注意
潔愛され風味ですが直接的な(告白とか、キスとかなど)ものはありません。
私は関西弁と京都弁の違いがよく分かっておりません、違和感を覚えてしまったらごめんなさい。
潔さんがノア様限界オタク要素あり
以上のことが大丈夫な方のみどうぞ!
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うーん…ここ、どこだ….?
意識が朦朧として体は動かせないが何とか見える視界を使って辺りを見渡す。
自分のチャームポイントと自負しているV字の双葉が赤い高級そうな絨毯に影として映し出されているのを見ると今俺は地面を向いているようだ。足は片足を立て、片足を伏すまるで目上の者を前にする騎士のような体制でいる。
なぜこうなっている???
記憶を必死に漁り先程までの光景を思い出す。
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「HAHAwまだまだだな世一ィ、こんな簡単なドリブルで抜かれるようじゃお前は哀れな道化のままだなぁ?」
「毎回毎回うっせぇんだよ裸の王様!
お前はその腐った性根治してから出直せクソ野郎!!」
そうだ、俺は練習試合でカイザーにボールを取られたことでカイザーにだる絡みをされた。それで俺は言い返したことでネスがピャーピャー騒いで….
「世一の癖に!イエロ….いやレッドカードです!即刻カイザーに謝罪しなさい!」
「お前もレッドカードうるせぇなぁ!カエルの従者もカエルとはよく言ったな…ぁ…」
「「世一!?」」
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んで…気づかない内にオーバーヒートしてたみたいで…倒れてたんだった。
で今に至ると。意味わかんねぇな
「聞いてるのか、潔世一。」
その声が聞こえると朦朧とした意識が嘘だったように解ける、反動でその声の主を見上げると
「ノア様っっっ!?えっあ!」
そう、目の前に居るのは着飾り過ぎず、だが豪華な服を身にまといいかにも王様のような風貌をした我が最推し、ノエル・ノアが玉座に座っていた。
えーやば…特にオーラが…流石ナンバーワンストライカー、超ビジュいいな….はえー服似合ってる….
「お前やっぱり聞いてねぇな、はぁもう1回簡単に言う。お前にはこの国を救うため旅に出てもらう」
「ハエ…」
世界を救う?いくらノアの言うことでも理解が出来ない。
「勿論仲間はこちらへ準備してある。お前にしか頼めない、どうだろうか。」
相変わらず表情の起伏がない顔で言われ、正直国の危機についての現実味が無い。
だが
「分かりました!ノア!!!!!!!」
「お前は少しは迷う素振りを見せろ」
推しに言われてしまえば受けるしかないな!だって推しに頼られ、あまつさえ自分からお願いをされてしまったんだぞ?
受けるしかねぇよなぁ!!
ノアに注意されたとて即答してしまうのは本当だからどうしようも出来ない
ここがよく分からない今、やることも無いしこの旅で現状を理解する。旅する必要はねぇだろとのツッコミは今回無視しよう。
「ここがパーティの皆様が待機している部屋です。」
ノアと軽く話したあとメイドの方に連れられこれまた豪勢な戸を開かれる。
「遅いぞ世一ィ」
バァン!!と大きな音を鳴らし勢いよく戸を閉める。メイドさんが目と口を大きく開け驚いてる笑いるが今そんなことは関係ねぇ、なぜお前が今ここにいるのか。
まぁノアがいるなら居るのだろうけどそういうんじゃない。はぁなんでパーティにお前がいるかなぁ…ストレスだわ。
「世一!カイザーに失礼です!ふざけんな!」
カイザーに気を取られて気づかなかったがおまけ玩具野郎ことネスもいるらしい、ここでもセットかよ。
「まぁまぁ落ち着きや、潔くん取り敢えず扉開きや。そっちで立ってるのも疲れるやろ?」
「氷織!?お前も居たのか!」
来た!唯一の良心!!!
優しい世界線の住民、氷織羊!こいつのお陰でこのフラストレーションが爆稼ぎされそうなパーティでも何とかやれそうな…そんな気がした…多分
氷織が居ることに歓喜し扉をこれまた勢いよく戸を開ける。
「気づかれへんかったのはショックやけど…扉開けてくれて良かったわ。こっち座り。」
「全く、世一くんは恥ずかしがり屋ねぇ」
「だねカイザー!あと世一は早くカイザーに謝罪しなさい!」
「氷織あんがとな。ここ座るわ!」
「おおきにな。」
「無視するな!クソ世一!」
煽り合いに付き合うつもりは無いのでネスは無視しよう。
ネス、カイザー、氷織、俺の順でソファに座っている。さて…なんだこのメンツ。今でも主従共を返品したい….クーリングオフって出来るかノアに聞いてみるか?
「まぁネス、世一くんは恥ずかしがってるのよ。そんな構ってやるなw
それよりあのクソ王の言ってた旅の計画でも立てよう。」
「死ねクソカイザー、それはそうと確かにそうだな…」
ノアの話を大雑把にしか聞いてない今ここで概要を確認するしかない。
「まぁ世一はぼーっとしてて話を聞いてないだろうから説明してやろう。」
「…チッ」
悔しいが助かる、ただ不可抗力だったんだよバーカ!!!とだけ心の中で反抗しておく。
「まず、この旅の目的だがうちの国バスタードが今他国との関係が危ぶまれている。
そこでクソ国王が俺らに他国との関係を取り持つために旅に行かせるんだと。」
「ノアに対してクソってなんだよ。」
「今カイザーが喋ってるでしょう、黙りなさい世一。」
「あのサイボーグにはお似合いの相性だろ?
話を戻す、この旅での目標は五大大国、この国を除くマンシャイン、P・X・G、ユーヴァース、バルチャ四国巡る。」
淡々と煽りを加えながらカイザーが話していく。
どうやらここではチーム名が国の名前になってるらしい、マンシャイン国…とかなんか語呂悪ぃな。ノアが国王なら他の国の国王もマスター陣なのだろうか。
「でも俺たちが行ってどうにかなんのか?国王でもないのに」
「「「クソ気に入らんが….お前なら大丈夫だろ
大丈夫ですね。
大丈夫やろなぁ….」」」
三人に口を揃えて言われる。そんな俺地位が高いようには見えないが….
「まぁ鈍感世一には分からないことでしょうからいいでしょう。」
「あ?鈍感ってなんだよ。」
「まぁまぁ喧嘩はよしとき、そろそろ行かなあかへんで、旅の資金もここにあるし…さっさ旅出掛けよか。」
こうしてカイザー、ネス、氷織が仲間になりこの後潔世一が沢山の人間を狂わせていくお話なのである。
ーーーーーーー終わり
あとがき
お読み下さりありがとうございました、潔愛され風味…どうだったでしょうか?
続きがありそうな終わり方ですけど続くかは気分です。ストーリー掛け持ちすんのは辞めるって心に決めました。でも気分でやっちゃう低脳が私だそうです。
続く場合、あまりにも解像度の低いカプは書かないので悪しからず…
コメント
3件
最高です…ありがとうございました… チ───(´-ω-`)───ン