2人が自分の事をしている時に俺は何をしようか考えていたやりたい事を考えてもゲーム…セッ(自主規制)と言ったものばかりでまともなアイデアは浮かばなかった
実「クソ弟はいいよなー テレビ使えて〜」
慎吾「今日は俺の日なんだから 文句言うんじゃないねぇーだ笑」
慎吾が笑いながら言った
俺の家は昔からテレビが一台しかなく 小学生の時からゲームで使いたいだらアニメみたいだらで取り合いがおこり 兄弟喧嘩をよくしていた
そのためうちの家では 一日交代で使える日を決めていたのである
くだらないことでそんなルールを作ってしまった小学生の時の俺を責めたいが 自分に責めるのも少し変な気がした
実「チェッ」
わざと聞こえる音で舌打ちをして俺は部屋に戻った
ガチャッ
平凡なドアを開けるといつも通り何もない部屋が目に広がる
カーテンから差し込んだ光で埃が浮いているのが分かった
俺はなんていうんだっけ…みにま…にすと?
ではないのだが 特に物欲もなかった俺は部屋に必要最低限なものしか置いていなかった
ベットに 枕 スマホの充電コードと 本棚てきなやつ(本は読まないため何も入ってない)
がぽつんと置いてあるだけだった
まあ別に部屋を彩りたいとかいう感情は俺にはなかったので今の部屋で充分良いと思えた
逆に弟の部屋はクソオタクということもあって アニメの美少女キャラのフィギュアにポスター… ぬいぐるみに アニソンのCDとかが大量に飾ってある
噂によれば等身大のフィギュアも買おうと迷っているとか…
そんな部屋よりかは断然何もない方が俺は落ち着くに決まってる
しかし何もない分 することも何もない
ただ俺は暇を持て余してベッドに寝転がっていると 自分の趣味ってなんだろうとふと思った
昔からゲームとか エッ…なものは好きだけど趣味と言えるほどハマってもない
ゲーム関しては友達とやってる間が楽しいだけなので 一人でやってるともっても30分が俺には限界だ バトロワなどは一時期ハマっていたが 一人でやると弱すぎて面白くなくなってやめた
(かと言って練習もしないがな)
実「あー なにしよっかなぁ」
ぼーっとしている時間がもっとも無駄な時間と分かっておきながら やる事も次の行動も決まってないのでぼーっと考えるしかない
ボケーっと横を見るとそこにはスマホとかいう文明の利器が転がっていた
実「スマホかぁ…?やっぱり」
俺はスマホをそこまで触りたくないのである
なぜならそんなものに時間というという大事なものを費やしたくない…という謎のプライドがあるからである
クラスのみんなはずっーとスマホばっかり触っててまるでまるで洗脳されているかのように没頭している
ちょっとでも無くしたり取ったりしたら まるで薬を失った薬物中毒者のように
慌て イラつき 精神を乱す
スマホを見つけたり返すと落ち着く
コレもう病気と言って良いだろうと思う
俺はそんな奴らにはなりたくないんだ!
そう心に決めているのである…
とかいいつつこのままだとやることが永遠に見つからないままなのでせめて有意義な使い方をできるように 新しい趣味の発見となるように 調べ方をすることにした
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