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ちょっと前から描いてたやつ
ある大陸に我々国、と呼ばれる軍事国家があった。彼等は「世界の主役は我々だ」と建国した瞬間から言っており、腐っている色んな国から嫌われていた…が、そんな国は全部ぶちのめしたので心配はない。幹部達は本来同じ所に居る筈がなかった者達で、一人一人が霞まない程に個性が強い。戦争をこよなく愛す悪魔の様な総統を筆頭に、トルコ帽を被ったJK(♂)の外交官。赤いマフラーを纏った真面目そうでたまにネジが外れてる書記長。クズで女たらしで無能だけどいざとなった時は有能になる情報室管理長……と、いう感じで個性が凄い。共通するのは全員過去に何かあった者、家族が傷付けられたらブチギレる者、そして戦闘狂だ。幹部は全員総統のお気に入りで構成されている。一般兵も新兵以外は全員別の国だとかなりの位が与えられる程の強さで、副隊長に関しては幹部と言っても違和感が無い程に強い。これは才能ではなく努力の結晶だろう。それほどまでに訓練がキツく、辛い物だ。更に自主練もある為体力馬鹿になるだろう。それに加えてまさかの国民も好戦的だ。幹部の悪口を言おう物ならフルボッコにされて城の前に投げ捨てられる。学校では人との戦い方の授業等をする為全員が強くなる。だが治安がとても良い。まぁ内ゲバが起きても「幹部様達元気だな」くらいで戦争が起きたら「あ〜戦争か〜」くらいなのが色々とおかしいが…。本題に戻るが、今回はそんな色々とおかしい国で起こった、“脅威拉致事件”である。
朝目を覚ますとまずカーテンを開け、太陽の光を浴びる。そのまま洗面台に向かい、緑の外交官から使う様に半強制的に渡された化粧水を顔を洗った後につけ、部屋のクローゼットを開ける。ポケットが複数あるカーキ色のズボンを履き、迷彩柄の某爆発するキャラクターの顔がフードに描かれたパーカーを袖なしでタートルネックのインナーの上に着る。チャックを上げフードを被ると軍靴をしっかりと履き、明るい黄緑に彩られた木製の扉を開け、外に出る。時刻は午前2:30分、此処に来る前の生活で早く起きる癖がついてしまった。他の幹部や部下からはそんな早く起きて大丈夫なのか、と心配されるが特に問題は無い。逆に遅く起きたら不安を感じてしまうくらいには、だ。廊下を歩き、曲がり角を曲がると大きな扉が見えて来る。この軍には2mに近い高身長の者達が多い為、食堂や談話室等の誰でも使う様な部屋や高身長の者の部屋の扉とかはかなり大きく作られている。
この軍は格差とかが(敬語は使ったりはするが幹部は普通に総統の頭をぶっ叩いたりするし敬語を使わない為)もはや無いに近い。総統もそれを許可している為問題は無いが。勿論一般兵も仲が良く、副隊長と幹部達はとても仲が良い後輩と先輩の様な関係だ。他の国では本来あり得ない事をこの国はやっている。…まぁ、ある友好国は有事の際に国民が武器を持つのだが。この国とこの国の友好国は基本おかしいからもう気にしてはいけない。そんな我々国だが、特に愛されている幹部が居る。そう、視点主のzmだ。脅威と呼ばれているが、仲良くなり実際の様子を見てみると優しく、仲間思いで寂しがり屋な一面見れる。その上人見知りで、色んな人に「話さなくて怖かった」と言われているがただ恥ずかしく話せないだけだ。その人見知りをなんとか突破すると更に様々な一面が見られる。料理をしている姿、悪戯をしている姿、トマトを他の幹部や副隊長に食べさせている(食べてもらっている) 姿…戦場での様子とはかけ離れた姿を見れる。さて、そろそろそんな彼の視点に戻ろう。
食堂の扉を開き中に入ると電気はついておらず薄暗い。壁を手探りで電気のスイッチを探し、スイッチを押す。スイッチを押すと部屋が明るくなり先程までのホラー感はどこかへいった。そのままキッチンに向かうと冷蔵庫から少々食材を拝借し、包丁やまな板、鍋を用意する。幹部はかなり過保護な為か、zmが料理を作る時は必ず誰かが一緒に居る。zm自身も不快感はないが少し心配性じゃないか、とは思っているらしい。包丁を手に持ちまず玉ねぎを細切りにする。この時何もせず切ると涙で目の前がボヤけ、誤って自身の手を切ってしまう事がある為注意だ。…ふと思ったが、これは冷凍の方が楽なのではないか。ジップロックをキッチンの棚から取り出し、中にそっと切った玉ねぎを入れる。