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結@た に ぎ し 。
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物語に事実関係はございません。ご本人様には一切関係のないものですのでご本人様にご迷惑がかかるような発言はお控えください。
個人の範囲で楽しんで頂ければ幸いです。
🤍❤️になります。地雷さんは🔙お願い致します。
あらすじ
とあるテレビ番組で大負けした曽野舜太。罰ゲームは正体不明の薬を飲むこと。飲んだ直後は特に何も起きなかったが恋人、山中柔太朗が待つ家へと帰る道中にある異変が身体に起こる。そんな舜太を見た柔太朗の反応は?
【舜太side】
司「今回の敗者は曽野舜太さん!!… ということで曽野さんには罰ゲームとしてこの正体不明の薬を飲み干していただきます!!」
「ええ~!?! 最悪やぁ… 怖すぎません?!」
とあるテレビ番組で大負けした俺。罰ゲームよく分からない正体不明の薬を飲むこと。正体不明って何やねん…
とはいえテレビ番組で命に関わるような危ない薬は飲ませないだろう。若干の恐怖は感じつつも大丈夫だろうと思っていた。
司「それではどうぞ!!!」
「うわぁ、まじでいややわぁ….ふう… いきます!」
「うぉええええ………………………………まっっっっず!!!」
薬を飲み干し、オーバーリアクションをすれば観客から笑いが起きる。とは言えちゃんと不味い。
結構不味い。甘ったるいような気がするのに苦さも感じるよく分からない味だ。あとでお茶飲も…
収録が無事に終わり自分の楽屋に戻る。さっきの薬の後味がまだ口に残っていて気持ちが悪い。お茶を飲んで口直しをしてものこっているというしぶとさ。
はぁ… 早く柔に会いたい。
疲労がたまった俺は愛する柔がいる家へと帰るために早々に楽屋をあとにした。
すっかり暗くなった帰り道。柔と話しながら帰る道はいくら長くても短く感じるのに1人で帰る夜道はなんとつまらないのだろうか。
とにかく早く柔に会いたい一心で足を動かす。
半分くらいまで来ただろうか。あとちょっとなどと考えながら足早に歩いていたら急にどくん、と心臓が大きく波打ったような感覚に襲われた。思わずシャツを掴み前屈みになる。気のせいかと思ったがどくん、どくん、と鼓動は段々と早まり息が上がってきた。何だか身体が熱いような気もする。外は夜風が吹いていて涼しいはずなのに。
「ぅ…ッ、はぁ… じゅうッ…」
早く柔の待つ家まで帰えりたいのに。高速で波打つ鼓動と荒い呼吸、身体は風邪を引いた時のように熱く、身体が鉛のように重くて足が遅くなる。
「ッ… はぁ、家ッ、じゅう…ッ、」
やっとの思いで家が視界に入るところまで辿り着いた。あと数メートルで柔に会える。身体を引きずるようにして最後の力を振り絞った。
_ _ _ _ _
【柔太朗side】
舜太の帰りが遅い。今日はテレビ番組の収録に行っているがそろそろ帰ってきてもおかしくはない時間だ。やっぱり迎えに行ったほうが良かったかな… などと考えているとちょうどガチャと玄関のドアが開く音がした。
「舜おかえり! 遅かったね………え”?!」
舜太の帰宅が嬉しくて思わず玄関まで出迎えると顔を真っ赤にして荒い息をしている舜太が玄関に倒れ込んでいた。
「え、ちょっ舜?! どうしたの?!」
「んッ、はあッ… じゅうッ、」
「舜!大丈夫?! 何があったの」
苦しそうに俺の名前を呼ぶ舜太に慌てて駆け寄る。喋るのもきつそうだ。
「んッああッ、はやくっはやくさわってぇっ…」
そう言って俺の手を取り自分の体に巻き付ける舜太。舜太の様子が明らかにおかしい。
「舜、何があったの? ちゃんと説明して」
「ん… わからへんっ、くすりのんだ… けどッ」
薬?何の話だろうか。まだ舜太の言っていることがよく理解できない。
「薬ってどういうこと? 何の薬?」
「んぁ゙、きょう… しゅうろく… ばつげーむのくすり… よくわからんやつッ、はぁ… しょうたいふめいの… ふぅ゙ッ」
舜太の言った言葉を並べると今日の収録の罰ゲームで正体不明のよく分からない薬を飲まされた、 ということになる。正体不明ってどういうことだ
しきりに舜太が触って触ってというのもおかしい。試しに指で身体をなぞってみると
「んぁあ?! んッふぅ… ぁ゙あ、んッ」
普段なぞっただけでは出ないはずの声をあげて身体をくねらせた。敏感になっているのは確実だろう。
… まさか、媚薬、? いやさすがにないか。そもそも本当にそんなものが存在するのかは定かではない。
でもそういう類の薬だった可能性はある。
「ん… じゅうッ、じゅう…」
「ん、ねぇッ、じゅう… きす、してっ、!」
やばい。
この薬が何なのかまだ分かってないのに。もしかしたら危ない薬かもしれないのに。いつもと違う様子の舜太に欲望が抑えきれない。何度も俺の名前を呼んで俺を求めているのが堪らない。
「ッ… はぁ、舜こっち向いて」
「んふぅ゙…んぁ゙あ、んんッ.. ふ、」
結局我慢できずに深い口づけを落とすと甘い声を漏らしてびくびく身体を痙攣させている。
「んッ….. じゅう、!もっともっとぉ…..!」
こんなに素直に続きを求めてくる舜太はめずらしく、理性が持たない。
…止まれない。
「ねぇ舜? こんなんで感じてんの?」
