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さいこーう!!!!!(近所迷惑)
道枝side
あの後、長尾をおんぶした丈くんが戻ってきて、はやめに休むように、とマネさんの車で家へと送られていった。
俺たちもそれぞれ帰ることになった。
明日のラジオはやるそう。
長尾も、自分からやるといったらしく、少しほっとした。
でも大丈夫だろうか。気まずいトークになったりして、道長不仲説が炎上したりしたら…あぁ、どーしよ!
プルルル
誰やろ…あ、康二くん…
『大吾から聞いたで。大丈夫か?』
駿「…はい。あ、いや…大丈夫やないです」
『謙杜と、あれからどう?』
駿「ダメ、です」
『…そーいや聞いてへんかったけどさ。なんでそうなったん?』
駿「えっ?」
『原因』
俺が、康二くんの話をしてから…。
なんて言えるか!
駿「それは…」
『無理に言わんくてもええけどさ、オレも心配やし』
駿「…ごめんなさい」
康二くんにも迷惑かけて、メンバーにも心配かけて、俺どうしようもないやつや…。
『なんで謝るん…』
駿「ごっごめんなさい…っ泣」
『…泣いとる?』
駿「ないて、ません、ぐずっ」
ダメや…好きなひとにこんな恥ずかしいところ見せられへん。
駿「ごめんなさいお忙しいのに。俺のことは大丈夫やから、気にしないでください。ほな…切るで」
『あっ、ちょっ…』
もう、やめよう。
これ以上迷惑かけられひん。
涙を拭って、家へ向かった。