そのまま冷蔵庫の野菜室を入れ、他の食材もしまう。今度は冷凍室を開ける。中には冷凍牛丼が入っており、ラップを外し、電子レンジの中に入れる。タイマーを5分にセットすると誰かさんが置いて行った爆弾や戦争の本を手に取り、食堂の椅子に座り読み始める。食堂と言っても二種類あり、一般兵や副隊長、幹部が一斉に食事を取ったり、自由に使えるのが大食堂。副隊長すらそこで食事をする事が許されない幹部専用食堂の二種類がある。今居る所は幹部専用食堂だ。一応上下関係はしっかりしている為その辺りは安心してもらいたい。ツァーリ・ボンバという最強とも言える爆弾の部分を読んでいるとキッチンから音が鳴る。電子レンジの音だ。席を立ちキッチンへ向かう。電子レンジを見るともう解凍は終わっていた。棚からhtに教えてもらった箸という物を取り出し、レンジからは牛丼を取り出し、また自身の席に座る。牛丼は冷凍というのに肉汁が出ており、米も炊き立ての様に湯気が上がっている。玉ねぎもツヤがあり、手を合わせた後箸でつまみ食べると軽くシャキ、としてとても美味しい。この冷凍方法を教えてくれたあの科学者には感謝だ。肉汁と米を一緒に食べるとうまい具合に絡み合ってくれて絶妙な味だ。やはり肉汁が染み込んだ米は美味い。あっという間に平らげてしまい、なんだか物足りない。だがこれ以上冷蔵庫の中身を取り出したらバレてしまい、朝飯を食べる時に「先に食べないでくれ」と食堂のおばちゃんに怒られてしまう。この前バレて無理矢理トマトを口の中に捩じ込まれたからそれだけは避けたい。我等が総統grでも食堂のおばちゃんには負ける。あの人達ガチで強い。名残惜しくも手を合わせ、食器を片付ける。自分で食べたら自分で片付ける。この軍は食を大切にしているからこそのルールだ。…まぁ、嫌いだからと残したら連帯責任で食堂のおばちゃんに怒られる為何人かが1人を押さえつけてもう1人が口の中に残そうとした食材を口の中に捩じ込んででも入れるという非人道的な方法が採用されているが。俺?俺は最初からトマトは無しにしてもらっているから問題ない。自分で言うのもなんだが俺は偏食だと思う。馬刺しは無理。人参も無理。トマトも無理。だがピザソースとケチャップはいける。謎だ。さてと、腹も膨れ…てはないが、散歩に行くとしよう。もちろん基地内や城内ではなく、街へ行く。武器は大体を点検に出している為持っていけるのは拳銃を一個、ナイフを二個のみだ。正直心許無いがなんとかなると思いたい。門番に軽く挨拶し、街へ降りていく。昼間の騒がしさはどこへ行ったのか、早朝だからかとても静かだ。こんな朝早くから出掛けている者は俺以外居らず、早朝や秋特有のひんやりと冷たい風に吹かれる。秋とはいえこんな寒いとは思わなかった。もう少し着込んでくれば良かった、と後悔していると鋭い殺気を感じる。寒さで感覚が鈍っている為何人かは把握出来ない。大通りや家の前で戦って国民を起こす訳にもいかないので気付いてない振りをして路地裏へ向かう。路地裏の奧の方まで来るとナイフホルダーに手をかけ、ナイフを取り出し振り向き様に切り付ける。男は喉に薔薇を咲かせて倒れ、辺りに花弁が落ちる。殺した奴を除くと相手は5人、それに対してこちらは1人…流石に5人相手は無理だな。撤退しようとすると体がビリビリと痺れ、筋肉が固まる。コイツ等スタンガンを持っていたのか。しかも一気に数発打たれた為なす術もなく倒れてしまう。嗚呼クソ、ここで死んでしまうのか。死ぬなら戦争が良かった、俺は戦争で死にたいんだ。最後の抵抗としてまだギリギリ動く手で耳に手を持っていき、インカムを数回叩き監視室へ繋げようとするが手を踏まれ、繋げれなかった。体に浮遊感が走り、目を閉じる前に見えたのは、壊れたインカムだった。
総統side
