テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私達は、今日もタイムマシーンで、各地を回っていた。案内人「ここは、2042年……」
セレン「知ってるわよ、2042年のクリスマスでしょ?」
案内人「……はい。(最後まで言わせてほしい……)」
セレン「(装置を撫でながら)これ本当に便利ね〜」
クロナ「お母さん、説明始まってるよ!」
案内人「えー、本日は……」
セレン「あら、プリン食べない?クロナ」
案内人「……(泣)。」
案内人「(深呼吸して)さあ、今回の舞台は……」
セレン「あ、案内人さん、あっちで警察官が走ってるわよ!行きましょ!」
案内人「私の説明フェーズを飛ばさないでください!!」
案内人「ここは、2042年12月25日の日本です」
私達が、街を歩いていると、
車椅子に縛られた介護者(高齢者)がいた。
介護士の手に刃物が握られていた。
介護士が、刃物を高齢者に向けて振り下ろそうとしていた。
セレン「待って!」
私は、刃物を魔法で取り上げた。
介護士「なんで、なんで俺だけ、こんなに仕事に押しつぶされなければならないんだ!本来なら家族とクリスマスを一緒に過ごすはずだったのに」
介護士は、泣き崩れた。
その後、警察官が走ってきて、
介護士を連れて行った。
私は、介護士の気持ちと現実のギャップに押しつぶされそうだった。
セレン「あの人は、困っている人を本気で助けたくて介護士になったはずなのに、それが、身体拘束をする介護現場と増え続けた高齢者で、押しつぶされ、精神が摩耗してしまった」
私は、元介護士だから、分かる。
彼がどれだけ、重い思いを背負ってきたか。
クロナ「大丈夫だよ、お母さん。私には、難しい事は、分からないけれど、あの人は、正しい道を歩んでくれると思う」
セレン「そうだね。じゃあ、行こっか」