「んや”あッ、!? みみっ、やらッ… ぁ゙ッ」
口を耳元に寄せて囁きながら舜太の背中を上から下へ指でなぞれば大きく腰を反らして甲高い声があがる。
耳は元々弱かったけどこんなに反応するほどではなかったはずだ。
このまま噛んだら、舐めたら、どうなるのか好奇心が抑えきれずに耳を甘噛してみる。
「ああッ?! んああッ?!や”ッ、ぅ゙あッ、!」
舜太はもはやなにが起こっているのか理解していなさそうだ。次から次へと与えられる快楽に脳が追いつかず、俺を引き離そうと押し返してくるが力が入らないのかその手に意味はない。
「舜?なんで今日こんなに敏感になっちゃったの?」
「んぁ゙、/… じゅうッ、きもち、… んはぁ」
びくびくと身体を震わせ、ひたすらに甘い声をあげていた舜太はそこで限界がきたのか急に気を失ってしまった。
_ _ _ _ _
ベッドですやすやと眠る舜太にひとまず安心する。舜太が気絶したときは本当に焦ったがただ寝ているだけのようでほっとした。
舜太が言う”薬”とは一体何なのだろうか。舜太のこんな姿を見たのは初めてだ。現場にいなかった以上どういう状況だったのかが理解しきれない。まあその薬とやらが関係していることは間違いないだろう。
いつもは反抗してくるくせに今日はやけに素直に続きを求めてくる舜太が新鮮で愛おしくて理性を保つのが本当にきつかった。
でも冷静になって考えるともしこの状態になるのが外だったら? この薬を飲ませた人物の意図は? 相当まずい状況だったのだと悟る。
とにかくこの薬の正体を暴かなければならない。 舜太が無事に帰ってきてくれてよかったと思う。 あの姿を見ていいのは俺だけだ。
「ん… あ、じゅう…?」
「あ、舜起きた?大丈夫?体変なところある?」
「ん?何もあらへんよ………………………………あ、/」
「じゅう… ほんまにごめん… 俺も自分でようわからんくてめっちゃ迷惑かけた… あの、忘れて…/」
「それは無理。いつもと違う舜太も可愛かったよ笑」
舜太が目覚めると体は元通りになったようだ。さっきまでのことを思い出し、顔を真っ赤にして手で覆いながら忘れてと言ってくるがそれは無理なお願いというものだ。
「ねぇ舜。どうしてあんな状態になってたの?」
「俺もよく知らんねんけど… 番組の収録で負けたのが俺だったんよ。それで罰ゲーム受けることになって、それが正体不明の薬を飲むことって言われて…。まずかったんやけどその時は特に何もなくて家に帰る途中急に鼓動が早くなって息も上がるし、とにかくすぐに柔に触ってほしくなって…!」
「そっか…。よかった、俺以外にあんな姿見られなくて。これからは迎えに行く」
「俺お預け食らって今だいぶきついんだけど」
「…好きにしたらええやん!」
蚊の鳴く様な声でボソッと許可してくれる舜太。 やっぱ素直じゃないな笑
でも薬の力なんかに頼るよりもこっちの方がよっぽどいい。
限界を迎えていた俺はちょっぴりツンデレが戻った可愛い恋人の上に覆い被さった。
_ _ _ _ _
あのあと番組に詳細は伏せて”メンバーの”舜太が大変だったらしいんですけど、という旨の問い合わせをしたところ平謝りされてちょっと拍子抜けした。
やはりあの飲み物は興奮作用があるらしい。番組スタッフで試したところ大したものでもないということで使用したらしいが効果には個人差があるようだ。
効果は1~2時間程でそこまで持続はしないそう。 ただ多かれ少なかれ体力が奪われるようで効果が大きく出た舜太は薬の効果が切れるとともに体力切れを起こしたとか。
あれから舜太の体に異常はない。相変わらず『ほんとは喜んでるくせに』、と言っても『ちゃうし!』、としか言わない。まぁ身体が物語っているからいいのだが。
….でも前よりもほんの少しだけ素直になったような気もする。
_ _ _ _ _
【舜太side】
普段から余裕たっぷりな柔に対して自分だけ恥ずかしがっているのがバレたくなくてついつい思っていることと逆のことを言いがちだがなんか柔にはそれすらもお見通しな気はする。
それでもいつも反抗したいわけじゃない。なれるものなら素直でかわいくいたい。強がるせいで柔に嫌われたら、と思うと耐えられない。
でも薬のおかげで前よりもほんの少しだけ素直になれた気がするのだ。
あれは俺に必要なものだったのかもしれない。
__薬と本音 完
いかがでしたでしょうか! 罰ゲームは災難でしたがおかげでちょっと素直になれた舜太くんと素直じゃないところも含めて普段から舜太くんを愛している一枚上手な柔太朗くんのお話でした。
最近うまく物語の保存ができなくてキレそうです笑笑
次のお話でもお会いできたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🎶
コメント
1件
読了したわ~!第12話「薬と本音」、めっちゃ良かった🔥 罰ゲームでまさかの薬を飲まされて、帰り道で急に効き始めたときの舜太の焦りと、玄関先での「さわって」がもう…!普段ツンデレな彼があそこまで素直になるのは新鮮すぎて震えたわ。柔太朗も理性と欲望の狭間で葛藤してたけど、最終的にはちゃんと舜太を大事にしてて、そのギャップにやられた。 最後の「俺はこんな舜太も愛してる」感が最高で、薬がきっかけでちょっと素直になれたっていう着地も納得。ヌシさんのバランス感覚好きよ~😊