朝起きるとrbrから緊急連絡が来た。zmのGPS表示が消えたとの事だ。全員インカムにはGPSが付いており、もしもの時すぐ助けに行ける様になっている。今回はzmのGPS反応が消えたらしい。狂犬達なら今までかなりの回数があるが、zmのGPS反応が消えた事は今まで一回もなかった。これはマズいと判断し幹部全員にインカムを繋げる。状況を説明しながら着替え、会議室へ走る。zm自体だがそれは会議室で彼等と話し合う。問題はzmの隊だ。彼等の訓練がzmが居ないとなると出来ない。優秀な副隊長は風邪で寝込んでいる為今日は訓練を休みにしようか。だがこの事を知ったらなんで言わなかったのか問い詰められるだろう。この前zmが風邪を引いて訓練が出来なかった時、すげぇ怖い笑顔で問い詰められた苦い思い出がある。嗚呼、どうやって説明しようか。まぁ副隊長は一旦風邪が引いているから大丈夫か。気が付くと会議室の扉まで来ており、重い扉を開ける。中にはまだ誰も居らず、最近は書類仕事が終わらず部屋に籠っていたのに誰よりも早く来れた事に驚いた。だがそんな事考えている場合じゃない。銃の様な小さな装飾が施された自身の椅子に座り、状況を白紙の紙に書き上げていく。rbrにまたインカムを繋ぎ、反応が消える前の様子の詳細を聞く。それを簡潔にまとめ書き上げる。書き終わる頃にはtn氏が既に来ており、俺の右斜め後ろに控えていた。大きなホワイトボードが置いてる為用意してくれたのだろう。礼を言い、また思考の海に沈んでいく。まずzmは武器を点検に出していた筈だ。使えたのは確か拳銃一個とナイフを2本。この状態で複数人で来られたら流石に負けるだろう。しかもアドレナリンが出ていない状態だ。痛みがしっかりとあるし理性でブレーキがかけられている。逃げなければ負ける可能性は高い。だとしたら敵は最低三人以上は想定した方がいいだろう。次にそんな事を仕掛けてくる組織だ。最近は過激派の勢力が高まっている為そいつ等の可能性はあるだろう…が、わざわざzmを攫うか殺す必要がない。もっと弱い奴なんてたくさんいる。その代表がutだ。彼奴はたまに有能になり強くなるが幹部の中では弱い方に分類される。わざわざ最高戦力のzmを襲撃する必要がない。だとしたらzmと関係がある組織か、また喧嘩をふっかけてくる馬鹿な国か。恐らく後者だろう。組織だとしてもそちらは片っ端から潰した筈だ。黄緑の宗教だなんて馬鹿げた組織は完膚なきまで叩き潰したからもう湧いてくる事は出来ないだろう。zmが来る前に一時的に働いていた軍は既に滅ぼした。だとすると国の可能性が極めて高い。最近不穏な国はρ国、γ国、β国、Ω国の四つだ。γ国は外交であちらが失敗、こちらの取り分がいつもより多くなった。だがそれだけでこの軍事国家に戦争を仕掛ける様な事をするとは到底思えない。ρ国はこの前osが釘を刺した為可能性は低い。Ω国は今それどころじゃない状況だ。だとすると出て来るのはβ国だ。β国とは昔から俺達の国と仲が悪かった。それにzmを欲しがっていた。嗚呼、本当にイラつく。ふと会議室内を見てみると1人以外は集まっていた。蝶の小さな装飾が施された椅子に座っているのはem。ステンドガラスの様な装飾が小さく施された椅子に座っているのはos。神という漢字の様な小さな装飾が施されている椅子に座っているのはsn。小さな目玉焼き?の様な装飾が施された椅子に座っているのはci。小さな猫の様な装飾が施された椅子に座っているのはsyp。小さな刀の様な装飾な装飾が施された椅子に座っているのはht。天という漢字の様な小さな装飾を施された椅子に座っているのはrbr。煙の様な小さな装飾が施された椅子に座っているのはut。犬の様な小さな装飾が施された椅子に座っているのはkn。シャベルの様な小さな装飾が施された椅子に座っているのはsho。狼の様な小さな装飾が施された椅子に座っているのはni。空いている席は俺の後ろ控えているtn氏の席と今回の議題となるzmの席のみ。tn氏に指示を出し、ホワイトボードに分かりやすく図を描いてもらいながら現在の状況を話していくと彼等の顔は険しくなり、機嫌が悪くなってきている事が見て分かる。emが手を挙げ、ホワイトボードの前へ行く。emは作戦を立てる参謀だ。幹部のみで行動する為作戦はかなり立てるのがすぐに終わったのだろう。全員の頭に状況の内容が入った所で文字を消し、今回の作戦を全員に伝えていく。流石と言うべきか、元とはいえ教授だからか作戦を分かりやすく伝えてくれる。大体が入った所で細かい所を伝え、頭に入りやすくしてもくれている。…さて、作戦は即開始だ。全員に各自用意する様に言い、自身も部屋に戻る。部屋にある金剛石で出来た双剣をいつでも鞘から取り出せる様に腰へ身につけ、眼鏡も割れくく加工された物に変える。せっかく武器を持っていても眼鏡が割れて目が見えなければあまり意味が無い。救急箱はsnやciが持って行くだろうから包帯と止血剤くらいでいいだろうか。準備が終わると窓の外を見る。全員バイクの用意をしており、俺も黒いバイクの鍵を手に取る。全員の所へ足を運び、黒く光を反射しづらい素材で作られたバイクにまたがる。エンジンをかけ、極力音を立てずに、そして出来るだけ早く進む。移動中は大事な、大事な末っ子の無事を祈る事しか出来なかった。
