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1 - 深海少女 ゆうゆ様

♥

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2025年11月15日

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─深海少女─




──私は孤独が嫌い…みんなに嫌われて碧斗君の事、悪口を言われるのが大嫌い…

高校隠すようになった。

それはみんなと仲良くする為、嫌われない為…。

日に日に自分の心は深い、底の見えない海へと

‪”‬沈んでいく‪”‬──




(はぁ…)

私は何となく気分が落ち込んでいた

その時、隣の席の友達話しかけてきた


「夢叶!おはよ~!」


「咲菜ちゃん、おはよう( 笑」


「ねぇ、昨日彼氏がさ~?」

「ーーーー!ーーー♪」


「ーー?!ーーー( 笑」


また、自分を隠した…

私は、こんな人じゃないのに、

なんで…?なんでなの…

本当の私のこと、誰も気づいてくれないのかな

もう喋りたくない…誰とも関わりたくない…

私は、どうすれば…ッ


「ーー( 笑」


その時、廊下で男の子が通り過ぎた

友達と喋ってる…

何故だか、私はその人に一目惚れしてしまった


今追いかけれたかもしれない…

けど、すぐに彼は居なくなってしまった

あの人はどのクラスかな…

どんな人なのかな…

でもなんだか…心が軽くなった…気がする( 穏笑

私にとっての…‪”‬光‪”‬、なの?


まだ、私は偽り続けるかもしれない…

けど、あの人の事、もっと知りたい…!

あの人と本当の自分の姿で喋りたい!




「…眠れないな…」


夜、11時…いつもなら寝てる時間なのに


「ん…( 起き上がる」


…あの人、自由って感じがしたな…

私と違って本当の自分を隠したりしてない、

…‪”‬素敵‪”‬、だな……


その夜、気がついたら寝落ちしていた





翌朝


「あ…」


廊下を歩いていると、教室で友達と話している彼を見つけた

隣のクラス…

私はつい見とれていた


「…!」


今、目が合った…?

私はすぐそっぽを向く

ここでも素直になれないのか……




授業中なのに、集中できない…

ふと、彼の笑顔が脳裏に浮かんだ

少し顔が熱くなる。


でもまだ、‪”‬素直‪”‬になれないなぁ………


「ッ…!」







「──ちゃん、!」


「。」


「ッ…。」


みんな無視する…


「ねぇ、もう話しかけてこないで?」


「ぇ…」


「ほんと、きもいしうざいし、」

「それにほんとに脳を使えないのね( 笑」

「そんなんだからみんなに‪”‬‪嫌われんじゃない”?( 笑‬」


「ッッ…!!」


嫌だ…嫌だ嫌だ…!!

やめて…悪口…言わないで…

なにも言わないで…


きら、われる…

本当の自分を出したら嫌われるんだ…

それなら、みんな話しかけてこないでよ…!!

もう…放っておいて…!!!







「ゆ…か…!」

「ゆめ……!!」

「夢叶!!」


「わ、さ、咲菜ちゃん、!?」


「あ、やっと気づいた~!」

「…ねぇ、顔色悪いよ?」


「え…?そ、そう…なの?」


「ほ、ほら、保健室行こ!」

「やっぱり体調悪いんだよ!」


「え、ちょ、ちょっと…ッ」





「先生は…居ないね」

「ほら、1回ここに横になって?」


「え…だ、大丈夫だよ…」


私は体調が悪いんじゃない…

ただ…過去のトラウマがフラッシュバックしてきただけ…

過去…の…ッ


「あ、私今日生徒会の仕事当番じゃん……」

「う…生徒会の仕事をサボる訳には…!」


「わ、私は平気…で…」


「あ、もうこんな時間!ごめんね!すぐもどってくるから~!!」


そう言い残し、咲菜ちゃんは走り去っていった







その後、私は無事に帰れたんだけれど…

…ずっと、‪”‬妙な胸騒ぎがしていた‪”‬





「おはよ~!昨日大丈夫だった?」


「…咲菜ちゃん、うん、私は全然大丈夫…( 笑」


はぁ‪…なんか気分乗らないんだけどな…


その時、廊下から声がした


「よ!」


「わ、お前かよビビった( 笑」


「あれ?アイツは?居ないの?」


「アイツ?あぁ、碧斗のこと?」


…!碧斗君の話…?

