テラーノベル
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〈あらすじ〉
中国と香港に手伝って、北朝鮮を探してもらったが結局見つからなかった。なぜなら、北朝鮮が会社で野宿する準備をしていたからだ!!そのあと、中国と香港といっしょに食卓を囲むこととなるが…韓国が途中で出ていってしまう…それに不吉な予感を香港は覚えるのだった…(やった!!あらすじっぽいものをかけた!!)
〈本編〉
香港:「何かに飲まれるような…気がする…」
中国:「!」
中国は立ち上がり、韓国を止めようとするがもう出ていってしまったようだった…外に出て辺りを歩き回っても、誰もいない…ただ電柱が道を照らしていた…
中国:「いなかったアル」
中国はそう言いながら、自分の家に帰る。
帰ると玄関の前に香港が立っていた。
香港:「中国サン…韓にいは見つかった?」
中国は首を横に振りながら言った。
中国:「みつからなかったアル…」
香港:「このままだとまずよ!」
中国:「わかってるアル!」
中国は大きな声で怒鳴るように言った。
途端に中国の頭が痛む!
中国:「ッ…!」
香港:「中国サン!」
香港が中国のそばに駆け寄る。
中国:「体が…急に…しんどく…な…って…」
香港:「中国サン!」
香港の声も遠のいていく…
香港:「ーーーーー!」
中国は水の中にいる感覚になる…
中国:「(香港がなにか言ってるアル…なんて言っているか聞こえねぇアル…あぁ…この感覚…何処かで…)」
???:「駄目…あなたは生きないと…あなたは中国なのだから…私の自慢の息子だから…」
中国の頭の中に流れ込んでくる
中国:「誰?」
???:「生きてお願い!生きることだけを考えるのよ!あなたは生きなきゃ!生きなくては…いけない!絶対!」
中国:「!」
中国は目覚める。
目覚めるとベットの上にいた…
香港:「うわぁ!」
香港は急に中国が起きたためびっくりした。
中国:「香港…我を運んできてくれたアルカ?」
香港:「う…う…うぅぅ…」
中国:「香港?」
香港:「うわぁぁぁぁぁん!!」
香港が泣きながら中国に飛びついてきた!
中国:「うわ!どうしたアルカ!?落ち着けアル!」
中国は困惑する。
香港:「うわぁぁん…中国サンが生きててよかった…タヒんだらどうしようって…」
廊下からドタドタと足音が聞こえてくる。
???:「何かあったの!?」
勢いよく部屋に入ってきたのは、台湾だった。
中国:「たい…わん…なんで…ここに?」
台湾:「香港くんが「中国サンが突然倒れて!タヒんじゃうかもしれない…」って泣きながら電話してきて…」
台湾は香港のセリフのところだけ、モノマネをしてどれくらい香港が中国のことを心配していたかわかるようにした。
中国:「そうアルカ…すまねぇな…心配かけて…」
そう言って、中国は香港の頭を撫でる。
香港:「ほんと…心臓に悪いんだから…」
台湾:「ふふふ…かわいいなぁ…香港くんは…」
香港:「可愛くない!」
と全否定した。
中国:「でも、よかったアル。これで、明日会社に行けるアル」
台湾:「そこ!?」
台湾はびっくりした顔をする。
台湾:「大体、師匠が妖(あやかし)に取り憑かれるなんて珍しいよねぇ〜」
中国:「はぁ!?」
中国はびっくりする。
台湾:「師匠は体に術を施してるから、外部から妖に取り憑かれることはほぼない…しかも、妖はレベルが低かった…じゃあ、内部から妖が生まれた?でもどうして…」
台湾は不思議そうにそういう。
中国:「内部から…アルカ…(あの声は一体何だったアルカ?…何処かで感じたことのある…あたたかさ…あの声はどこか落ち着くアル…)」
香港は、ようやく中国から離れ、言った。
