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車が学校前で停まった。
「華頑張れよ」
振り向いて、
「はいお父さん…ありがとう」
笑顔を見せて髪の毛に手をかけた。
「今度美容室に行くか?」
「え?…はい!ありがとう」
車が動いた。
華恵も歩き出してた。
「ねぇ華ちゃん今の人誰なの?」
「親戚のおじさんだよ…」
ふぅーん
中野佐由美、クラス変えして一緒になった。
携帯電話を持ってた。
手提げ鞄に習い事の習字の道具が見えた。
由夏が走ってきた。
「おはよう~笑っ華ちゃん」
小鹿由夏は私と小学生に入学したときに友達になってた。
「ちょっと観て観て!お父さんに携帯電話勝手もらったよ!」
良いな…
「ほら画面に張りつけ出来るんだよね笑っ」
来年修学旅行がある…辞めようかな…
お小遣い、学費、給食費は自由に出来ない…
「ちょっと華聞いてる?」
「この前休んでたでしょ?おじさん、おばさんどうしたの?」
「ごちゃごちゃ言わない!」
押し倒した。
痛い…
他の生徒が
「何してるの?藤田由夏と親しいでしょ?」
先生が観て駆けつけた。
「やめなさい!小間さんあなたクラス違うでしょ早く入りなさい。藤田さんもよ!」
優しい小橋先生が怖かった。
行こう由夏…
「高橋さん…あなた今何処にいるの?…」
「警察の刑事さんの家に泊まってる…」
「そうなの」
抱きしめてくれた小橋先生が
「寂しいよね…家に来る?」
…お母さんと同級生だった小橋由美子先生が私を慰めてくれた。
「行かない…私のいるとこは警察だよ…おじさんもおばさんも私によけいな事言わないから!それに高校生のお姉ちゃんがいるし」
「小橋先生、チャイムがなりましたよ!」
教頭の男先生が…
同情の眼を見せた。
「高橋華恵だな」
私は教室の方向に駆け出してた。
教頭と校長が
村山先生が入ってきた。
「まさか…家族が事故で亡くされたのは…親戚でもな。高橋太輔さんの会社で子供にお金を出すのは…」
「それは警察の方で事務員がしてくれますよ。市の役所でも御両親の保険も入る事でしょ…」
「今高橋華恵何処に居るって?」
「警察の警部さんの所に住んでるらしいな」
「生徒に話したのか?」
「あの娘が言いました。
両親が亡くなった事説明するのはやめて欲しいって私苛められるって言われました…」
…
「ハキハキした娘さんだよ高橋太輔もはっきり物事を言う子供だったからな」
放課後になり、
「明日、土曜日だ円山動物園に行くってお父さんに言われたよ!」
良いな…
札幌ドームでイベントあるだろう?
私はノートや筆箱を鞄に入れた。
高橋華恵ちょっと来いって呼ばれた。