ci side
sn「ストレスと…睡眠不足だね」
「何か悩んでたとか知らない?」
しんぺい神先生はそう言って俺らの方を見た。
ストレス…睡眠不足…
同じ部屋なのに気づけなかった。
一緒に、隣で寝ていたのに、気づけなかった。
そんな自分が憎くてたまらない……
コネシマさんも大先生も何も知らないらしい。
俺も知らない。
…実は俺、ショッピくんが初めての友達なんよね。
俺の両親が詐欺師で小学生の時も中学生の時も学校でいじめられてた。
確かに「カエルの子はカエル」って言うけど…詐欺師の子が本当に詐欺師だなんて嘘だ。
でもショッピくんは、隣におってくれてん。
どんだけ俺が変な事しても、離れないでいてくれてん。
だから俺はショッピくんの力になりたいけど……
kn「でも、ショッピくん1回も笑ってるとこ見たことないな」
ut「あ、それな。」
「え、それって関係あるん?」
sn「ほんの少しの情報でもいいよ、ありがとう」
……あの女の事は言ったほいがええんやろか
あのクソモブとかいう奴、俺、最初あいつを見た時、危ない予感がしたんよな…
あいつは危険、って本能で察した。
横見たらショッピくんはものすごく怯えてて、確信に変わった。
…やっぱあいつが関係してたりするんかもしれへん。
でも、じゃあ睡眠不足は…?
寝てる振りしてただけで寝てなかったの?
なんで……?
sn「とりあえず今はぐっすり寝てるから、そのままにしてあげてね」
「何かあったらまた言って?」
kn「はーい!」
……お前に何があったかとか分からけど…俺はお前から離れんからな……!
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?? side
……ようやく見つけたんや……
俺の……大事な『弟』
入学式の日、弟やってピンと来た。
まさか、同じ学校に入学してくるとは思ってもいなかったけど。
俺の気持ちはあの日から変わらない……
お前の今の家庭環境がどうなってるか分からんけど…でも、もう兄ちゃんがおるで。
やから…迷惑なんていくらでもかけろよ、兄ちゃんが頑張るからな…ショッピ。
コメント
3件
ci...友達sypだけだったのか...... 兄ちゃーーーん(?)!!sypを救ってやれぇ~!
んー?兄ちゃんってシッマだったり??wてか、チーノ予感当たってんのすごいな…天才か?