――書き出し――記録物語-R.s.༗《レェズ》
メリーさんの執事《初編-始まり》の続きで変わり、
メリーさんの執事《塔落園編》に変わります。
…では 続きをご覧下さい。作者より………ん…
〈ピピッ〉――
……[『やぁ〜みんな…俺だよオレオレ…
オ レ だよ…( ⁼̴̀◉ ꒳ ◉⁼̴́ )ドヤッ
ハハ!冗談だ、みんな知ってる
ナレーサンだよʕ•̫͡•ʔ…『誰だやねん』てか…
いちょう出てるんだけど…ナレーターとしてだけどね、特にコレに意味はないが、細かい事は置いといて、今!とてつもない事に気付いたんだよ…それは』]…↓…
いきなり大声が響く…
――場所―(瀧奈の住む古風な家)―
瀧奈「アイツ…何だコレは!ガチャか何かか…確かに生活必需品として衣類は必要だが…一目じゃわからんが、サイズ違う、何かわからん物あるし…あ…壊れた」瀧奈は、支給品の袋を探る…
瀧奈「絶対、そこにあったからって感じの物だろな…あ、コレ高い奴やん……いらなそうな物は売るか…」捨てるよりリサイクル&売ると言う思考の瀧奈、
そこに起きてきた尾玲狸(オグリ)が通りかかる。
オグリ「………折り畳む奴壊れてるやん…」さっき瀧奈が壊してしまった物をオグリが拾う。
瀧奈「取り敢えず、買いに行くしかないか……後で、かかったお金を請求しとけばいっか…」
オグリ「買いに行くならちゃんと色々買わないとな」と言いながら冷蔵庫を開ける、
中身が冷凍食品や買い弁した物らしき物とお茶とかしか無かった…
オグリは何かを悟った様な顔で瀧奈を見る、
オグリ「まぁ…料理できないは聞いたが…コレは…」
瀧奈「……気にしないでくれ…」(泣)
オグリ「今まで近所の人のおかげで栄養摂取は大丈夫だったんだろうがな…今を見てみろ…」
瀧奈「目の前の狸さんと子ども がいます…ついでに霊も…」と言い『何か…狸に色々言われるのに言い返せね…前世は元人間なのか…』と思った。
襖が開く音がした、αメリーが起きてきた。
αメリー「おはよう…」
オグリ&瀧奈「おはよう」
瀧奈「あ、買い物しに行くから支度してきて…ん…アイツは、何してるんだ寝てるんかな 」
αメリー&オグリ「中に浮いて寝てるよ」
瀧奈「何で…浮いてる?」瀧奈は不思議に思いながら様子を見に行く
――茶の間――
αメリー「ふわぁ〜って浮いてるでしょ」…
…目の前に確かに浮いて寝ている ラス と 枕代わりにされてる、黑(くまちゃん)が居たい。
瀧奈「何かもっと…こう…え?…こうなるんカ?」霊とかも眠りにつくとか聞いたことあるが、思ってたのと違った寝方をしていて、かなり戸惑う瀧奈。
αメリー「くまちゃん、ふわふわ(触り心地が)してそう…瀧にぃ、おんぶ!触りたい 」
瀧奈「アラダメヨ触レルカモワカライノニ…ラスは霊的な類(悪魔)だから触れるけども…」と何かカタコトになりかけて言いう…瀧奈の顔を見てみると漫画みたいな、目は白目になってる…恐ろしい子…的なシーンのアレに近い…[何か…じわる]。
オグリ「ほれ、代わりに尻尾触らせてやる」
αメリー「ふわふわ〜もふもふ〜」と言いながらオグリの尻尾をぎゅ〜っとしたりして触る。
オグリ「コレ…寝てる時にもされた様な気がする」
瀧奈『枕変わりにでもなってたんかな…』と思った。浮遊しながら寝ていたラスが目覚めた、
ラス「ん…おや…皆さんご揃いで、いい日和で」
αメリー「ラス おはよう」
浮遊していたラスは地面についた。
ラス「何してるんですか?また面白い顔をして…」
瀧奈の顔を見て軽く笑う、
オグリ「気にするナ…瀧奈の理想が散っただけだ…」