脅威side
zm)ぐァ”ッ…””
腹を蹴られ、小さく呻き声が出る。嗚呼クソ、街に1人で行くんじゃなかった。さっき頭をぶつけてから頭がグラグラして思考が回らない。目の前も薄くボヤけている。体は鎖で固定されていて、パーカーは脱がされ、上半身は現在インナーのみなのでかなり寒い。手だけはまだ手袋をしているから大丈夫だが、腕の方に関してはもう感覚がなくなって来ている。正直このままでは危ない。だが目の前の男は俺の事を何度も殴り、蹴り、鞭を打ち付けてくる。その度に鋭い痛みが走り、跡が残る。だんだんここから出られるのか心配になって来た。水色のチワワは功利主義だ。大多数の幸福を得る為には少数の犠牲は必要。と考えている為今回は流石に見捨てられるかもしれない。嫌だ、とは思いはするが人を殺したのに幸せになっている天罰だろう。死ぬ前くらい皆と話したかったわ。血が思ったより出ているのか目の前が黒に染まり始めて行く。遂に座っていたのが倒れ、息も浅くなる。すると男は舌打ちをし、どこかへ消えそうになった瞬間、俺の腹が撃たれ、悲鳴を上げた。
_ そこで俺の意識は途切れた。
総統side
急がなければ。バイクは途中で降り、城に近付く。まず狂犬2人が門番を殺し騒ぎを起こす。彼等が兵士の気を引いている間に手薄となった裏口から城内に潜入する。城内は悪趣味な絵や置き物が飾られており気味が悪い。それよりも早く我々の末っ子の元へ行かなければ。少しスピードを早めていると
「ぁ”あ”ッッ”””あ”あ”あ”あ”ァ””ア”ァ””ァ”””!!!?!」
末っ子の大きな悲鳴が聞こえた。とても苦しそうな声だった。その声を聞いた瞬間utの殺気が数倍に増えた。すぐ消したから気付かれなかったが…。彼の殺気が数倍に増えるのは仕方がない事だとは思う。zmを1番溺愛しているのは彼なのだから。悲鳴が聞こえた方に急いで走る。tnが扉を蹴破ると地下室へ続くであろう扉が現れ、音をできるだけ殺し降りていく。するとまたzmの悲鳴が聞こえてきた。不安と怒りで荒くなる息を必死に抑え、拷問室まで歩く。
大きな音が鳴り、扉が破壊される。中には
gr)z、m?
鎖に繋がれ、血塗れになって倒れているzmが居た。
何故、何故、何故、何故?何故zmがこうなっている?何故傷付いている?何故血塗れになっている?
嗚呼、イライラする。
その瞬間俺の目の前は赤に染まった。
ut)grちゃん、もう終わりやで
ふと声がした。周りを見ていると血塗れの人間らしき肉塊ばかりで、一般人ならば吐き気を催す惨劇となっていた。自身の手元を見ると赤黒い返り血を浴びた金剛石でできた双剣があった。どうやら怒りで我を忘れ、虐殺をしていたらしい。家族へ迷惑をかけた罪悪感と末っ子への心配のせいかだんだん不安になっていくが、それより早く聞かなければ。
gr)他の奴は、zmは無事なのか?
そう言うとutは優しく安心させる様な笑みを浮かべ、頷いた。良かった、zmも他の者も無事の様だ。だがこの城はどうしようか、城は血塗れで使い物になりそうにない。この前も他の者だったがこの様な状況になり別の城を血塗れにしたばかりだ。…なら
gr)爆発させるか
ut)…まぁいっか、じゃTNT仕掛けよか〜
大量のTNTを取り出し、utと共に城に設置していく。この城の総統室は勿論、zmが居た拷問室もだ。最後に門に設置し、門の外に居た他の家族と共に城から離れていく。
em)それじゃ爆発させますよ
色素の薄い彼がボタンを押すと同時に城が爆発し、炎が上がり始める。もし生き残っているとしてもこれで焼死するだろう。バイクに乗ると俺達の家へバイクを発進させた。
我々国報告書No.××××
【脅威拉致事件】
脅威は午前3:30分にβ国により拉致され、 拷問により重症を負う。拷問は痛みによる洗脳が目的だったと思われる。
脅威の失踪を知り幹部はβ国に乗り込み、我らの総統により虐殺が行われた。城はその後爆発され、敵国の生存者は居ない事が確認されている。国の領土は我々国の拡大に使われる事に決定となった。脅威は現在医務室にて療養中。三ヶ月後には完全復帰出来る可能性あり。
以上にて脅威拉致事件の報告書は終わりとなる。
書記長確認欄 [確認済]