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─深海少女─
──私は孤独が嫌い…みんなに嫌われて碧斗君の事、悪口を言われるのが大嫌い…
高校隠すようになった。
それはみんなと仲良くする為、嫌われない為…。
日に日に自分の心は深い、底の見えない海へと
”沈んでいく”──
(はぁ…)
私は何となく気分が落ち込んでいた
その時、隣の席の友達話しかけてきた
「夢叶!おはよ~!」
「咲菜ちゃん、おはよう( 笑」
「ねぇ、昨日彼氏がさ~?」
「ーーーー!ーーー♪」
「ーー?!ーーー( 笑」
また、自分を隠した…
私は、こんな人じゃないのに、
なんで…?なんでなの…
本当の私のこと、誰も気づいてくれないのかな
もう喋りたくない…誰とも関わりたくない…
私は、どうすれば…ッ
「ーー( 笑」
その時、廊下で男の子が通り過ぎた
友達と喋ってる…
何故だか、私はその人に一目惚れしてしまった
今追いかけれたかもしれない…
けど、すぐに彼は居なくなってしまった
あの人はどのクラスかな…
どんな人なのかな…
でもなんだか…心が軽くなった…気がする( 穏笑
私にとっての…”光”、なの?
まだ、私は偽り続けるかもしれない…
けど、あの人の事、もっと知りたい…!
あの人と本当の自分の姿で喋りたい!
「…眠れないな…」
夜、11時…いつもなら寝てる時間なのに
「ん…( 起き上がる」
…あの人、自由って感じがしたな…
私と違って本当の自分を隠したりしてない、
…”素敵”、だな……
その夜、気がついたら寝落ちしていた
翌朝
「あ…」
廊下を歩いていると、教室で友達と話している彼を見つけた
隣のクラス…
私はつい見とれていた
「…!」
今、目が合った…?
私はすぐそっぽを向く
ここでも素直になれないのか……
授業中なのに、集中できない…
ふと、彼の笑顔が脳裏に浮かんだ
少し顔が熱くなる。
でもまだ、”素直”になれないなぁ………
「ッ…!」
「──ちゃん、!」
「。」
「ッ…。」
みんな無視する…
「ねぇ、もう話しかけてこないで?」
「ぇ…」
「ほんと、きもいしうざいし、」
「それにほんとに脳を使えないのね( 笑」
「そんなんだからみんなに”嫌われんじゃない”?( 笑」
「ッッ…!!」
嫌だ…嫌だ嫌だ…!!
やめて…悪口…言わないで…
なにも言わないで…
きら、われる…
本当の自分を出したら嫌われるんだ…
それなら、みんな話しかけてこないでよ…!!
もう…放っておいて…!!!
「ゆ…か…!」
「ゆめ……!!」
「夢叶!!」
「わ、さ、咲菜ちゃん、!?」
「あ、やっと気づいた~!」
「…ねぇ、顔色悪いよ?」
「え…?そ、そう…なの?」
「ほ、ほら、保健室行こ!」
「やっぱり体調悪いんだよ!」
「え、ちょ、ちょっと…ッ」
「先生は…居ないね」
「ほら、1回ここに横になって?」
「え…だ、大丈夫だよ…」
私は体調が悪いんじゃない…
ただ…過去のトラウマがフラッシュバックしてきただけ…
過去…の…ッ
「あ、私今日生徒会の仕事当番じゃん……」
「う…生徒会の仕事をサボる訳には…!」
「わ、私は平気…で…」
「あ、もうこんな時間!ごめんね!すぐもどってくるから~!!」
そう言い残し、咲菜ちゃんは走り去っていった
その後、私は無事に帰れたんだけれど…
…ずっと、”妙な胸騒ぎがしていた”
「おはよ~!昨日大丈夫だった?」
「…咲菜ちゃん、うん、私は全然大丈夫…( 笑」
はぁ…なんか気分乗らないんだけどな…
その時、廊下から声がした
「よ!」
「わ、お前かよビビった( 笑」
「あれ?アイツは?居ないの?」
「アイツ?あぁ、碧斗のこと?」
…!碧斗君の話…?
最近知ったけど、実は彼の名前は碧斗って言うらしい
「碧斗は今日休みだけど」
「へぇ…珍しーな、アイツが休むなんて」
「まぁ、確かに?」
碧斗君…休みなんだ…
珍しい…か、なんか、ヘンなカンジ
碧斗君はその次の日も来なかった
碧斗君…今日は来てるかな…
チラッと隣のクラスを覗くと碧斗君の席は相変わらず空席だった
「はぁ…やっぱりかぁ…( 呟」
まぁ、そんな気はしてたけど…
…少し…心配、だな……
私はあまり気分が乗らないまま、家の近くの自動販売機でジュースを買って、飲みながら公園に来た
「なんで、ここに来てるんだろ…」
自分でも無意識で公園に来ていた
少し他より小さい公園。
遊具も少ない。
…今日も誰もいないよね
と、思っていたんだけど…
…あれ、あそこに人影があるような…
「えっ」
あ、碧斗君!?
な、なんでここに…
…まだ、気づかれてないのかも…
…うん、声、掛けてみよう、!
勇気出して…!!
「あ、あの、碧斗君、だよね」
向こうは少しビクッと驚きながらこちらへ振り返る
「あ、夢叶さん?( 笑」
「え、ど、どうして私の名前を…?」
「友達に聞いただけだよ」
「そ、そうなんだ、!実は、私も…」
「…そっか…」
なんだか元気が無さそう…?
…よ、余計なお世話かもしれないけど…!!
「…げ、元気…出して!
なんで休んでるかは知らないけれど…」
「…学校、来てくれたら嬉しいな!( 笑」
「…!」
言葉…変だったかも…
無責任な言葉だったかもしれないし…!
そんなのことを考えていると、碧斗君が口を開いた
「”君も、そんな顔出来るじゃん”」
「…えっ?」
予想外な返事に私は変な声を出してしまった
「君…なんだかいつも、無理をしているような気がしたから」
「…ッ」
図星だった…。
碧斗君にはバレてたんだ…
「やっぱり、君らしく過ごしている方が似合ってる( 笑」
「…!?///」
…絶対…今…顔…赤くなってる…///
でも…嬉しいな…
そんなこと、言ってくれる人…初めてだもん…
あれ…どうしてだろ…目から…涙が…
「う…っ…ありがとう…嬉しい…っ」
碧斗君は少し驚きつつも優しく微笑み返してくれた
「…ふふ、どういたしまして( 笑」
…やっぱり、優しい…!
その時、空から白い光のようなものが降っていた
「わぁっ…!」
「雪…か( 笑」
なんだか空さんが私達を祝ってくれてるような気がした。
…って、私、そっか、まだ気持ち伝えてないんだ。
碧斗君の事…もっと知りたいし…
うん、伝えよう、!
「ねぇ…( 手 繋」
「…?」
が、頑張れ、自分
「私…碧斗君の事、好きなの────」
─────────────────
こんくらいで終わらす!!
主の恋夏です
短編?ですね!
深海少女 作ゆうゆ様
っていうボカロ曲を物語にしたよん
まさかこんなにやるとは…
私基本気分だから、台本とか無いわけ、
だからほんとに迷走しまくってますね、はい
ノベルで約3000行くの初めてかもしれん…!!
こういうのをもっとやっていけたらと思います!他にもパロじゃなく、普通に短編もあると思うのでよろしくお願い致します!
おっと…あとがきが長くなってしまいました…
この感想?とか解釈違いとかあるかもだし、コメント気軽にして欲しいでーす!!
じゃ、おつれーん!
3035文字