テラーノベル
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俺は今車に乗せられている
「ねぇどこ行くの?」
「買い物やで」
「ふーん」
ついた場所は大きめのお店
「ほらここにある服、好きなの買ってええで」
「この服着てちゃだめ?」
「ずっと着てたら不潔やろ?」
「だからってなんでいつ帰るかもわからないやつの服買うんだよ」
「うーん、なんでやろーね」
「変なの」
「彼女とか推しとかがいないから金が余ってんねん、やから君に使ってる」
「もったいなくね?」
「人を不幸にする生き物なのに意外と優しいんやね」
「そう?」
「だから失敗続きなんちゃう?」
「やかましいな」
そんなこと言われても性格悪くできないし
たしかに悪魔は性格ひねくれた奴ばっかだな
「この服欲しい」
「ん、ダボダボ系が好きなん?」
「動きやすそうだから?」
「意外と単純やった」
家に帰るとなんかバタバタしていた
「ここの部屋しょっぴー使ってええで」
「え…」
「明日ベッド届くから楽しみにしててな」
「えぇ」
あんたも優しいじゃん
「なんでここまでしてくれんの」
「んー、なんか母性的な?」
「まぁ部屋ありがとね」
って!俺人を不幸にしないと帰れないんだった
ん、どうして俺は帰りたいんだ?
帰ったらなんかいいことあるっけ
まぁ帰ってみたらわかるか
「って何してんの」
「ん?料理してんねん」
「料理?」
「悪魔の世界って食事しないん?」
「うんしない、空腹にならないからな」
「便利な世界やな」
ぐぅー
「え?今しょっぴーお腹なってたで?」
「さっきからお腹痛いからな」
「…それ空腹なんちゃう?」
「そんな訳って…あ、」
「なんか思い出したんか!」
「そういえば」
「悪魔の島では空腹と怪我は存在しないぞ!」
「すげー」
そんなこと言ってたっけ
「悪魔の島は空腹と怪我が存在しなかったからお腹空かなかったんだわ」
「それやったら今食事必要やな!準備するから待ってろ」
どこまで優しいんだろう
「はいできた!生姜焼き」
「生姜焼き、」
「食べてみ?」
「いただきます」
「ん!美味しい」
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hotaru🌙
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「せやろ!」
意外と食事も悪くないな
コメント
1件
うわ、この2人の距離感めっちゃいいな…!しょっぴー、最初は警戒してたのに「母性的な?」って言われたシーン、なんかグッときたわ。空腹に気づいて料理作るところとか、優しさがじわじわ伝わってくる。悪魔なのに人間っぽいトコあるし、「食事も悪くないな」って心境の変化にほっこりした🔥