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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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病室に行けば   、  揺れる真っ白なカーテンと  、


日に当たって  、反射でキラキラと輝く  金髪   。




「千冬   。」



呼びかけても彼は振り向いてはくれず  、


ずっと遠くを見つめている  。



「千冬   、」



何度も  、何度も  、また、もう1回  、もう1回


読んでも  、振り向くことはなくて  、


彼の方に触れると  、



彼のエメラルドの宝石のような目から  、

キラキラと輝く  、大粒の涙と  、

ふるふると震える唇が  、ただ事ではないと物語っていた  。


「  千冬   ?」





ーー千冬「 ……  グス  、泣」




泣き続ける彼の姿  、 静かに泣き続けている  、

震える体を優しく包こめば  、彼の震える体は収まった  。


「どうした  。何かあったか  、?」


ーー千冬「グスッ  、いや  、?  大したことないけど  、泣」

「やだなぁって  、」


ーー  ??  「なにが  ?」


ーー千冬「俺  、余命3ヶ月って言われちゃって、泣」

ーー??「は、?」

「嘘だろ   、?」

信じたくなかった  。そんなの  、、

ーー千冬「死にたくないな  、死にたくないよ 、泣」

「死にたくないです  、死にたくない  、泣」

『死にたくない』そう泣きぐずっている彼は  、

俺の抱きしめ返して  、


ーー千冬「死にたくない  、泣」

「まだずっと居たいのに  、嫌ですよ  、そんなの  、泣」

「死にたくない  、泣」



ーー??  「何があった 、?」

ーー千冬「  、、俺  、癌できちゃって  、泣」                                                         ガン

「あはは  、運悪  、泣」

ーー??「千冬  、」

ーー千冬「もうすぐ死んじゃうんだなぁ  、泣」

「あー  、怖いなぁ  、泣」



そんな事言うなよ  、千冬  、

あの日  、倒れた時は吃驚した  、

お見舞いにこればそんなこと言われちゃってさ  、

泣きぐずってるお前に抱きしめることしか出来ない。

俺は  、、





どうしてやるべきだった  ?





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310

コメント

11

ユーザー

今回も今回も最高でしたァァァ!!!!!! 話し相手は誰だ??余命3ヶ月だなんて!!! ひなたちゃん泣いちゃう!((勝手に泣いとけ

ユーザー

話し相手はだれだ!?!?途中普通にタメで話してたからたけかな〜って思ってたけど敬語も混じってるからばじかな??どっちだろおおおおお! もしかしたらどっちでもないのかもしれないのか、、、 続きがたのしみすぎるぅぅ⤴︎︎︎⤴︎︎︎⤴︎︎︎ てか今日この投稿出すのはセンス良すぎて4ぬ。

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