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(ここに王太后様がいる……)
城内にはいくつか応接の間があり、そのうちの一部屋の前に、私とユージーン王はやってきた。
この扉の向こうで、王太后様がどんな表情で私たちを待っているのかと考えたら、ひとりでに喉が上下する。
木製の扉に彫られた高貴な雰囲気の鳥に見つめられながら、カチンコチンに体を硬くしていると、斜め前のユージーン王が顔だけを振り向かせた。
薄い唇が動く。
「……大丈夫だ」
(ユージーン王……)
体の表面を凍らせている緊張を剥がすように、お腹を使って静かに深呼吸をした。
(うん、大丈夫)
指先がちゃんと動くのを確かめて、ユージーン王へ向けて首を縦に振る。
私の心の準備が整ったと理解してくれたユージーン王が、扉をノックする。
するとすぐに小さな音がして扉が開き、中からティルダより少し上、40代くらいに見える侍女が姿を現した。
洗練された丁寧なお辞儀で、私たちを****************
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