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ノベル初めて書いた
なんか凄いな
えと、題名は「配信外のラブコール」です。
すとぷりBL さところ注意⚠️
地雷さん回れ右 見るのは自己責任
⚠️ご本人様には関係ありません
両片想い設定
ころんくん視点
いつも通りの、騒がしい楽屋。
画面の中ではあんなに賑やかに笑い合っているのに、ふとした瞬間に目が合うと、心臓が痛い。
「ねぇ、さとみくん。今のボケ、面白かったでしょ?」
おどけて見せるのは、この気持ちを「友情」という箱に閉じ込めておくため。
優しく頭を撫でてくれるその手が、自分だけのものであればいいのに、なんて。
そんなの、言えるわけないじゃん。
さとみくん視点
「ころん、お前さ……」
言いかけて、言葉を飲み込む。
他の誰かと楽しそうに笑うあいつの後ろ姿を見るたびに、胸の奥がチリチリと焼けるような感覚がする。
誰よりも近くにいるはずなのに、あと一歩が踏み出せない。
壊したくないのは、今の関係か、それとも自分自身のプライドか。
「……いや、なんでもねーよ。次、ゲーム行くぞ」
差し出した手に触れる一瞬の熱だけに、俺は今日も縋っている。
ころんくん視点
「……あ、今の絶対無視したでしょ!さとみくんのバカ!」
いつものように、僕はわざと声を張り上げて唇を尖らせる。
さとみくんは「はいはい、うるせーよ」なんて言いながら、少しだけ口角を上げて、僕の頭を雑に、でも温かく撫でた。
その手の感触が、頭頂部から全身に熱として広がっていく。
嫌だ。こんなの、ただのメンバーに対する態度だってわかってるのに。
「あーあ、さとみくんが冷たいから、僕もう帰る!お疲れ様でしたー!」
感情が顔に出る前に、僕は慌てて荷物を掴んで立ち上がった。
「おい、ころん。送って……」というさとみくんの声を背中で遮って、逃げるように楽屋を飛び出す。
外はすっかり日が落ちていて、冬の夜風が火照った頬を冷やしていく。
駅までの道、街灯の下を一人で歩きながら、僕はさっき撫でられた場所をそっと手で触れた。
「……バカは、僕の方じゃん」
あんなに近くにいるのに。
世界中の誰よりも、僕が君を一番好きだなんて。
そんなこと、この夜の闇にしか吐き出せない。
もし、このまま気持ちを隠し通せなくなったら。
その時、僕の隣に君はいてくれる?
それとも、今の「相棒」という居場所さえ、失ってしまうのかな。
冷たい空気を吸い込むと、胸の奥がまた、ツンと痛んだ。