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⚠忠実かも、


「」▶頭の中

「」▶セリフ

第2話


「消えてしまえ」


「ぅあ”ッ!?」

また…まただ

どんどん夢の内容が変わってきてる

最初は俺を皆称えてくれるのに…

俺の誕生日になった途端、目の前でアーサーが

自分を銃で撃って自殺した…

そして、国だから死ねる訳もなく、

起き上がり、お前のせいだ、と

泣きながら俺に言う

そこで最近は目が覚める

目の下のクマも酷いのに

最近は食欲すらわかない…

無理やり食べたら吐いてしまう

「どうしたらいいんだい…」

俺は…俺、が消えたら?

夢も見なくていいし、アーサーも…

なんだ、簡単じゃないか



バカ、国だから死ねないのは知ってるだろ

とりあえず髪でもセットしよう…

洗面所に行き、鏡を見ると小さい俺が悲しそうに俺を見つめていた

「やめろ…見るな」

消えろ…消えろってば!



「アメリカ…?変な音したけど…大丈夫…って何してるの!?」

「ま…ましゅー…?」

なんで?君がここに…?いや、その前に鏡…

「手、血まみれだよ…?…どうしたの?

…割ってたか…

「虫がいてね…!驚いて…」

「そうなの…?ならいいけど…ほら、手貸して…

包帯巻くから」

え、いや…迷惑をかける訳には…

「大丈夫さ!これくらい…」

「ダメ!怪我には変わりないんだから!それに、

明後日はアメリカの誕生日でしょ…!」

誕生日…もうそんなに近くなってたのか…

「ほら、手貸して!」

「変なところ頑固なんだから…」

そう言って俺はマシューに包帯を巻いてもらった

「ん…thankyou…マシュー」

「うん、どういたしまして…!誕生日、いいね

イギリスさんも来るでしょ?」

…どうだろう…嫌気がして来ないかもしれない

「あぁ、多分ね…」

俺は作り笑顔でそう返した

「んじゃ、また明後日ね?アメリカ」

「うん、、、」

そういうとマシューは自分の家に帰った


…マシューもアーサーも優しいな

「なんで俺は…

2人に優しくしてやれないんだろう」

“英雄のアメリカ”なんて消えてしまえばいいのに

「…寂しい」

昔のように3人で過ごせたらどれほど幸せだろう


そんな事叶うわけないのになぁ…

疲れた"英雄"の話

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271

コメント

6

ユーザー

ゆ、夢の内容が辛くなっていくの最高です… 鏡に映るのがちびメリなとことかも…´ཫ`

ユーザー

神ですか?神ですよね(断定)

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