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▷▶︎▷10話.泣くなよ
エセ注意.下手すぎ注意
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視点▷▶︎▷rd
カプセルの中には少しづつと永眠薬 が充満していく。
少しづつまぶたが閉じていく。
そんな感覚が何回も続く。
嗚呼、死ぬ前ってこんな感覚なんだな…
pnと一緒にただひたすら遊び続けた幼少期時代。
小学生からpnとクラスが別れちゃったから友達があんまりできなかった。
段々それがいじられるようになり、ついには虐めにまで発展した。
「嫌」だとか「やめろ」だとか言えなくて苦労したっけ(笑)
時々不登校になってpnちゃんに心配されたっけ。
結局先生は俺の事なんにも分かってくれなかったな。
高校になっていじめがヒートアップ。
中学校では物を隠すとかっていう陰湿ないじめだった。
だけど高校では手を出すようになってきたり物を取り上げてきたり、堂々としてくるようになった。
時には校舎裏に呼び出して俺の身体に直接傷をつけたり、水をかけてきたり。
放課後遊び誘われたと思ってもあっち系の暴力や物を壊されたりなど。
もう高校2年生の俺の身体では限界を迎えてきてしまった。
身体中色んなところが傷むようになってきて、何事にも辛くなってきてしまった。
ご飯も食べれなくなってしまった。
何にも限界だった。
だから主犯のアイツを永眠させた。
これを周りから見ると俺が悪く見えてしまう。
生きている中で何回も傷つけられて、痛めつけられて。
苦しくて苦しくて…それでも俺は頑張った。
でも、アイツはそんな俺を何回も傷つけて痛めつけた。
そんな軽々と生きているざまを俺は許せなかった。
でも、アイツはたったの1回で死んでしまった。
これは俺が悪かったのか。
最期に見たのはpnちゃんが泣きながらカプセルにすがりついている姿だった。
…笑
泣くなよ。
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