ラス「そうですか…で、そちらに持ってる物は?…」
オグリ「ん…これか?これは」
さっき瀧奈が壊してしまった道具を直して持っていた、それを動かして見せた。
〈カチカチカチ…カチカチカチ…カチカチカ…〉〈ポロロッ〉チョ…
ラス「見た感じ壊れましたが?」
オグリ「……」オグリは真顔で真っ白に燃え尽きた…(元が白狸だから、灰色に近いかも…)
また壊れた物を、興味本意に拾い いじるαメリー、それを見ていたラスと黑(くまちゃん)は、
ラス&黑『何をやってるんでしょう』と思った…
ゆるやかに黑はαメリーの元に消えてく…
αメリー「直せない!何コレ!」
ラス「貸してください直しますから」
壊れた物をαメリーから受け取り直して渡した
αメリー「ちゃんと、さっきまでのと同じ様に直ってる」
ラス「根本のネジが緩んでたんでしょうね…」
αメリー「へぇ〜…あ…そうだ買い物行く様だから着替えなきゃ、ラスも準備して」そう言いって服をあさる。
ラス「はい……お2方まだその面ですか起きてください」と言いながらオグリと瀧奈の顔を突き叩く…
瀧奈「痛み!ウワァァ」軽いビンタだが痛かった様だ
オグリ「何で、最後突いてからモフッた?」
ラス「いぇ…興味本意で、お2方どこか行くんでしょう」
瀧奈&オグリ「あ…そうだった…」と気づく4人は、出かける準備をする。……〈ゴクゴク〉
瀧奈「イッテ〜…歯にも染みる…」
――数分後――
瀧奈「よし…あれ?鍵しめたっけ?」
オグリ「ちゃんと閉めただろ」そう余談しながら、
αメリーに尻尾を触られるオグリと家の鍵は、家の見かけと裏腹にオートロック式でもある事をうっかり忘れていた事を思い出す。
瀧奈&オグリ『何やってるんだろぅ』と思う2人である…そんなこんなで、バス停へ着く、
瀧奈「確かこのパスカードをっと」と墓威から貰ったパスカードをバス停のパネルにかざす。
すると、道路から火を噴き出しながらそこに突然と少し小柄なバスが出現した。
〈ブゥーッ〉バスから音が鳴りドアが横に開く
甲高い声「京郭閻[キョウカクエン]通り〜京郭閻通り〜通り〜」開いたらドアから車員制服を着た赤い髪の青年と紫色の獣耳帽子を被った甲高い声主が現れる、
車員の青年「瀧咲 奈夕希 様 御一行を、 お送りしまーす」
甲高い声主「ウェ〜イ!そこの子!…
飴ちゃんいる?」
ラス「とても賑やかそうですね」
瀧奈&オグリ「騒がしいだけだと思うが…」……
――幽界バス エターニャ―(バス内)――
オグリ「俺…ぐるぐるの飴を見るの初めてだは…」
オグリは、αメリーが貰った飴を眺めている
甲高い声「さぁ〜て、ぶっちゃけパス持ちの人とかしか呼べないバスので利用の時はお世話になると思え〜 …さてと、自己紹介タ〜イム!えへん」
こっちに向いて自慢げに発言する。
『何か始まったな〜』と騒がしそうに見る瀧奈…
甲高い声主「何ですか〜その目つきは〜」と言いながら妙に膨らんでいた左袖から小型マシンガンが出てくる。
瀧奈「いえ…何もございません……」(泣)
甲高い声主「貴方達の移動手段担当者になったガイド様である〜この私の名前は呼霊[コダマ]デ〜ス…そして、こちらの運転者が〜…はい、」
車員の青年「夏責[カセキ]と申します…」
『ふむ…騒がしい者が担当になったのか』と感じて思ったラスとオグリである。
αメリー「ねぇねぇ…瀧にぃ、窓の外が何かぐにゃぐにゃ〜って綺麗だよ」
瀧奈「ん……ん?なに?…どれどれ 」と瀧奈はαメリーに言われた通り窓の外を覗いて見た、
