ、イタリア王国
連合国
アメリカ合衆国(48)、大英帝国、中華民国、ソビエト連邦
同盟国
ドイツ帝国、二重帝国、オスマン・トルコ
協商国
ロシア帝国
後満州国、プロイセンです!
主要国家であるフランスさん入れたかったのですが、色んな理由が重なり断念しました。
後、どなたかロシア帝国×日帝さん書いてくれません?
足りなすぎて死にそう。
以上、ここまで読んで頂きありがとうございました!
お疲れ様でした、ばいちゃ!
コメント
5件
めっちゃ好こ
こ、これが息抜き、だと?! 全然好こです🥰