でも知性が全て繋がるなら、リンゴと月も、普遍的なことと個別的なことも、遠い国と国も、誰かのつくったレシピと見知らぬ誰かとも、違った時代の知性どうしも繋がるんですか。
リンゴが木から落ちるのを見て、月と地球の関係をひらめいた人がいる。西欧の画家が、極東の浮世絵から影響を受けることもある。南半球の国が北半球の政治や産業システムを取り入れる、発展させれる。前の世代から受け継いだ知的文化を、後の世代へ引き渡している。
大阪を発展させるアイディアは豊臣秀吉から生まれたかもしれないけれど……または彼の部下のだれかかどうか、私はよく知らない……大阪は彼だけのものじゃない。複式簿記を最初に発明したのはアラビア人なのかベネチア人なのかよく知らないけど、今では世界中の会計簿で使われてる。ネクタイは今やクロアチア人だけのものではないし、形も変わって、生地も変わって、地球上あらゆるところでさまざまな色合いのものが使われてる。
ということは、発想は全て宇宙の共有物と言ってしまっても、いいかもしれませんね。
私もそれを考えてたんだよ。
四次元の知性は3次元以下全ての、5次元の知性なら4次元以下全ての、6次元なら5次元以下全ての宇宙の共有物じゃないだろうか。
我々の場合、感じたこと、考えたこと、発想の全ては四次元の集合意識に混じっていくんだと思う。
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