瀧奈「おぉ〜コレは、スゲ〜」丁度外は現世と幽界を通る間で外は色々な色の炎が入り混じって綺麗なうねりが出ていた。
ラス「確か、炎の色が変わるのは炎色反応と言う科学的反応のようですが、コレは凄いですね…」
オグリ「ちょっ見えない…αメリー持ち上げてナ」
瀧奈達は、外の景色を凄いなと見る。
呼霊「はいはい〜…では、右も左も見えるのは、 このバスが発している 火花 でございま〜す、 さまざまな色の炎 が見れてまるで、花火の様に綺麗で〜す。何故?火花が出てるかって?それは、 現世と幽界のルートには固くわかれていますので、 そこを通り抜けてワープするので、この様になっておりまーす。お姉さん物知りでしょ〜」
最後に、 マウントを取ろうとしているが適切にちゃんとガイドとして役をこなしている。
瀧奈「ん…幽界って…霊界とも同じ黄泉の世界では、どうしてわざわざココを通るんですか?」
呼霊「ヘィ!何故って、それは、魂の速さは凄く、20里以上と言うくらい速くなるのさ、それにテレポート機の電磁波妨害を張られても無視できるから凄いのだよ」
瀧奈「へぇ〜、流石は非科学的現象」
ラス「確かに場所によっては力が変わる事もありますから、それに因んだ現象と同じなんでしょう」
オグリ「パワースポットか心霊スポット的な?」
αメリー「よくわからないけど凄いんだね」
呼霊「はい!すっご〜い!なんだよ」色々と話をしている間に霊界の路線に付く
夏責「では、どこまで向かいますか?」
瀧奈「フローシティーの中央区、グランドショッピングモール前まで行ってくれ」
夏責「了解、乗客が来なきゃ、そのまま真っ直ぐに進んですぐに早く着くからね」バスの掲示板がフローシティー中央区(グランドショッピングモール)行きの文字が浮き出てきた。
瀧奈「すげ〜…やっぱ本物の幽霊バスだなコレ…」改めて瀧奈は、嬉しみが込み上げてきた。
夏責「ふふ…幽霊バスですよ、私が愛したバスの…」柔らかな笑みを浮かべ少し語る夏責。
瀧奈「今では共にしてるんですね」よいものを聞かされた様な微笑みをがでる。
夏責「はい…死者を霊界へ送る仕事の時に、生前このバスを利用者の人がいて、“死ぬ前に乗れてよかった、あ、既にワシ、ポックリといってしまってますがね、ガハハ!”と愉快そうに喜んでいました…」、
瀧奈と夏責は会話をしている。
一方、呼霊とαメリー達は、たまに説明を聞きながら黄泉の世界はどんな所かを眺めている。
αメリー「お父さんとお母さん…ここでも元気にしてるかな…」と少し涙目になりながら小声で思った。
オグリ「大丈夫さ、極楽か天国のどこかで元気にしてるかもしれんよ 」と慰める。実際、オグリは、そこら辺の事はよく知らない。
オグリ『霊界と魂の関連…実際に行った者しか知らない事が多い…大体は獄門の所でその場所の判決者が、地獄か天国の判別するからな…』と深く考える。
呼霊「墓威さんに聞いてみれば?」と突然αメリーとオグリに問いかける。
オグリ「ん…どうして?」
呼霊「だってあの人めっちゃ死にまくってたから」
ラス「それはまるで不死身の様ですね」
呼霊「いぇ、あの人はいちょう普通の人間ですが」
αメリー「ガイドさんは霊界のことわかる?」
呼霊「いえ、少ししか…でも、あの人は獄門の書物場でこき使われてる所で出会ったのでもしかしたらと…思いましてぇ…」
ラス『あの人間が普通の人間?…あれ程の綺麗に入り混じった奴は、そうそう居ないはず…』と考える。
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