テラーノベル
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別界隈失礼します…
『カリスマ』よりテラ×湊大瀬
大瀬視点
夕方、
シェアハウスのリビングには珍しく静かな空気が流れていた。
僕はソファの端で膝を抱えるように座っている。
その少し離れた場所でテラさんは髪を整えていた。
先程から沈黙が続いているが、テラさんは気にして居ない。
寧ろ上機嫌である。
「うーん。今日もテラくん完璧っ!」
テラさんは鏡に向かってにっこりと微笑む。
「………テラさんは凄いですよね。」
「ん?」
「毎日自信満々で過ごせていて。」
テラさんは振り返る。
「だって事実だからね。僕が完璧なのは。」
「…はは。」
「自分には無理です。」
「どうして?」
「クソ吉なんか何やっても駄目ですし。」
「人に迷惑かけてばっかりだし。」
「ふーん。」
「失敗ばかりだし。」
「なるほど。」
「だからこんなクソ吉生きてる価値とか_」
そこまで言った瞬間、
とんっ
額に何かが当たった。
ふと顔を上げるとテラさんが僕の額を指で軽く弾いていた。
「今のは駄目。」
「えっ?」
テラさんは珍しく真面目な顔をしていた。
_______To be continued.
天星
コメント
1件
読了!いやー、この2人の空気感、めっちゃいいっすね。大瀬くんが自己否定の沼にズブズブはまってく感じ、リアルで胸が痛かった…。そこをテラさんが「今のは駄目」って軽く弾くだけで止めるの、優しさと強さが同居してて痺れたわ。続きが気になりすぎる!