テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ナイナ マエの人形劇。
俺はそれを聞いて、妙に納得してまった。
ここに来た原因はナイナ マエが能力で穴を出現させ、俺らを落としたのが原因だ。
だから、ナイナマエが関連していることはほぼ確定だったからだ。
あとはそれを裏付ける証拠が欲しい。
ワカカ「ここがナイナ マエの館だって言う証拠は?」
みな「もちろんあるよ。」
みなは俺の手を引き、どこかへ連れていった。
みな「ここだよ。」
そこは牢屋のようなところだった。
しかし、そこには囚人のような人は誰もおらず、いたのは…
温泉旅行で出会ったあの女性だった。
ワカカ「貴方は!」
女性「やぁ、ワカカ。」
女性は檻の中に入れられ、ただそこに座っていた。
女性はイライラしているのか、顔が険しかった。
それを見たみなはとても驚いていた。
みな「なんで…動いてるの?」
みなはとても当たり前の事を言っていた。
ワカカ「何言ってるの?生きているんだから…あっ!」
俺はガーナさんの神話を聞いてある事を思い出した。
マエと一緒に作られた命、ネムの存在。
ネムは遠い昔殺害され、その遺体はしばらくマエが持っていた。
しかし、突然マエの所からネムの遺体は消えたと言う話がある。
そして、この女性はナイナ マエの人形に取り憑いていると言っていた。
確証はないが、それは女性に聞いたらわかる事だ。
ワカカ「なぁ、お前は初めて会った時、お前はナイナ マエの人形に取り憑いていると言ってたよな。
でも、それは嘘をついていたんじゃないのか?お前が取り憑いているのはナイナ マエの友人の
ネムの遺体に取り憑いているのか!?」
それを聞いた女性は不気味な笑みを浮かべこう言った。
女性「そうだよ、私が今取り憑いているのはネム。よーく出来ました、流石主人公。」
女性は俺に向かって、そう言ったのだ。
それを聞いたみなは女性に質問を投げかけた。
みな「貴方は、どうしてそんな事をしたの?」
すると女性は微笑みを見せながらこう言ったのだ。
女性「私は創造神の人形だ、でも私には魂だけしかなく人形としての役割を果たせずにいたのだ。
そんな時、たまたまここにあったネムの遺体を見つけそれを私の器としたのだ。
そうすれば私の役目は果たせるからだ。」
女性はそう言った後、次にこんな事を言ったのだ。
女性「取引をしないか?
私はここから出たいんだ、だから鍵を持ってきれくれ。
そうしたら、私はナイナ マエの情報を話そう。」
それはとても魅力的な提案だった。
敵の弱点を握る事は勝利の鍵を掴むと同じ意味を持つのだ。
だから、俺とみなはその取引を受け、鍵を探しに行こうとした。
その前に、俺は女性の事を色々と聞いた。
何も分からないと不安だからだ。
その女性は先程も言った通りネムの遺体に取り憑いている。
能力は小説やイラストに書いた事が現実になる能力。
しかし、ナイナ マエのせいでその能力が使えないようにプログラム?されたそうだ。
そして、女性の名前は…
女性「私は名前が無いとネムを組み合わせてNo,nameと名乗っているよ。
創造神は自分を登場させるのを嫌うから、私を登場させたんだ。」
これで女性の事は全てわかった。
ワカカ「ありがとう、これで協力出来る相手だと信用できる。」
そうして、今度は本当に鍵を探しに行った。