テラーノベル
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Part2
コウスキ
ピンポーン
ko「お、来たかな?」
お互い配信を終え、GWということもあり今日は一緒に家で飲んだりゲームをしたり
満喫するつもりだ
su「お疲れーすっ 遊びましょ〜!」
ko「静かにw ほら入って」
久しぶりにスキマの匂いを感じる
いつも何気ない白黒の日々に突然鮮やかな色が溶け込んでくる。もうとっくに夜だしスキマの手が冷たい
su「寒ぃ、なあ暖房付けてる?」
ko「そんなにか?付けてやるから座れ」
カシュッ
缶ビールをあけて、乾杯をし、
スマブラで遊んだりして
ダラダラと時間を過ごす。
・・・
su「おい!その技使うのはセコいっ!」
ko「スマブラでも弱いと思うなよ?w」
su「もぅ”!ぜってえ勝つッ!」
お酒が弱いのに 耳が真っ赤になりながらも
俺に勝つために必死 子供と遊んでるみたいで、つい手を抜いてしまいそうになる。
ko「ほんとに勝つ気あるべ?w」
su「あるって”の”ッ!!」
酔ってるからなのか、いつも聞き慣れてるスキマの怒鳴ったがなり声ですらつい可愛く感じてしまう。襲いたい気持ちと耐えなきゃいけないという気持ちが半々でおかしくなる。
ko「なあ、スキマ…」
プルルルルルル📞
su「ん、電話なってるッスよコウちゃん」
ko「え、あうん。」
・・・
なんだよこんな時に せっかくいい感じの雰囲気だったのに 急いでスキマの所から離れて電話に出る。
ko「なんだよ、」
lio「あ〜コウch?今から撮影できる?」
ko「え、あー、今は、」
lio「いいやろ?どうせ1人やったんやし」
リオラからの撮影の誘いは意外とめんどくさく、だからといって断る理由も見当たらない 今誰かといるなんて言えるわけもなく、
ko「分かった分かった、するよ撮影」
lio「うぃー じゃキルハ達も呼んでくるわ」
言ってしまった、せっかくスキマとの特別な時間が、この事を言ったらショック受けて帰るだろうか…?
su「コウちゃん?」
ko「ごめん、スキマ、リオラに撮影呼ばれたからする事になってしまった」
su「あー、オッケーっす。」
一瞬寂しそうな顔をして さっきまで楽しかった空間も今ではすっかり気まずい空気。
泊まってほしいなんて言えねえし
あのリオラのやつ……
su「……撮影終わるまで、待ってていいッスか??」
ko「え、でも結構かかるべ?」
su「今日は、ちょっと一緒にいたいっす」
普段そんなこと言わないはずのスキマからその言葉に不覚にもキュンとしてしまった
スキマのためにも早く撮影をすますしかない
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