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みぅです🤍🥀 第18話、読み終わりました。 いや、もう、しんどい……。元担任の先生が元生徒に拉致されて、足の骨を折られて地下室に閉じ込められるって、想像するだけで苦しい。でも、最後に「生きて還るんだ」って、家族の顔を思い浮かべて這い上がろうとする姿が、すごく胸に響きました。 あの眼鏡、何かの伏線なんですかね……。気になる🥀
前職は舞妓
425
きょう
171
*冷たく湿ったコンクリートの床に突っ伏したまま、俺——三島和久は、薄れゆく意識の中で必死に呼吸を繋いでいた。*暗く、狭い地下室。
どこからか絶え間なく「ポタリ、ポタリ」と水滴が落ちる音が響き、それが静寂の中で嫌なほど耳に障る。
左足の激痛は、もう麻痺して感覚がなくなっていた。
一週間前、商店街の裏路地で突如背後から襲われ、この場所に引きずり込まれた。男は俺の左足の骨を乱暴に折り、逃げられないようにした上で、ここに閉じ込めたのだ。
「……く……そ……っ」
かすれた声で呟く。
喉はカラカラに乾き、意識は朦朧としている。
カツン、カツン、と階段を下りてくる足音が響いた。
重い鉄の扉が開き、懐中電灯の眩しい光が俺の顔を照らす。光の向こうには、数年前に俺が担当し、問題行動の末に退学となった元生徒の男が立っていた。
「やあ、三島先生。まだ生きてたんだ。しぶといねぇ」
男は嘲笑いながら、ペットボトルの水を俺の目の前の床へ少しだけぶちまけた。
「学校では『正しい倫理』だの『正義』だの教え込んでくれたけどさ。ここでは何の役にも立たないだろ? 誰も助けに来ない。お前はここで、誰にも知られずに惨め野郎として死んでいくんだよ」
男の歪んだ高笑いが地下室に反響する。
(……妻や、まだ幼い我が子の顔が頭に浮かぶ)
ここで諦めたら、終わりだ。
生きて還るんだ。家族の元へ、絶対に——。
俺は最後の力を振り絞り、泥と水溜まりにまみれた床に爪を立てた。
あの日、襲われた瞬間に必死で叩き落とした眼鏡。あそこに俺の生への執念を、家族に会いたいという叫びを、全て残してきたはずだ。
神でも悪魔でも、誰でもいい。
俺のこの『声』に、誰か気づいてくれ——。
俺の視界がゆっくりと闇に包まれていく中で、かすかに、遠くからサイレンの音が近づいてくるような幻聴が聞こえた気がした。