この作品はいかがでしたか?
24
この作品はいかがでしたか?
24
病室にいくと、色んな管につながれて寝ているお母さんがいた。
私「えっ……なんで?」
涼宮「1か月前に、仕事中倒れたんだって」
私「え?」
涼宮「ストレスで。で、それで一旦退院したけど、検査で色々引っかかって入院したらしい。」
私「え?なんで…ストレス?」
涼宮「それは……お父さんが戻ってきたらしい」
私「えっ!:(;゙゚’ω゚’):」
涼宮「大丈夫。落ち着いて。」
私「やだ。やだよ…お母さんが…いなくなったら…(´;ω;`)」
母「…んっ?杏佳?」
私「え?お母さん??」
母「杏佳!?」
私「ね、なんで?(´;ω;`)」
母「涼宮さんは?」
涼宮「いますよ?大丈夫ですか?」
母「先生。杏佳を守ってもらえますか?」
涼宮「はい。もちろんです。」
私「お母さん死んじゃうの?(´;ω;`)」
母「わかんない。わかんないけど…」
私「お母さん死んじゃったら私どうなるの?(´;ω;`)やだよ?あんな人のとこなんて…」
涼宮「行かせないよ?」
私「え?」
母「大丈夫だよ。お母さん癌かもしれないんだって。だから…もう万が一のことは先生にお願いしてる。」
私「なんで…………っ」
母「………あなただけは守りたいから。たくさん辛い思いさせたから。幸せなってほしいの。」
私「今幸せだよ?(´;ω;`)」
涼宮「お母さん、まだ諦めるのは早いですよ。」
母「そうね…でも、気をつけて?」
涼宮「はい。杏佳さんのことは任せてしっかり、治療すすめてください…」
母「ありがとう。」
私「………元気なってよ?」
母「がんばる」
涼宮「じゃあ、今日はかえりますね…」
母「またね、杏佳!あなたの顔見れて嬉しかったわ」
病院からでると、ちょうど光本さんが車から降りてくるとこだった。
涼宮「光本!」
光本「おー!おもったより早かったな」
私「…………。」
光本「みんな送ってきたよ」
私「………。」
涼宮「杏佳ちゃん?車乗ろ?」
私「………ゥン」
家にかえると、そのまま自分の部屋に籠った。
数時間前まであんなに楽しかったのに。
お母さんが病気で
あのひとが帰ってきてる。
その辺にいるとおもうと、怖い。
今日は疲れたな…
__コンコン
私「はーい…」
涼宮「はいるよ?」
私「…うん」
涼宮「疲れたでしょ?とりあえず、お風呂入ってあたたまっといで?みんな入ったみたいだから。」
私「いい…」
涼宮「いいから。入っておいで?」
私「…………はい。」
仕方ない。入ってくるか。
お風呂からあがると、
深谷「はい!髪の毛乾かします!あ、スキンケア用品はおいてますのでご自分でどうぞ!」
私「え?(笑)」
座らされ、ドライヤーがはじまる。
私はスキンケアする…
深谷「はい!乾きました!」
私「ありがとう…」
深谷「杏佳ちゃん?心配いらないからね?」
私「へ?」
深谷「きいたよ、話。」
私「……」
深谷「絶対みんなで守るから。ね?ここにいていいから!」
私「うん…」
光本「スケジュール調整できたよ!」
深谷「まじ?」
光本「うん。マネージャーがうまく伝えてくれた。」
深谷「良かった…」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!