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2人分の足音が、岩で囲まれた暗い洞窟のような通路に響く。
後ろをついてくる王太后様の気配を感じながら、私はおそるおそる足を進めていた。
さっきから冷気と緊張で、背中の産毛がプツプツ逆立ってぞわぞわする。
(えっと、確かここは左のはず)
ランプを持ち上げ、現れた分かれ道の形を確認してから足を向けた。
王太后様は私の選んだ道を、合っているとも間違えているとも言わないし、何を考えているのか本当にわからない。
(……けど、1個だけわかったことがある)
ここは、前にユージーン王から渡されたお城の地図に載っていた地下道だ。
覚えておいてと言われたから、毎日毎日眺めて覚えた地図が浮かぶ。
(まさかこんなところで役に立つなんて……っ)
でも……と思いつつ、こっそり背後を窺う。
「……」
(あの地図……地下道の出口がどこに繋がっているかは書いてなかったんだよね……)
王太后様は、こ****************
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