香港:「考えても仕方ないんじゃない?」
台湾と中国:「それはそう」
そして次の日…
中国:「はぁ〜昨日は夜も大変だったアル…あの後、台湾に何かよこせと見返りを求められたアル…どうにか、香港を生贄にして、事なきを得たアル…」
中国は独り言をつぶやきながら靴を履く。
そして、元気よく言った。
中国:「行ってきます!」
中国は会社につく。
中国:「(まず、韓国を探すアル…そして、なんで帰ったか事情を聞くアル!)」
中国は、韓国を探す…
しかしどこにもいない。
中国:「どこに言ったアルカ?もうそろそろ、仕事初めないと上司に怒られるアルネ…」
中国はしぶしぶ、自分のデスクに座る
中国は様子をうかがいながら、淡々と仕事を進める。
数時間後、韓国は会社に遅刻する、ぎりぎりで来た
中国は、立ち上がり韓国のデスクを目指す。
中国:「你好〜韓国」
韓国:「…」
韓国は机の上に荷物を置き、仕事を始めようとする。
中国:「無視…か…」
中国が去ろうとすると…
韓国:「なんで…お前が…」
と、言う。小声で…
中国はそれを見逃さなかった。
しかし、聞く勇気はなかった。
中国はそのまま自分のデスクに戻り、仕事を再開する。
あっという間に、お昼休みになった。
中国はいつも通り、外のコンビニに弁当を買いに行く。
中国:「昨日は、台湾を夜中まで起こす羽目になったアル…だから、少しでもごまをすっておかないとやばいアルネ…」
中国は5階のオフィスにある台湾のデスクに向かう。北朝鮮もここにデスクがある…
中国は台湾のデスクについたが誰もいない。
中国:「先客がいたアルカ…自分のデスクがある2階のオフィスに戻るのもめんどくせぇアルナ〜…よし!台湾のデスクで食べるアル!」
韓国:「(なんだ…北を探しに来たわけじゃないのか…よかった)」
韓国はこっそりと中国の後を追っていたのだ。
韓国:「(なんのためにここに来たんだ?クソコミーは?)」
中国は弁当を食べ終わる。
中国:「台湾に使ったのは…バレるわけねぇアルカ!」
中国は人気(ひとけ)の少ない、廊下を通る。
韓国は後を追う
中国:「ここは、人気が少ないのに、いい眺めアル〜」
中国がそんな事を言っていると、螺旋階段の方からドタドタと足音が聞こえてくる。
中国:「?」
なんと、螺旋階段から出てきたのは、北朝鮮であった。
韓国:「(は?なんで?なんで?ナンデ?ナンデ?)」
北朝鮮:「あなた…もしかして…」
中国:「北朝鮮!お前、昨日どこ行ってたアルカ!?韓国がすごい心配して…って!」
北朝鮮は中国の事を抱きしめる。思いっきり。
中国:「痛いアル!離せアル!なんアルカ!?昨日も今日も、弟子に抱きつかれて!?我なんか悪い子としたアルカ?」
北朝鮮:「思い出した!師匠!師匠だ!」
中国はなにがなんだかわからない。
中国:「師匠?そりゃ、我はお前の師匠アルが?それがどうしたアル?」
北朝鮮:「あ!すまん、つい…久しぶりにあったから…つい…」
中国:「確かに…最近あってなかったアルナ」
韓国は見ていられず逃げ出す。
韓国はそのまま屋上に向かう。
韓国:「(なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?なんで?)」
韓国は屋上にたどり着く。
韓国:「なんで?なんで?どうして?願いは叶った…はず…だよね?」
韓国がふと空を見ると、空からなにかが降ってくる。何か光るものが…
そしてそれは地面に落ちた。カランカランと音を立てて、
韓国は落ちたものを見るとそれは、
神杯だった
韓国はすぐさま、ガンキを呼び出す
韓国:「ガンキ!!」
ガンキ:「はぁ〜い。どうしたんじゃ?」
韓国:「どうしたんじゃ?じゃねぇよ…俺は願いを叶えたのに叶ってねえじゃねぇか!!どういうことだ!説明しろ!」