最近知ったけど、実は彼の名前は碧斗って言うらしい


「碧斗は今日休みだけど」


「へぇ…珍しーな、アイツが休むなんて」


「まぁ、確かに?」


碧斗君…休みなんだ…

珍しい…か、なんか、ヘンなカンジ




碧斗君はその次の日も来なかった

碧斗君…今日は来てるかな…


チラッと隣のクラスを覗くと碧斗君の席は相変わらず空席だった


「はぁ…やっぱりかぁ…( 呟」


まぁ、そんな気はしてたけど…

…少し…心配、だな……




私はあまり気分が乗らないまま、家の近くの自動販売機でジュースを買って、飲みながら公園に来た


「なんで、ここに来てるんだろ…」


自分でも無意識で公園に来ていた

少し他より小さい公園。

遊具も少ない。

…今日も誰もいないよね


と、思っていたんだけど‪…

‪…あれ、あそこに人影があるような…


「えっ」


あ、碧斗君!?

な、なんでここに…


…まだ、気づかれてないのかも…

‪…うん、声、掛けてみよう、!

勇気出して…!!


「あ、あの、碧斗君、だよね」


向こうは少しビクッと驚きながらこちらへ振り返る


「あ、夢叶さん?( 笑」


「え、ど、どうして私の名前を…?」


「友達に聞いただけだよ」


「そ、そうなんだ、!実は、私も…」


「…そっか…」


なんだか元気が無さそう…?

…よ、余計なお世話かもしれないけど…!!


「…げ、元気…出して!

なんで休んでるかは知らないけれど…」

「…学校、来てくれたら嬉しいな!( 笑」


「…!」


言葉…変だったかも…

無責任な言葉だったかもしれないし…!


そんなのことを考えていると、碧斗君が口を開いた


「‪”君も、そんな顔出来るじゃん‪”‬」


「…えっ?」


予想外な返事に私は変な声を出してしまった


「君…なんだかいつも、無理をしているような気がしたから」


「…ッ」


図星だった…。

碧斗君にはバレてたんだ‪…


「やっぱり、君らしく過ごしている方が似合ってる( 笑」


「…!?///」


…絶対…今…顔…赤くなってる…///

でも…嬉しいな…

そんなこと、言ってくれる人…初めてだもん…


あれ…どうしてだろ…目から…涙が…


「う…っ…ありがとう…嬉しい…っ」


碧斗君は少し驚きつつも優しく微笑み返してくれた


「…ふふ、どういたしまして( 笑」


…やっぱり、優しい…!


その時、空から白い光のようなものが降っていた


「わぁっ…!」


「雪…か( 笑」


なんだか空さんが私達を祝ってくれてるような気がした。

…って、私、そっか、まだ気持ち伝えてないんだ。

碧斗君の事…もっと知りたいし…

うん、伝えよう、!


「ねぇ…( 手 繋」


「…?」


が、頑張れ、自分


「私…碧斗君の事、好きなの────」




─────────────────

こんくらいで終わらす!!

主の恋夏です

短編?ですね!

深海少女 作ゆうゆ様

っていうボカロ曲を物語にしたよん

まさかこんなにやるとは…

私基本気分だから、台本とか無いわけ、

だからほんとに迷走しまくってますね、はい

ノベルで約3000行くの初めてかもしれん…!!

こういうのをもっとやっていけたらと思います!他にもパロじゃなく、普通に短編もあると思うのでよろしくお願い致します!

おっと…あとがきが長くなってしまいました…

この感想?とか解釈違いとかあるかもだし、コメント気軽にして欲しいでーす!!

じゃ、おつれーん!


3035文字

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