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涼太「……///翔太くん…そんな触り方…しないで」
翔太「?ふつーにしてるだけだけど…?」
涼太「それが普通じゃないんですっ///!」
俺は今、翔太くんがお風呂に入れてくれている
こんな言い方したら俺が子供みたいかもだけど、状況的にそうなる
“照れている”のかしらないが顔が熱い本当に辞めていただきたい…
翔太「じゃあ流すね?」
涼太「…はい」
翔太「湯船つかる?」
涼太「……いい、です…」
翔太「わかった、湯冷めしちゃだめだし早く上がろっか?」
翔太「涼太ぁー!こっちおいで〜!」
涼太「ヒョコッ?……なんですか?」
翔太「〜〜ッッ!かわいっ!ボソッ」
涼太「?」
翔太くんは何に悶絶いているのだろうか?まぁ呼ばれてるし行けばいいか…
涼太「なんですか…?」
翔太「んん”ッッ頭乾かしてあげるっ!」
涼太「…それも自分で」
翔太「俺がしたいの!お願い!!」
こう言って懇願してきている
また断ろうとしたら“悲しそう”?な顔をしていた
俺この顔弱いんだよ……
涼太「……本当にっ!今回だけですよ……?」
翔太「!ありがとっ!」 ニコニコッ
翔太「熱くない〜?」
涼太「……コクッ」
翔太くんは優しく、やさしく乾かしてくれた
翔太「…うっし!終わったよ!」
涼太「ありがとうです……」
翔太「ふふっ!」 パッ(腕広
涼太「……?なんです?」
翔太「?、おいで?」
涼太「……?」 ポフッ…
翔太「おっ笑」 ギュッ~~
涼太「……あったかいな…」 ギュッ…
俺は無意識で翔太くんの背中へ腕を回した
彼は最初こそ少しばかり驚いていたようだが、すぐさまニッコニコの笑顔へと変わった。
前はギュッとされた時、何故あったかいのか分からず泣いてしまった。でも今なら少しなら分かる。これは“嬉しい”って感情なんだって…
翔太「ふふっ…“嬉しい”の感情、少しは分かった?」 ニコニコ
涼太「…うん……わかる気がする……」
翔太「もっと…色々なことを知っていこうね…」
そう言って翔太くんは俺の頭を、俺が寝付くまでずっと撫でていてくれたと後々知ったのだった。
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