真木律、嫁の佐藤美穂、
「調べてくれないか」
「また優木警部…」
「何故榊和巳を拐ったのか、兄にしたら弟が可愛いよな」
「優木警部は?」
「…私か兄と姉がいたよ。離ればなれになってた」
「両親は?」
「母は病で亡くなったよ父親が俺のせいだって辞めるとかで揉めた。父の姿観たのは俺が北海道に来た辺りから絶縁状態になってたから。」
リリリリー
はい中央署ですが!
本部の榊拓弥がいなくなりました。
《アイツ動いたな…単独行動するなって言ったのに》
川島、居たか?…
いますよ。
パソコンとにらめっこしてます。
「英史~笑っ」
「ワアッ警部…」
「こちらの事故…」
「バラバラ事故が起きてますよ」
「誰なんだ?…」
パソコンを叩いてた川島英史、
真面目な顔をしてた。
だんだん兄貴に似てきたな。
「兄貴ですか?…」
「そろそろ嫁を貰うっていってましたよ」
「恵美さん元気か」
はい笑っ
「こちら…女性ですよ…警部…」
ロングヘアの頭だけ…
携帯電話がなり始めた。
SMSホームページの
https://▽▽▽から開いてください。
生配信が流された。
裸の女性が手を押さえてた。
いや~!!誰か助けて…
キュイーー
画面に血が飛んできた。
警部…
誰なんだ!、
川島、女性を外に出すな!。
はい!…帰ります!、
バタバタ!
警部いましたか!。
マンションの一室で殺人事件がありました。
これか?…
ワアッ!!
罪は重いですなぁ!
田村美幸宅
フードを被った男が見上げた。
照明が消された。
親父…待ってろよ…
ブォォォーンブォォォーン
誰かが来た。
姿を消した。
獣臭い…
いっこうに姿を見せなかった。
「真木律の亡霊か…」
〃こちら加納です。応答お願いいたします〃
誰かに押さえられた。
誰だよ!…
櫂?…
「お前誰だよ!」
消えた。
ワアッ!!
おい!拓弥~!!
ワアッ警部俺今…
櫂っていわれた。
祐也って聞いた事なかったか?
「誰です…」
「私の兄貴だよ。以前に話したよな」
「はい…」
姿なきバイク、姿を見せなかった。
死んでもいないのに、
生霊ですね…