ガンキ:「うーむ、儂の力…いや、神杯の力は自分の願いに巻き込んだもの…お主のところで言えば、「北朝鮮」や「中国」じゃな、そやつらが願いに対して、反発するような感情や思いを抱くと願いの力は弱くなるんじゃ。あと、願いを叶えた当事者が願いを取り消したと思えば、願いの効力は弱くなる。つまり、外部からの力が願いに干渉しやすくなる…そして、お前はどうじゃ?願いを取り消したいと思っておるじゃろ?ちがうか?」
韓国:「そんなこと…思って…」
ガンキ:「思ってるか、思ってないかなんて、儂にはどうでも良いんじゃがなぁ〜」
韓国はガンキに憤りを覚える…
韓国:「大体!神杯はなんでも願いを叶えてくれるんだろ!それじゃあ…なん…!」
ガンキは遮るように言う。
ガンキ:「儂の力が…弱まったからじゃ…いや、正確には儂の**「負の感情」**がもうないからじゃ」
韓国:「はぁ?なに言ってるか全然わからねぇ…なんで、俺の願いは叶わなかったんだよ!なんで!なんで!」
ガンキ:「叶ってはいるんじゃ!しかし…」
韓国:「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ」
韓国は同じ言葉を繰り返す。まるで壊れた機械のように…
ガンキ:「!」
ガンキは気づく、韓国の影から黒い手のようなものが出ていることに。
そしてその影はなにか喋っている。
???:「ねぇ、どう?絶望してる?自分の思い通りにいかなくて、絶望してる?弟が師匠に会っちゃって、悔しい?悲しい?でもさ、別によくない?あっちは、ひどいことしたの忘れてるんだからさ?しかも、被害者も忘れてるんだよ?別によくない?」
韓国:「だめに決まってるだろ…また同じことが繰り返されたら、次は助けれないかもしれないだろ…」
???:「まぁ、次は神杯の力も借りれないしねぇ〜。結局、神杯がなかったら、弟は助けられなかったよねぇ〜。「俺が助けてやるから」って言ってたっけ?訂正しなきゃね!「俺達が助けてやるから」に!ハハハ!!」
韓国:「うるさい!だまれ!だまれ!」
???:「黙らないよ?黙るわけ無いじゃん!」
韓国:「うるさい!」
韓国は両手で耳をふさぐ…
???:「意味ないよ」
しかし、声は聞こえてくる。
韓国:「うるさい…うるさい…うるさい…」
韓国の足に黒い手がまとわりつく。そして、影の中にどんどん引きづりこんでいく。
ガンキ:「やめろ!」
ガンキは体を変形させようとするができない。
ガンキ:「神杯!?なぜ止めるんじゃ!?今助けなくて、いつ助けるんじゃ!?」
ガンキは何度も体を変形させようと試みるができない。
ガンキ:「くそ!くそくそくそ!これで儂に**「負の感情」**を抱かせようとしておるのか!?貴様は!?」
影から何か人影が出てくる。ただ、目だけが光っている。
???:「ハハハ…可哀想に!目の前に助けを求めているかも、しれないものがいるのに助けれないなんて…!ハハハ!!でも、「かも」なんだよねぇ〜!ハハハ!!笑いが止まらないや!!僕!!ねぇ〜君もさぁ〜…早く楽になれよ!神杯に憑いてるから無理とか、くっそしょうもない理由で、ここの世界にとどまるの?なんで?僕は理解できないよ?ハハハ!!はぁ〜〜おっかしい…ハハハ!!」
ガンキ:「笑い方が癪に障る小僧じゃ…!」
???:「小僧なんて言わないでよ…ちゃんと僕にも名前があるんだから…この子と同じ」
そう言って韓国の首を腕で包む。
???:「韓国って名前が…!」
続く…
これだけは言わせてほしい…
今回書いててすごい楽しかった!!
コメント
3件
韓国さぁぁぁぁぁぁんッッ!!!うわぁぁぁぁぁぁ!!😭😭
北!おめでとう!!!!